別紙
特定非営利活動法人国際交流の会とよなか
日時 | 学習内容 | 講師 | 出席数 | |||||
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1 | 10月23日 10:00~12:00 |
(1)ニーズ調査:(参加一人一人がこの講座に何を求めているのかを話す)
ⅰ.病院,買い物などの日本の日常生活の中で今まで重ねてきた経験を踏まえて,後輩がいずれ使えるようなサバイバルキットを母国語で作ること。 ⅱ.漢字の勉強 ⅲ.リスニングの練習 |
サマンティカ 藤本 和栄 (田坂百合子) (神野美和子) |
13名 | ||||
2 | 10月30日 10:00~12:00 |
(1)サバイバルきキットの作成―病院(主に小児科,産婦人科)で使われる表現や,書類の難しい漢字を確認し,日本語の意味を調べる。その表現などの母国語の訳を各自で宿題としてつけることになった。 (2)漢字の勉強 (3)リスニング―日本語検定能力試験2級の模擬テスト |
サマンティカ 藤本 和栄 (田坂百合子) (神野美和子) |
13名 | ||||
3 | 11月5日 14:00~16:00 |
(1) 漢字の勉強
漢字テスト,読み方練習 読解からテーマを引き出し各自で意見を言う,読解から新しい文法を紹介する。 (2) リスニング―日本語能力検定試験2級の模擬テスト |
サマンティカ 藤本 和栄 (田坂百合子) (神野美和子) |
14名 | ||||
4 | 11月12日 14:00~16:00 |
(1) 漢字の勉強
漢字テスト,読み方練習 読解 読解からテーマを引き出し各自で意見を言う,読解から新しい文法を紹介する。 (2) リスニング―日本語能力検定試験2級の模擬テスト |
サマンティカ 藤本 和栄 (田坂百合子) (神野美和子) |
13名 | ||||
5 | 11月19日 14:00~16:00 |
(1)漢字の勉強 読解から新しいテーマを引き出し新しい文法を紹介する。 |
サマンティカ 藤本 和栄 (田坂・神野) |
12名 | ||||
6 | 11月26日 14:00~16:00 |
*漢字テスト,読み方練習 *読解からテーマを引き出し各自で意見を言う。 *俳句の理解とそこからのテーマで話す。 |
サマンティカ (田坂百合子) (神野美和子) |
15名 | ||||
7 | 12月3日 14:00~16:00 |
(1)漢字の勉強 (2)読解 日本語能力試験2級レベルの文法 (3)俳句の勉強 |
サマンティカ 藤本 和栄 (田坂百合子) (神野美和子) |
12名 | ||||
8 | 12月17日 14:00~16:00 |
(1)漢字の教え方を勉強 (2)読解の教え方テクニックについて |
サマンティカ 藤本 和栄 (田坂百合子) (榎本一郎) |
12名 | ||||
9 | 1月15日 10:00~12:00 |
*生活用語の練習と教え方について *漢字読解 *聴解1/2級 |
岡田勝美 (榎本一郎) (田坂百合子) |
12名 | ||||
10 | 1月22日 10:00~12:00 |
金スヒョンさんが作ってきた問題集で指導。講師の岡田氏がアドバイス *漢字読解 *聴解1/2級 |
岡田勝美 (榎本一郎) (田坂) |
12名 | ||||
11 | 1月29日 10:00~12:00 |
生活に必要な各種費用料金とその表現
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岡田勝美 (榎本一郎) (田坂・葛西) |
12名 | ||||
12 | 2月5日 10:00~12:00 |
日本語指導テクニックを学ぶ。 金スヒョンと石井ナリンが講師役になり実践。正講師の岡田がアドバイス 天候・気候に関する用語をどう教えるか? |
岡田勝美 (榎本一郎) (田坂百合子) |
11名 | ||||
13 | 2月12日 10:00~12:00 |
受講者の石井・金が講師役になり,読解の教え方実践 | 岡田勝美,サマンティカ(榎本・葛西・神野) | 12名 | ||||
14 | 2月19日 10:00~12:00 |
