大学改革GPナビ-Good Practice-(第90号)

●INDEX●
◇[平成22年度 国公私立大学を通じた大学教育改革の支援事業公募説明会のお知らせ]
◇[各プログラムの公募等のお知らせ]
(1)「大学教育・学生支援推進事業(テーマA)大学教育推進プログラム」
(2)「日中韓の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業」
(3)「周産期対策のための医療環境の整備」
(4)「医師不足解消のための大学病院を活用した専門医療人材養成(周産期医療に関わる専門的スタッフの養成)」
◇[GP等選定取組の実施状況レポート(九州工業大学)]
◇[編集後記-編集部(補助金執行担当)大学改革推進室改革支援第二係 佐藤 仁美]

●[平成22年度 国公私立大学を通じた大学教育改革の支援事業公募説明会のお知らせ]●

 平成22年度に新規選定を行う、国公私立大学を通じた大学教育改革の支援事業である「大学教育・学生支援推進事業大学教育推進プログラム」、「大学生の就業力育成推進事業」、「日中韓等の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業」の公募要領等に関する説明会を開催します。 

○東京会場 4月23日(金曜日)10時30分~15時10分(開場10時00分)
『メルパルク東京』ホール〒105-8582 港区芝公園2-5-10
○大阪会場 4月27日(火曜日)10時30分~15時10分(開場10時00分)
『メルパルク大阪』ホール〒532-0003 大阪市淀川区宮原4-2-1

【タイムスケジュール】
10時30分 開会
10時40分~11時50分 「平成22年度 大学教育・学生支援推進事業 大学教育推進プログラム」公募要領及び審査要項等」について
11時50分~13時 休憩
13時~14時 「平成22年度 大学生の就業力育成支援事業」公募要領及び審査要項等について
14時~14時30分 「大学改革推進等補助金」について
14時30分~15時10分 「平成22年度 日中韓等の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業」公募要領及び審査要項等について
15時10分 閉会

 ○説明会への出席を希望される場合は、4月20日(火曜日)15時【期限厳守】までに、登録サイトの「公募説明会登録フォーム」により出席者の登録を行うようにしてください。(一大学等につき原則3名まで。)登録ができない場合は、下記の担当までご連絡ください。
(登録サイトはこちら)

○公募要領等関係資料は、文部科学省Webサイトに掲載しますのでご覧ください。
※「大学生の就業力育成支援事業」については、ただ今準備中であり、近日中にホームページに掲載する予定です。
(各プログラムのWebサイトはこちら)

○説明会会場では資料は配付されませんので、公募要領等関係資料をダウンロードし、持参してください。

○会場収容人数の関係上、極力、東日本の大学等は東京会場、西日本の大学等は大阪会場へ出席願います。

○本公募について事前に御質問がある場合は、出席者登録の際に記入願います。(説明会当日も質疑の時間を設ける予定です。)。

<出席者・質問事項登録についての問い合わせ先>
独立行政法人日本学術振興会研究事業部研究事業課
〒102-8472 東京都千代田区一番町8 一番町FSビル7階 03-3263-1105

【本件担当】
・大学教育・学生支援推進事業 大学教育推進プログラム
  大学振興課大学改革推進室(内線3319、3321)
・大学生の就業力育成支援事業
  専門教育課教育振興係(内線2992)
・日中韓等の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業
  専門教育課科学・技術教育係(内線2485、3058)

●[各プログラムの公募等のお知らせ]●

 平成22年度の国公私を通じた大学教育改革支援プログラムの公募等に関するお知らせをお届けします。
 今回は、3月末から本日(4月19日)までに公募通知を発出した4つのプログラムについてお知らせします。公募要領等の詳細については、各Webサイトをご覧ください。
 各プログラムに応募を希望する場合は、各Webサイトから公募要領等関係資料をダウンロードいただきますようお願いします。
 諸事情により関係書類をダウンロードいただくことができない場合は、各担当までご連絡ください。

■(1)「大学教育・学生支援推進事業(テーマA)大学教育推進プログラム」の公募について □
 平成22年度「大学教育・学生支援推進事業(テーマA)大学教育推進プログラム」の公募通知を4月16日(金)付けで各国公私立の大学、短期大学、高等専門学校に発出しましたのでお知らせします。
【今後の公募スケジュール】
公募通知   4月16日(金曜日)
公募説明会 4月23日(金曜日)【東京会場】 4月27日(火曜日)【大阪会場】
公募受付   5月6日(木曜日)~17日(月曜日)  
結果通知   8月上旬(予定)
(「大学教育・学生支援推進事業」のWebサイトはこちら)

 また本事業の審査・評価等を行う、独立行政法人日本学術振興会及び、独立行政法人日本学生支援機構のWebサイトもアップされましたのでご覧ください。
(日本学術振興会「大学教育推進プログラム」のWebサイトはこちら)

【本件担当】大学振興課大学改革推進室(内線3321)

■(2)「日中韓の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業」の公募について □
 平成22年度「日中韓等の大学間交流を通じた高度専門職業人育成事業」の公募通知を4月16日(金)付けで各国公私立の大学に発出しましたのでお知らせします。
【今後の公募スケジュール】
公募通知   4月16日(金曜日)
公募説明会 4月23日(金曜日)【東京会場】4月27日(火曜日)【大阪会場】
公募受付  6月3日(木曜日)~6月4日(金曜日)
結果通知  7月中旬(予定)
(公募関係Webサイトはこちら)

