「審査区分表」について

○科研費は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる学術研究(研究者の自由な発想に基づく研究)を対象とした競争的研究費であり、研究者は、自らの研究計画の内容に照らして審査を希望する区分を選択することができます。

○科研費の「審査区分表」は、平成30(2018)年に、これまでの「系・分野・分科・細目表」を廃止し、全体的に大括り化し、新たに策定されたものであり、基盤研究等の審査希望分野の分類表として厳正かつ効率的な審査を実施する上で重要な役割を担っており、現在、306の小区分、65の中区分、11の大区分で構成されています。

○審査区分は、学問分野の体系化を趣旨としたものでも、大学の学科・専攻や学会の分野などに基づくものでもなく、また固定化されたものでもありません。

○「審査区分表」の導入により、応募者にはこれまでより広い審査区分に対応した研究計画調書の作成を、審査委員にはより広い視野に立ち研究計画調書の内容に沿った学術的価値の審査を求めることで、研究者の意識改革を促し、学問的視野を広げ、当該研究の発展に資することを目指しています。

※「科学研究費助成事業 審査区分表」 (※日本学術振興会のHPへリンク)

令和5(2023)年度科学研究費助成事業の公募から適用する「審査区分表」について

令和5(2023)年度科学研究費助成事業(科研費)の公募から適用する「審査区分表(内容の例)」等に関する意見募集について(令和3年8月6日~9月5日)※意見募集は終了しました

令和5(2023)年度科学研究費助成事業(科研費)の公募から適用する「審査区分表」の決定について

お問合せ先

研究振興局学術研究推進課

研究費総括係
電話番号:03-5253-4111(内線4091)
メールアドレス:gakjokik@mext.go.jp