「第5次国立大学法人等施設整備5か年計画」の公表について

経緯

○ 国立大学等の施設は、教育研究活動の基盤であり、その施設の整備充実を図っていくことは我が国の未来を拓き、成長・発展へと導くものであることから、これまで4次にわたり、科学技術基本計画を受けて国立大学法人等施設整備5か年計画を策定し、重点的・計画的な整備を推進している。
○ 令和3年3月26 日に閣議決定された第６期科学技術・イノベーション基本計画において、共創の拠点を目指し、国が国立大学法人等の施設整備計画を策定し、継続的な支援を行うこととされため、有識者会議の報告※を踏まえ「第5次国立大学法人等施設整備5か年計画」を策定した。
※「次期国立大学法人等施設整備計画策定に向けた最終報告」（令和2年12月 今後の国立大学法人等施設の整備充実に関する調査研究協力者会議）
○ なお、計画策定に当たり、本年3月5日に計画案を公表し、3月14日を期限として、広く意見募集したところ、5件の意見が提出され、提出された意見を検討し、一部反映を行った。【別添】

第5次5か年計画のポイント

○ 国立大学等が「共創」の拠点としての役割を果たすためには、キャンパス全体を「イノベーション・コモンズ」へと転換していくことが必要である。
○ ポストコロナ社会を見据え、オンラインと対面の双方のメリットをいかしたハイブ リッドな教育研究に対応できるキャンパスの実現を目指すことが重要である。
○ 効率的な施設整備により老朽改善整備の加速化とともに新たなニーズに対応した機能強化を図る。
○ 5年間の老朽改善等の整備目標は860万㎡（所要額 約1兆500億円）。

計画期間

○ 令和3年～7年度　※第6期科学技術・イノベーション基本計画と同じ

添付資料

• 第5次国立大学法人等施設整備5か年計画（概要） (PDF:2.3MB)
• 第5次国立大学法人等施設整備5か年計画（本文） (PDF:172KB)
• 【別添】「第5次国立大学法人等施設整備5か年計画（案）」に関するパブリックコメント（意見募集手続）の結果について (PDF:118KB)

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