【本件担当】専門教育課科学・技術教育係(内線2485、3058)

■(3)「周産期対策のための医療環境の整備」の公募について □
 平成22年度「周産期対策のための医療環境整備」の公募通知を3月31日(水)付けで大学病院を有する各国公私立の大学に発出しましたのでお知らせします。
【今後の公募スケジュール】
公募通知   3月31日(水曜日)
公募期限  4月22日(木曜日)
結果通知  5月下旬(予定)
(公募関係Webサイトはこちら)(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

【本件担当】医学教育課大学病院支援室(内線2578)

■(4)「医師不足解消のための大学病院を活用した専門医療人材養成(周産期医療に関わる専門的スタッフの養成)」の公募について □
 平成22年度「医師不足解消のための大学病院を活用した専門医療人材養成(周産期医療に関わる専門的スタッフの養成)」の公募通知を3月31日(水)付けで大学病院を有する各国公私立の大学に発出しましたのでお知らせします。
【今後の公募スケジュール】
公募通知   3月31日(水曜日)
公募期限  5月11日(火曜日)
結果通知  6月下旬(予定)
(公募関係Webサイトはこちら)(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

【本件担当】医学教育課大学病院支援室(内線2578)

●[GP等選定取組の実施状況レポート(九州工業大学)]●

 GP選定取組について、編集部が直接大学等を訪問し、取組内容などのお話を伺ってきました。
 今回は、九州工業大学の教育GPの取組について紹介します。

 九州工業大学「PBLを基軸とする工学教育プログラム」(平成20年度教育GP選定取組)

 九州工業大学では、PBL(Project-Based Learning= 課題解決型学習)を基軸に据える新しい工学教育プログラムを実施しています。1年次から3年次のすべての学期においてPBL科目を必修科目としており、各科目では、1グループ5名程度のチームを構成し、解決方法が知られていないテーマに取り組みます。その過程で学生は他科目の重要性を認識し、学習動機を強くすると共に、課題解決能力、プレゼンテーション能力、論理的思考力、モデリング能力、デザイン力などを身に付けることができます。
 本取組は次の3つの内容からなっています。
(1)PBLを基軸とするカリキュラムの開発・整備
(2)教育環境・学習環境のトータルデザイン
(3)PBL 教育の運営・管理体制の整備
 上記の(2)の教育環境・学習環境として、同大学では「プロジェクトラボラトリー」を整備しています。同大学の教員をデザインディレクターとし、「不均質でゆるやかな境界をもつ空間がアイデアを生み出す」とのコンセプトの下、ディスカッションやアイディアの交換・発想が気軽にできる環境を人間工学的観点に立ってデザインしているとのことです。PBL授業のグループ学習の場ですが、授業時間外でも利用は可能で、学生の自発的な学習、創造性の涵養を促しています。
 今回、このラボラトリーを訪ねてみました。明らかに通常の講義室とは異なる空間です。靴を脱ぎ、丸いテーブルにつき、開放的なリラックスした雰囲気で、変わった形のスリッパを履き、様々な形のカラフルな椅子に座り、いつもと違う視点や環境で、普段は浮かばないような考えが生まれそうな感覚はありました。
 今後は開発・整備したPBL教育を、工学部全体へと展開し、新しい工学教育のスタンダードとして発信していきたいとのことです。今後本大学から輩出される、創造性豊かな卒業生たちの活躍が楽しみになりました。

(九州工業大学の取組はこちら)PBLを基軸とする工学教育プログラム

●[編集後記]●

◇[編集後記-編集部(補助金執行担当)大学改革推進室改革支援第二係 佐藤 仁美]
 はじめまして。この4月から補助金執行担当となりました佐藤と申します。どうぞよろしくお願いいたします。昨年度は高等教育企画課で中央教育審議会大学分科会の運営を行っていました。その関係で個別に取組内容をお伺いする機会があり、関心を寄せていましたので、このたびGP事業に携わることになり嬉しく思っています。
 今回のGPナビで紹介させていただいたとおり22年度のGP事業も、公募説明会を皮切りに本格的に始動します。優れた取組が萌芽し、広く定着してくことを願っています。

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◇文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。
 「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。

◇ご登録いただいている各大学・短期大学・高等専門学校から学内の関係部署や希望者に転送する際は、お手数ですが担当の方は、転送メールであることを示した上で転送してください。

◇GPをはじめとする「国公私を通じた大学教育改革の支援」についての質問や提言などありましたら、daikaika@mext.go.jpまでメールを送信してください。
 お送りいただくメールの件名はセキュリティの関係上、必ず「大学改革GPナビ(件名)」の形式でお願いします。
 なお、ご質問等に関しては、個別にお答えしてまいりますが、皆さま方にご紹介することが適当と思われるものなどについては、ご質問をいただいた方に確認の上、大学改革GPナビ「GPに関するQ&A」などで回答する場合もあります。

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発   行:文部科学省高等教育局大学改革推進室
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    03(5253)4111(内線:3319、3321)

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高等教育局大学振興課大学改革推進室

(高等教育局大学振興課大学改革推進室)

-- 登録:平成22年05月 --