学校施設の天井等非構造部材の耐震対策先導的開発事業

 学校施設は、児童生徒等の活動の場であるとともに非常災害時には地域の防災拠点にもなるため、その安全性の確保は極めて重要です。
  平成23年3月に発生した東日本大震災では屋内運動場の天井材が全面的に崩落するなど非構造部材に大きな被害が生じたことから、文部科学省では天井等落下防止対策のための「手引」や非構造部材の点検のための「ガイドブック」を作成し、天井をはじめとした非構造部材の耐震対策を推進しています。
  本先導的開発事業では、建築士等の専門家を含めた実施体制のもと、学校施設の非構造部材の詳細な点検を行うとともに、対策手法の検討や点検・対策を進める場合の技術的な留意点の整理等を行い、その成果を全国に発信することで、非構造部材の耐震対策の加速化を図っていくことを目的としています。
  各学校設置者においては、点検の手法等を示した手引やガイドブックと合わせて、本先導的開発事業の成果を活用することにより、天井等非構造部材の耐震対策が一層推進されることを期待します。

学校施設の天井等非構造部材の耐震対策先導的開発事業の成果

参考

お問合せ先

大臣官房文教施設企画・防災部参事官(施設防災担当)付

施設防災企画係
電話番号:03-5253-4111(代表)(内線3184)、03-6734-2235(直通)

(大臣官房文教施設企画・防災部参事官(施設防災担当)付)