【整備事例】改修に合わせ、学校の全面的なバリアフリー化を行った事例
東京都北区立飛鳥中学校(改修事例)
北区立飛鳥中学校は、令和4年に機能的で使いやすい地域拠点として、学校のリノベーションを行いました。既存校舎の全面的な改修時に合わせてバリアフリー化を推進したことにより、配慮が必要な生徒も一緒に学校生活を過ごせる環境を実現しています。- 生徒数
- 321人(令和7年度)
- 構造
- RC、一部S造
- 竣工年
- 昭和42年等
- 改修年
- 令和4年
- 工期
- 1年3か月
- 費用
- 約23億円
- 使用した補助制度
- 学校施設環境改善交付金
(1)アプローチ・昇降口
- 校門や東門(通用門)から昇降口などそれぞれのアプローチの段差を解消した。
- 改修後の昇降口は、上靴を使用しない一足制とし、昇降口は靴箱がなく出入口から段差の無い仕様としている。
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改修前
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改修後
(2)廊下
- 校舎と屋内運動場をつなぐ渡り廊下にあった段差を解消した。
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改修前
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改修後
(3)エレベーター
- エレベーター棟の増築は行わず、空き教室や倉庫をエレベーターシャフトとして整備した。
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改修前
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改修後
(4)トイレ
- 体育館への避難を考慮し、オストメイト用設備などを有するバリアフリートイレを校舎1階の体育館側に整備した。
- 車いす使用者用トイレは各階に男女別に設置した。
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改修前
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改修後 バリアフリートイレ
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改修後 車いす使用者用トイレ
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改修後 車いす使用者用トイレのサイン
(5)体育館・屋外運動場
【体育館】- 体育館へのアプローチにスロープを設け、段差無しでアクセスすることができるようにした。
- 保健室を体育館に隣接させ、段差無しでアプローチできる計画とすることで、平常時の教育活動においても避難時においても一体的な運用ができるようにした。また、救急車の搬送などにも支障なく対応できる計画とした。
- 災害時に避難所として利用することを想定し、マンホールトイレは、体育館から段差なく利用できる計画とした。
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体育館へのアクセス
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マンホールトイレ(バリアフリー仕様のトイレを設置できるよう、 1か所のみマンホールの間隔を広くとっている)
- グラウンドは砂塵対策として芝生となっている。
- グラウンドの芝生は、砂入りで、毛足の短い縮毛の人工芝(人工芝の長さ18ミリメートル・珪砂の厚さ10ミリメートル)を採用しており、車いす使用者から移動しやすいという声がある。
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屋外運動場の様子
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平面図
