平成18年4月4日
多数の申請をいただきました「魅力ある大学院教育」イニシアティブの申請状況を3月29日(水曜日)に公表しました。現在「魅力ある大学院教育」イニシアティブ委員会にて厳正な審査が行われております。
申請状況については下記URLを参照してください。
高等教育に関する最新の話題などについてお届けします。
文部科学省では、大学院教育の充実・強化を図る観点から、今後の大学院教育の改革の方向性及び早急に取り組むべき重点施策を明示し、体系的かつ集中的な施策展開を図ることを目的として、このたび「大学院教育振興施策要綱」を策定・公表しました。
本要綱は、大学院教育の振興に向けた初めての総合的な取組計画であり、今後本要綱に基づき各種施策を推進し、国際的に魅力ある大学院教育の実現に取り組んでいきます。
詳細は下記URLを参照してください。
2月上旬に各大学・短期大学・高等専門学校及び高等学校宛に17年度の特色GP事例集をお届けしています。391ページからは「「特色ある大学教育支援プログラム」この3年間を振り返って」というテーマでの座談会の様子を収めています。
この3年間の間に委員の先生方が感じたこと評価のあり方等が率直に述べられています。是非参考にしていただければと思います。
「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。
(Q)
現代GPに申請を予定しています。(様式3)「2 取組について」において、取組に関連するこれまでの教育実績を記入することは可能でしょうか。
(A)
1)取組に関連する今日までの教育実績、2)実施体制等の今日までの経緯は(様式3)の5つの項目の下に(参考)という形で記入することが可能です。その際は5つの項目と(参考)をあわせて6ページ以内で記入してください。
特色GP・現代GP申請にあたっては下記URLに掲載しているQ&Aも参考にしてください。
それ以外の不明点・ご質問は、daikaika@mext.go.jpまでメールまたは03-5253-4111(内線3321、3319)まで電話にてお問い合わせください。
平成18年度がいよいよはじまりました。4月にはつきものですが編集部でも異動がありました。今回は4月に編集部から新しい部署に異動した者からの回顧録をお届けします(編集部員は50音順です)。新編集部員の紹介は次号を予定しています。
子供の頃の夢は「学校の先生」か「映画監督」になることでしたが、現実は公務員となって二十数年間「科学技術」と「会計」に携わってきました。ですから、2年前に高等教育局大学振興課に異動して「GPを活用した大学教育改革」を担当することになったときは、正直なところ戦々恐々たる心境でした。しかし、頼もしい改革支援チームの仲間と、GPそのものが新しい事業であったことも手伝ってポジティブに業務に取り組むことができました。そしてなによりも、選定委員会の先生方や国公私立大学の教職員の方々と出会えて多くことを教えていただいたことや、GPを通じて教育改革への想いを共有できたことで、この2年間をなんとか走り続けることができたと感謝しております。また、子供の頃の夢の一つだった「教育」に携われたことも含めて、貴重な経験をすることができました。
本当にありがとうございました。
4月からは科学技術・学術政策局で「科学技術振興調整費」を担当します。今後は「研究」という側面から各大学の皆様と関わることになりますが、引き続きよろしくお願いします。また、「GPナビ」の一読者として、二人の子供の父親として「大学教育改革」の動向に注目したいと思います。
今年もプロ野球が開幕しました。大好きな燕球団と負けず劣らぬ想いで「GP」を応援しています。がんばれGP!がんばれ大学!
