平成18年2月7日
◇ | 文部科学省高等教育局大学改革推進室からGPに関する情報等を随時お届けしています。 「GP」とは「優れた取組」を表す「Good Practice」の頭文字をとった通称です。 |
◇ | 「特色ある大学教育支援プログラム」の通称を「特色GP」、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の通称を「現代GP」と言っています。 |
◇ | ご登録いただいている各大学・短期大学・高等専門学校から学内の関係部署や希望者に転送する際は、お手数ですが担当の方は、転送メールであることを示した上で転送してください。 |
◇ | 平成18年1月から「大学改革GPナビ」の一般配信が可能となりました。配信をご希望の方は以下のURLから申し込みをお願いします。 https://www.mext.go.jp/magazine/index.htm |
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[現代GPフォーラム・プレイベント「現代GPの昨日・今日・明日」]● 平成18年3月4日(土曜日)に予定している現代GPフォーラムにむけて現代GP選定委員会委員の先生方に抱負や17年度の審査についての感想などをいただき連載でお届けしています。 連載第5回となる今回は、選定委員会委員・運営小委員会委員の上條先生と中井先生にパネルディスカッションに期待すること、ポスターセッションの活用術についてコメントをいただきました。 |
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■□1■□ 「パネルディスカッションに期待すること」 運営小委員会委員 上條 宏之(長野県短期大学長) |
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平成17年度の現代GPフォーラムは、2年目を迎えた現代GPについて、外部有識者を交え広範な視点から現代的ニーズに応える大学教育の在り方を議論する「パネルディスカッション」と、テーマ毎にこれまで選定された大学等の取組の事例発表を参考にしつつ意見交換や質疑応答を行う「グループディスカッション」からなっています。総論と各論といった観点による双方にご参加いただくことは、大学等関係者はもちろん一般の方々にも、大学教育と現代的課題との関連についてより深くご理解いただけるのではと考えます。 ポスターセッションを含め、このフォーラムは現代GPの選定委員会委員や大学等の各取組の担当者の生の声を聴くことができる有益な機会です。 ぜひご参加くださいますようよろしくお願いします。 |
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■□2■□ 「ポスターセッション活用術」 運営小委員会委員 中井 貞雄(光産業創成大学院大学長) |
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ポスターセッションは、GPフォーラムではすでに恒例となっております。選定された各大学等がそれぞれ工夫を凝らして作成した掲示物(ポスター)等により、その取組みのねらいや成果に関する情報発信を行うものです。参加者は、各大学等のブースに立ち寄り、取組担当者から直接説明を受け、意見を交換することによって、取組に関する生きた情報を得ることができます。 出展大学等には、ぜひ他大学等の教育改善、高度化の参考となるような、説得力のあるポスターの作成を心がけていただきますようよろしくお願いします。 また、来場者は、せっかくの機会ですから、各大学等のブースで担当者に気軽に声をかけていただき、気になる点やもっと深く知りたい点などについて教育者同士の率直な意見交換とともに、積極的な情報収集に努めてもらえればと思います。
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[平成18年度特色GP・現代GP公募説明会の申し込み受付について]● 各大学等に事務連絡を発送しましたが、18年度特色GP・現代GP公募要領等説明会を2月28日(火曜日)に大阪(メルパルク大阪)で、3月3日(金曜日)に東京(千代田区公会堂)で開催します。 申し込み受付は、2月15日(水曜日)15時開始予定です。 (申し込み等詳細はこちらから) (2月15日(水曜日)15時から受付開始予定です) http://www.tokushoku-gp.jp/foruminfo/h18_briefing.html |
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[レポート]● 高等教育に関する最新の話題などについてお届けします。 |
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■□(1)■□ 「特色GP・現代GPイベント-インフォメーション&レポート-」について |
