平成19年1月
◇ | 文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。 「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。 |
◇ | 「特色ある大学教育支援プログラム」の通称を「特色GP」、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の通称を「現代GP」と言っています。 |
◇ | ご登録いただいている各大学・短期大学・高等専門学校から学内の関係部署や希望者に転送する際は、お手数ですが担当の方は、転送メールであることを示した上で転送してください。 |
◇ | 「大学改革GPナビ」の一般配信をご希望の方は以下のURLから申し込みをお願いします。 https://www.mext.go.jp/magazine/index.htm (※メールマガジンの配信についてへリンク) |
●INDEX● | |||||
◇ | [平成19年度特色GP・現代GP公募説明会申し込み受付について] | ||||
◇ | [平成19年度現代GP公募テーマ(案)について] | ||||
◇ | [レポート]
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◇ | [GPに関するQ&A] | ||||
◇ | [関連記事掲載について] | ||||
◇ | [編集後記-編集部(予算等全体調整担当)(大学改革推進室改革支援第1係長) 荒木 秀治] |
●[平成19年度特色GP・現代GP公募説明会申し込み受付について]● 各大学等に事務連絡を発送しましたが、19年度特色GP・現代GP公募要領等説明会を2月23日(金曜日)に大阪(アピオ大阪)で、2月28日(水曜日)に東京(メルパルクホール)で開催します。 申し込み受付は、2月5日(木曜日)10時開始予定です。 (申し込み等詳細はこちらから) (2月5日(月曜日)10時にWebサイト更新・受付開始予定です) http://tokushoku-gp.jp/kouhyo/forum/index.html (※特色ある大学教育支援プログラムホームページへリンク) |
●[レポート]● 高等教育に関する最新の話題などについてお届けします。 ■□(1)■□ 19年度政府予算案について(2) 前号に引き続き19年度政府予算案について紹介します。 今回は、「国公私立大学を通じた大学教育改革の支援の充実」の各プログラムの中から、大学院関係のプログラムについてお伝えします。 「知識基盤社会」においては、高度な人材の養成の中核を担う機関である大学院を世界的に魅力のあるものとしていくことが重要であり、国際的に卓越した教育研究拠点の形成と大学院教育の抜本的な強化を支援するための経費が平成19年度予算案に計上されました。
平成14年度から開始した「21世紀COEプログラム」の成果を踏まえ、その基本的な考え方を継承しつつ、さらに支援を充実し、飛躍的な発展を目指す事業であり、国際競争力のある大学づくりを推進することを目的として、国際的に卓越した教育研究拠点をより重点的に支援します。 12月27日から公募、2月14~15日に受付を行い、5月下旬の結果公表・開示を予定しています。
グローバルCOEプログラムQ&A https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/globalcoe/07010905/001.htm (※グローバルCOEプログラムへリンク) グローバルCOEプログラムQ&A(追加版) https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/globalcoe/07012403.htm (※グローバルCOEプログラムへリンク) (「グローバルCOEプログラム」のWebサイトはこちら) 文部科学省 https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/globalcoe/index.htm (※グローバルCOEプログラムへリンク) 独立行政法人日本学術振興会 http://www.jsps.go.jp/j-globalcoe/index.html (※独立行政法人日本学術振興会ホームページへリンク)
本事業は、大学院教育を抜本的に強化し、研究者のみならず、産業界をはじめ社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を養成することを目的として、大学院(修士課程、博士課程)の優れた組織的・体系的な教育の取組を重点的に支援します。 現在、具体的な実施スケジュール等について検討中ですが、3月中に公募要領を策定したいと考えています。 なお、平成19年度予算案については下記URLを参考にしてください。 (高等教育局平成19年度予算(案)主要事項の説明はこちら) https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1621884/www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/01/06122800.htm(※国立国会図書館ホームページへリンク) ![]() (※報道発表へリンク) ■□(2)■□ GP選定取組の実施状況レポート(香蘭女子短期大学) 今回は、香蘭女子短期大学の取組について編集部が訪問した際の感想などをお伝えします。 香蘭女子短期大学
