木材は、建築物の部材として、柔らかで温かみのある感触を与えたり、室内の湿度変化を緩和させ快適性を高めるなどの優れた性質があると言われており、学校施設への木材活用は、豊かな教育環境づくりを進める上で大きな効果が期待できます。しかし、木材の活用にあたっては、建築コスト、維持管理の手間、防火上の対策などへの懸念の声が聞かれ、地方公共団体としての木材利用推進体制の充実や地域材の供給・流通システムなども課題となっています。
文部科学省では、背景で挙げたような課題を解決するための一助となるよう、木材活用に関する施策やCLTなどの新たな建材の説明、専門家による特別講演、地方公共団体の取組紹介、木材学校施設の具体的な事例紹介等を通じて、地方公共団体や木材関連企業、設計者等のみなさまによる、木材を活用した学校施設づくりの取組を支援しています。
■山梨会場
令和7年10月9日(木曜日) 13時30分~17時15分 (講習会・定員60名)
令和7年10月10日(金曜日) 8時50分~12時10分 (学校視察・定員60名)
【開催場所】山梨県立やまなし地域づくり交流センター
【講演者】学識経験者、設計者、行政担当者(文部科学省、林野庁、国土交通省)等
【視察校】身延町立身延中学校
■青森会場
令和7年10月30日(木曜日)13時30分~17時15分 (講習会・定員60名)
令和7年10月31日(金曜日) 9時35分~11時25分 (学校視察・定員60名)
【開催場所】ユートリー
【講演者】学識経験者、設計者、行政担当者(文部科学省、林野庁、国土交通省)等
【視察校】六戸町立義務教育学校六戸学園
主催:文部科学省 後援:国土交通省 林野庁
受講料は無料です(講習会または学校視察のみの参加も可能です)。
受講者の旅費及び宿泊費等は、個人負担となりますが、学校施設視察へはバス(無料)でご案内します。
受講者は公共交通機関で会場にお越しください。
環境施設企画係
電話番号:03-5253-4111(内線2288)