平成18年9月
(基調講演・パネルディスカッション・分科会は9月29日受付開始)
特色GP・現代GPをはじめとする「国公私立大学を通じた大学教育改革の支援の充実」各プログラムの合同フォーラムを来る11月12日(日曜日)、13日(月曜日)にパシフィコ横浜にて開催することとなりました。
これまでも、特色GP・現代GPは単独でフォーラムを開催し多くの方に参加いただいておりますが、今回は初の合同フォーラムとして330を超える主に18年度に選定された取組のポスターセッションに加え、基調講演、パネルディスカッションさらには各プログラム毎の分科会を開催し、大学教育改革の現状について情報発信を行います。
高等学校関係者向けの分科会も開催しますので、是非多くの方に奮ってご参加いただければと考えています。
フォーラムは各選定校が自分達の力を入れている取組についてその実践している姿を情報発信する場です。事例集やwebページとは一味違った生の声に触れることのできる貴重な機会です。
興味のある分野の取組に絞ってポスターセッションに参加したり、自分の大学のある地域以外の取組を優先してまわったりと参加者毎の活用ができるフォーラムですので、是非日頃疑問に思っている事を現場でぶつけていただき「なるほどそういうことだったのか!」あるいは「これは自分達にも応用できそうだ」という機会にしていただければと思います。
なお、ポスターセッションは入場自由ですが、分科会等は事前のご登録をいただくこととしていますので詳細は下記URLを参照してください。
受付開始は9月29日(金曜日)の予定です。
(合同フォーラム受付など詳細についてはこちら。29日までは工事中です)
8月末に平成19年度概算要求を提出しました。厳しい財政状況ではありますが、特色GP・現代GPをはじめとする「国公私立大学を通じた大学教育改革の支援の充実」として約268億円を要求しました。
「課程に応じた教育内容・方法の高度化・豊富化の充実」のひとつとして特色GPに約35億円、「現代的課題に対応できる人材養成と大学の多様な機能の展開」のひとつとして現代GPに約70億円を要求しています。
また、大学院関係では、「世界最高水準の卓越した教育研究拠点形成と大学院教育の抜本的強化」として約613億円を要求しました。このうち、「21世紀COEプログラム」の成果を踏まえ、世界的な卓越した教育研究拠点形成をより重点的に支援する「グローバルCOEプログラム」に約231億円、大学院における優れた組織的・体系的な教育の取組を支援する「大学院教育実質化推進プログラム」に約104億円を新規に要求しているところです。
その他新規要求の各プログラムも含め各高等教育機関の一層の多様化と個性・特色の明確化のために、きめ細やかな支援の充実に努めていきたいと考えています。詳細については、今後順次「大学改革GPナビ」にも掲載していきます。
特色GPについては、上記の合同フォーラムに加え、札幌、大阪、福岡で単独フォーラムを開催します。シンポジウムについては、事前の参加申し込みが必要です(ポスターセッションは入場自由です)。受付は既に開始しておりますので奮ってご登録ください。
今年度も全国各地で皆さんとお会いし取組やプログラムについてお話しさせていただくことを楽しみにしております。
文部科学時報8月号・9月号(発行 株式会社ぎょうせい)では、これまでに特色GP・現代GPで選定された取組の活動状況等について、以下の大学・短期大学からの報告を紹介しています。
9月号では、合同フォーラムについても取り上げられています。
「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。
(Q)
平成18年度に特色GP・現代GPに選定された各取組についてのイベント情報は、いつ頃から「特色GP・現代GPイベント─インフォメーション&レポート─」に掲載されるのでしょうか?
(A)
18年1月から本格的に情報提供を行っている「特色GP・現代GPイベント─インフォメーション&レポート─」ですが、8月末時点の集計でイベント情報を115件掲載し、約17,500名に参加いただいています。
18年度に選定された取組分については、10月以降実施する高等学校や一般の方も参加できるイベント情報について掲載していく予定です。
編集部では、皆様がイベントへの参加されての感想を随時お待ちしております。
日ごとに秋めいてきましたが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
特色GP・現代GP各プログラムの選定関連の会議は終了しましたが、現在は来年度予算の折衝やフォーラムの準備等に編集部は取り組んでいます。
今号でお伝えした18年度の特色GPフォーラムですが、札幌、大阪、福岡での開催となります。大学基準協会ともども皆様の参加をお待ちしております。
日頃なかなかGPへの感想を聞くことのできない一般の方と昨年ある会場でお話ししたことがとても印象に残っています。是非、今年も一人でも多くの方と意見交換できれば嬉しいです。是非参加されての感想等をお話しさせていただければと思っています。
また、11月の合同フォーラムに出展いただく関係者におかれましてはお忙しい中ですが特色GP・現代GP等における社会への情報発信の重要性をご理解いただき是非ご協力をお願いします。折角の直接対話できるチャンスですから出展される方にも参加される方にも有意義な2日間となるよう皆様と一緒に良いフォーラムにしていきたいと思います。
なお、合同フォーラムについては、報道関係の方からもお問い合わせをいただいたり、教育関係の雑誌へも取り上げていただいております。高等学校関係者向けの分科会も開催しますし、ポスターセッションでは大学教育の今が分かる取組の数々が揃います。是非高校生や保護者の方をはじめとする一般の方の参加をお待ちしております。
大学改革GPナビ-Good Practice-
編集長: 文部科学省高等教育局大学改革推進室長 伊藤 学司
発行: 文部科学省高等教育局大学改革推進室
〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1
電話:03(5253)4111(代表)(内線3319、3321)
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