第7回インフラメンテナンス大賞の受賞者の決定!

文部科学省は、総務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省とともに、インフラメンテナンスの優れた取組・技術開発を表彰する「第7回インフラメンテナンス大賞」を実施しています。
この度、文教施設分野の特別賞の受賞者が決定されましたのでお知らせします。

1.概要

 インフラメンテナンス大賞は、日本国内のインフラのメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的に、平成28年度より実施するものです。

2.受賞結果

 「第7回インフラメンテナンス大賞」は、令和5年4月25日から同年6月30日までの募集期間に317件の応募が寄せられました。
 有識者による選考委員会(委員長:家田仁 政策研究大学院大学 特別教授)の審査を経て、文教施設分野について、特別賞及び優秀賞が以下のとおり決定されました。
 

特別賞

応募者

国立大学法人東北大学施設部

応募案件名

老朽化した大学施設のNearlyZEB長寿命化改修による再生整備 

概要

 本取組は、老朽化した厚生会館(経年46年)及び図書館(経年36年)をNearly ZEBへと長寿命化改修し再生整備を行ったものである。「ナレッジ・コリドー」と命名した渡り廊下を増築し、2棟間の移動の快適性を担保するとともに、2棟を連結させ相乗的な機能強化を図ることで、キャンパスのイノベーション・コモンズ化に資する施設整備を企図した。令和3年7月に宣言した2040年度のカーボンニュートラルの実現を目指す「東北大学Green GoalsInitiative」に基づき、仙台の気候に対応した、国内でも例の少ない「改修によるNearly ZEB」を達成した。 

3.表彰式について

 第7回インフラメンテナンス大賞表彰式の詳細については、以下のURL(国土交通省のホームページ)を参照して下さい。

(文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部 施設企画課 施設マネジメント係)