南極地域観測事業

評価担当分担表(案)

「総合科学技術会議が実施した大規模新規研究開発の評価のフォローアップ結果」において指摘された事項等

(1)指摘事項への対応状況

【1】 観測計画立案の視点とその公開性・国際性について
  →指摘事項に沿った対応が図られている。

【2】 推進・支援体制の改革や整備について
  →指摘事項に沿って対応している。

【3】 将来に向けた輸送体制について
  →指摘事項に対応して事業を実施しているといえる。
しかしながら、航空機輸送における問題点、難点を踏まえつつも、将来に向けた、安全かつ効率的な輸送体制の確立に一層の検討と積極的な展開が望まれる。

【4】 情報の発信について
  →指摘事項に対応している。

(2)その他の事項

  • 後継船の建造とヘリコプター後継機の製造のために経費削減を図っている。

→以上のことから、南極地域観測事業については、概ね指摘事項に沿った対応が図られていると判断するが、以下の点については、今後も対応が必要である。
【1】将来の輸送体制の効率化に向けた検討の継続

《その他確認すべき事項》

南極地域観測事業の推進・実施体制の適確性

  • 総合科学技術会議の事前評価の指摘を踏まえ新たに設置された「観測事業計画検討委員会」、「外部評価委員会」の構成・活動内容を含めた事業全体のマネジメント体制
  • 観測実施機関の役割分担と連携

南極地域観測事業の継続の意義と今後の発展性

  • 科学的な貢献
     第1期から第7期までの期別の【1】研究観測及び【2】定常観測についての具体的な学術成果(論文数及び主要な成果とこれに係る国際比較)と第7期における目標の達成状況等
  • 国際的な意義
     他国の観測と比較した場合の我が国の観測の位置、特徴及び優位性等
  • 我が国の地球観測上の位置付け
     衛星の活用等他の観測技術との補完関係を含めた我が国の地球観測全体における位置付け、必要性等
  • 取組みを強化または見直すべき観測
  • 運営経費の合理的な使途の観点等から改善すべき事項

お問合せ先

研究開発局海洋地球課

極域研究振興係
電話番号:03-5253-4111(内線4144)、03-6734-4144(直通)

-- 登録:平成25年01月 --