すっかり暖かくなりました。朝起きたら私の住んでいる独身寮の桜が咲き始め、満開までもうすぐといった感じです。
あぁ、一年経ったんだなぁとしみじみ思います。
さて、私入垣は3月いっぱいで大学改革推進室を離れ、大学の現場へ職場を移します。わずか1年という短い間でしたが非常に多くの大学の現場の方々とお話させていただきました。それも対象は国公私にわたり、教員の方、事務職員の方、時には学生さんともお話する機会がありました。日常の問い合わせ、フォーラム、説明会等々とても刺激的な経験だったと思っています。
これからも、1年で身に付いた体重以外の物を生かして、現場からGPに積極的に関わっていきたいと思っております。
私がGPに携わったのが2年前です。事業の創設間もない時期に貴重な経験を得たことを本当に感謝しています。気のおけないメンバーとの2年間の経験は、今後の仕事の糧となりそうです。見るもの聞くものの多くが新しいことばかりで、知らないことって怖いなと痛感したことを今でも鮮明に憶えています。と言って、どれだけのものが理解できたのかという突っ込みに、当分答えは見つかりそうもありません。
この2年間、実に多くの大学等の方と仕事をさせていただきました。
時にはそれぞれの思惑も見え隠れしますが、それって誰のためなの?という疑問への回答は終始一貫していたように思います。
縁あってまた大学等の方との貴重な経験をさせていただけるようです。2年前の今日と同じくらい不安ですが、そんなことを考えている暇もなさそうですし、もはや諦める方が得策のようです。一足早くGPから卒業となりますが、残りのメンバーには最大のエールを送ります。今度はGPナビを読者として楽しめそうです。
一年間現代GPの事務を担当して、実感しているのが選定作業の大変さです。きっと外部から想像ができないほど、大変な作業だと実感しています。審査スケジュールをみても、短期間のうちに通常ではこなせない回数の会議をこなしました。膨大な申請書類を各委員に送付しました。面接審査も、丸1日~2日かけて実施しました。限られた時間の中で、本当に手間を惜しまず審査を行いました。
こうしてこの1年間に自分の身に起こった出来事は、実は、審査を務めていただいた委員やペーパーレフェリーの方々に起こった出来事でもあります。教育と研究、それぞれ本務を持ちながらも、届いた大量の資料の一枚一枚に目を通し、短期間で審査を行う。「大学教育」に向けた情熱や志がなければ、決して引き受けられるものではないと、振り返ってみて強く思います。
GPでは、このような大学人をはじめとした各委員、ペーパーレフェリーの皆様に支えられて選定が行われています。委員の皆様、ペーパーレフェリーの皆様、本当にありがとうございました。また、GPの趣旨に賛同いただき、多数の申請いただきました大学・短期大学・高等専門学校の皆様、どうもありがとうございました。
先月開催しました、特色GP・現代GP公募要領等説明会及び現代GPフォーラムの各会場に以下の忘れ物がありました。現在までのお問い合わせがありません。お心当たりの方は、daikaika@mext.go.jpまでお問い合わせください。
平成18年度が始まりました。3月末をもって編集部を卒業していった方々からの回顧録を今回掲載しました。読者のみなさんのまわりでも様々な卒業、旅立ちがあったのではないかと思います。
(自分は2年続けて送り出す側でしたが…。)
しかし、4月は新たな出会いの季節です。編集部にも新しくメンバーが来ましたし、これまでと違った刺激を受け、3年目ですが1年目の新鮮な気持ちで、予算等全体調整担当という立場から、GPがよりよいプログラムとなるよう、頑張っていきたいと思います。
4月といえば、特色GP、現代GPの申請受付の月でもあります。申請を準備されている大学の方々におかれては、ラストスパートにかかっている頃ではないでしょうか。文科省にも多くの問い合わせの電話がかかってきています。それを聞くたびに、この1件1件がGPへの申請につながっていくと実感しています。
みなさんからの積極的な申請が、プログラムの成功につながります。編集部一同、多くの申請書が20日に来ていることを祈っています。引き続きご検討よろしくお願いします。
大学改革GPナビ-Good Practice-
編集長: 文部科学省高等教育局大学改革推進室長 伊藤 学司
発行: 文部科学省高等教育局大学改革推進室
〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1
03-5253-4111(内線:3319、3321)
-- 登録:平成21年以前 --