多様な財源を活用した国立大学法人等施設整備の手引き作成に関する検討会(第4回会議議事要旨)

1.日時

平成22年11月8日(月曜日)15時00分~18時00分

2.場所

文教施設企画部会議室

3.出席者

前田主査、齋藤委員、佐藤委員、水田委員、吉村委員

(文部科学省)

岡技術参事官、山下計画課長、藤井整備計画室長、今野計画課専門官、他1名

4.議事要旨

  • 東京工業大学から、留学生宿舎の借用事例について、ヒアリングを行った。
  • 前回会議における意見を踏まえ修正した手引き(案)について、事務局より説明の後、審議を行った。
  • 主な意見は以下のとおり。

(第2章関係)

  • リスクに関する記載については、2)実施方法の検討から1)事業内容の検討に移行してはどうか。
  • 「収支計画、資金計画」については、中期計画・年度計画に記載されていないものを指しているように見えるので、伝えたいことを明確にする工夫が必要ではないか。
  • 「アドバイザリー業務の委託」については、全ての事業を対象としているような記載になっているので、どういった場合にアドバイザリー業務の委託が有効となるのかを記載することが必要ではないか。
  • 多用な財源を活用した整備の推進を図るためには、知識や経験を伝承する場を設けることも重要ではないか。また、参考資料の取得や関係法令の確認のための手段を提示することも重要ではないか。
  • 「公募型プロポーザル、企画競争等」は、用語の整理が必要ではないか。
  • 最終的な事業者の決定は、発注者に説明責任があることに留意することが重要ではないか。
  • SPCの必要性は加筆が必要ではないか。また、注釈にPFIのガイドライン等を示しているが、その取り扱いについて留意が必要ではないか。

(第3章関係)

  • スペースチャージに関する記述を削除しているが、工夫して記載してはどうか。

(第4章関係)

  • 民間施設を借用する場合の検討課題として、信用力のある民間企業の選定という記述を追記してはどうか。
  • 整備のイメージの図を、もう少し見やすいように見開きにする等の工夫ができないか。

(参考資料)

  • 国立大学法人法第22条(業務の範囲等)を記載してはどうか。

お問合せ先

大臣官房文教施設企画・防災部計画課整備計画室

電話番号:03-5253-4111(2612)

-- 登録:平成23年05月 --