受講者の金が講師役になり,読解の教え方実践 | 岡田勝美・サマンティカ(榎本・神野・葛西・石墨) | 12名 | ||||
15 | 2月26日 10:00~12:00 (12:00~14:00 委員会と合同) |
* 岡田洋平先生の「音声学から日本語指導の留意点」について」
* サマンティカ,藤本和栄からの総評
* 今後の活動について 石墨・葛西
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岡田祥平 サマンティカ (神野・榎本) (委員会から藤本 和栄・葛西・石墨) |
12名 |
日本語検定1級保持者 2名 2級 2名 3級 4名 3級を目指す人 4名 と日本語レベルがそろっていなかったため,日本語教師が受験生の不得意なところを指導。
このため,レベルに分かれて進める必要もでて,最初の5回は講師を2名にして実施した。
後半は,受講生を教師役にして教え方の実習をした。
また,インドネシア人が5名降おり,来日当初困ったこと・どんな日本語が必要か?話し合った時,病院の問診票のインドネシア語版を作ったら,新しく来日する同国人にとって,大変役立つと言うことで,インドネシア語訳を作り,当会が受託している豊中市役所の外国人相談窓口に置くようにした。また,幼児をつれた母親が主体で,毎回3~5名の子どもをつれて参加したため,運用補助者が必要で,補助者は講座の補助だけでなく,保育を担当せざるを得なかった。
2級読解問題集・漢字の演習などを中心に,今まできちんと理解できていなかった,日本語の使い方などを勉強。
教え方の実演とアドバイス
ジェニア ・・大変勉強になったので,もっと続けてほしい。仕事につけるようになりたい。(近日中に仕事の面接に行く予定)
ヤユ ・・・・・ちょっと難しかったが,大変役に立った。(英語教師として活躍予定)
スーヒョン ・1級を持っていたが,教える自信はなかったけれど,今回初めて教えて,とても良い勉強になった。
イラ ・・・・・・とても良い勉強になったので,もっと続けてほしい。
ロシ ・・・・・・いろいろ気づかなかったことを勉強できて良かった。(4月から働く予定)
インゲ ・・・・難しかったが,たくさん勉強できて良かった。(4月から働く予定)
金 ・・・・・・・いままで本ばかりで勉強していたが,会話も勉強できて良かった。
オアナ ・・・・漢字とか読解が苦手だったが,今回は勉強できて良かった。(英語講師としてグローバルとよなかで働く予定)
ナリン ・・・・日本語教えるのははじめてだったが,自分にとって良い勉強をすることが出来た。
ウイ ・・・・・・日本語を話す機会が少なかったが,みんなと話せて,自信がついた。
受講者がとても熱心に勉強してくれて,自立へのステップにしたいという,当初の目的は達成できたと思う。
もっと続けてほしいという要望が高く,これで終了できない模様。自立への道を踏み出しながらでなら,続けたいと思っている。支援から自立へのステップにはなったと思う。
年月日 | 内容 |
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2007年10月26日 (15:00~17:00) |
講座の目的を生かして,どう明確に進めていくか意見交換 受講者のニーズに合わせて,小グループに分けて実施する時間もとる。 子どもづれの受講者が3名いるため,子どもの世話をする補助者の用意が必要。 |
2007年12月27日 (15:00~17:00) |
中間報告とアドバイス 順調に進んでおり,グループの中で教えあいも出来てきている。 受講者が教える側に立つ実践も入れた方がよい・・など |
2008年2月26日 (10:00~14:00) |
講座の成果報告と今後へのアドバイス。 講座を一緒に実施し,終了後の午後は受講者と合同で,成果・今後への期待など話し合った。 ほとんどの受講者が,講座を継続してほしい。もっと実力を付けたい・など意見がでたので,委員会としても継続するもよいし,積極的に人材を活用する方向にも協力しよう。大学の研究者からは関心のある分野なので,今後も協力したいという意見がでた。 |