この取組は、授業科目を数科目ごとに括ったユニット方式のカリキュラムを設定する、短期大学のいわゆる「地域総合科学科」を実施するものです。ファッションや情報など、テーマごとに括った科目の集合であるユニットごとに、学生個々の目的に沿って計画的に履修でき、アドバイザー制度により計画の軌道修正の相談にも対応できる、という取組を行なっているとのことでした。 質疑応答では、主に取組の成果や情報発信等についてお話を伺いました。事業としては、ユニット内の各科目の担当者を集めて意見交換をするユニット会議の開催や、他大学等の視察など、通常の活動より上乗せした活動が行われたとのことでした。 「この特色GPに選定されたこともあって全国の短大に注目されるようになり、また他の短大等にとっても励みにもなったというのが一番の成果ではないでしょうか」という言葉が、私たちにとっても励みとなりました。 (「地域総合科学科」についてはこちらから) https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tandai/04031902.htm (※短期大学についてへリンク) |
●[GPに関するQ&A]● 「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。 (Q) 18年度公募の際に行われた相談会は今年も開催されるのでしょうか? (A) 昨年大変好評いただきました、特色GP・現代GPに申請を検討している各大学・短期大学・高等専門学校を対象とした事前相談会を今年も全国数カ所で開催する方向で調整中です。 開催日時、申し込み方法等は今後事務連絡や「GPナビ」を通じてお知らせします。希望が多数の場合ご希望に添えない場合がありますので予めご了承ください。 また、ご希望に添えない場合でも大学改革推進室では随時特色GP・現代GP申請書の記入方法や公募要領等の内容についての質問等を受け付けていますので疑問点などがあれば随時ご連絡ください。 なお、各大学等からの申請内容は、申請後特色GPについては特色ある大学教育支援プログラム実施委員会、現代GPについては現代的教育ニーズ取組選定委員会において審査されるものですので、相談会等で申請前に「事前審査」等の内容のことを行うことは一切ありません。また、今後実施する相談会は、申請者の希望に応じて行うものであり、申請するための条件ではありません。 |
●[関連記事掲載について]● 「Between2007冬号」(株式会社進研アド)に「GPの広報を考える」という記事が掲載されています。 「IKUEI NEWS VOL.37(2007.1)」(財団法人電通育英会)に「大学生の新しい学びの形」として特色GP・現代GPを中心とした特集が掲載されています。 (IKUEI NEWSのリンクについてはこちら) http://www.ikuei-yoshida.or.jp/ikuei/topics/volume37/index.html (※財団法人電通育英会ホームページへリンク) 「YOZEMI JOURNAL VOL.552」(代々木ゼミナール)に「いま大学教育が変わる」という特集で特色GP・現代GP関連の記事が掲載されています。 |
●[編集後記-編集部(予算等全体調整担当)(大学改革推進室改革支援第1係長) 荒木 秀治]● 先日、北海道に行ってきました。滞在期間中、ふと見た道路に設置されている温度計は ![]() 移動するバスの車中で大学や短大の校舎や看板を見ながら、あの大学の取組の進捗状況はあれぐらいかなあとか、昨年は残念だったけれど今年は再挑戦に向け頑張っているのかなあなどとぼんやり考えていました。 現在19年度特色GP・現代GPの申請をご検討されている関係者の方も多いと思います。例年申請に向けてのお話しをお聞きしていると「学生にとってどういう教育を行い何を目指しているのか」、「取組が行き詰まった時や一定期間後どの様に組織として取組を評価したり改善するのか」、「大学の設置の理念や目的との関係はどうなのか」、「特色GPや現代GPのプログラムやテーマの趣旨・目的と今回の取組は合致しているのか」ということを表現されていないケースが割と多く見受けられます。 多くの先生方、職員の方は熱心に学生と向き合っていただいていると思います。近々発出される公募要領や審査要項等をご覧いただき、実際行っている教育の実績や計画など申請書に盛り込むべき項目が誰から見ても分かるように記載されているか、もう一度振り返っていただければ幸いです。 19年度も1件でも多くの取組と出会えることを、事務方ではありますが今から楽しみにしています。
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大学教育の充実-Good Practice- https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp.htm 大学改革GPナビ-Good Practice-バックナンバー https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05060601.htm |
-- 登録:平成21年以前 --