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「大学改革GPナビ」編集部では昨年12月末に開始した「特色GP・現代GPイベント -インフォメーション&レポート-」(以下「GPイベント」という)で紹介しているイベントへ参加された方からのご感想・ご意見をお待ちしています。 「イベント終了後に開催予定を知った」、「GP関係のイベントを一括して知ることのできる場がほしい」といった大学等関係者や一般の方のご意見を踏まえて、特色GP・現代GPに選定された取組を行う大学等が補助事業として行う「学外の方」を対象としたイベント情報をより幅広く手軽に入手していただきたいとの思いから「GPイベント」を始めました。 「GPイベント」はまだ開始して間もないこともあり、これから掲載内容をさらに充実させていく必要があります。そのためにはイベントを実施している大学・短期大学・高等専門学校からのご協力が不可欠です。引き続き積極的なイベント開催情報のご提供をお願いします。 (特色GP・現代GPイベント-インフォメーション&レポート-) https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05122101.htm |
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■□(2)■□ GP選定取組の実施状況レポート (東京女子医科大学・法政大学) |
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今回は東京女子医科大学、法政大学が開催したイベントに一般参加者として編集部荒木が参加した際の感想をお伝えします。 (東京女子医科大学) 講演会の部(第1部~第3部)とポスター発表を拝見しました。講演会については、医療関係の取組だけでなく幅広い分野から7つ取組について成果や今後の計画について発表がなされました。個別取組の報告はwebサイトでのレポートを待ちたいと思いますが、全体として医療系の取組は学部と附属病院だけなく地域や患者さんも含めた現場から学ぶことなしに教育の完成はないとの認識の下に活動されていることが良く分かりました。 印象的だったのが、あるVTR中での学生さんの「人を相手にしたサービス業としての視点を忘れず頑張っていきたい」との発言でした。また、AED(自動体外式除細動器)が多くの取組で活用されていたことも注目される点だと感じました。 医療系以外の取組では、地域自治体や企業との連携に工夫が見られ、こういった手法はどの学校種や分野の取組にも活用できるのではないかと思いました。 この様に各大学等が積極的に交流を行うことは、主催者側だけでなく参加した他大学等や市民との連携のきっかけとなり、自学の教育活動を発展させる上でも有効な活動だと感じました。 (平成17年度東京女子医科大学「特色GP・現代GP」フォーラムはこちら) http://www.twmu.ac.jp/gpforum/top.html
(法政大学) 平成17年度の成果報告会・展示会の一部を拝見しました。全体の司会も含め運営を学生主体で実施しておりプレゼンテーション能力や会議等運営能力の獲得向上にもつながるのではないかと感じました。 各グループからの発表の中には、プレゼンテーションにまだ慣れていないことからくる緊張感が伝わってくる箇所もありましたが、内容はしっかり理解することができました。これは、どのグループの学生さん達もこれまでしっかり調査や分析を行ってきたことを基にして発表している結果だと思いました。 質疑応答では、他大学の学生さんや教職員の方からの質問に実際取組に協力された企業の幹部の方や法政大学の先生方が積極的に回答されるなど非常に活発なやりとりがみられました。 離れた2キャンパスの学生さんをうまく取組に参加させる方法の更なる検討等の課題もみられますが、その点も取組担当の岡本先生をはじめ皆さんは認識しており、今後の成果を期待したいと思いました。 (取組紹介はこちら) http://www.hosei-hurin.net/free/GP/index.html
なお、バックナンバーには各イベントの写真を掲載する予定です。 |
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■□(3)■□ webサイトのリニューアルについて |
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利用者の皆様の利便性を考慮し、GPに関する情報提供の充実を図るため、特色GPと現代GPのwebサイトを、「大学教育の充実-Good Practice-」としてリニューアルしました。これまでのページからの主な変更点は以下の通りです。
なお、「国公私を通じた大学教育改革の支援」のwebサイトについても、平成18年度予算案版に更新しました。特色GP、現代GP以外にも大学教育改革の取組を支援するプログラムが多数計画されておりますので、是非ご覧ください。 |
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[GPに関するQ&A]● 「大学改革GPナビ-Good Practice-」メールボックス(daikaika@mext.go.jp)に対して、よくいただく質問にお答えします。 (Q) 18年度の特色GPへ申請を検討中です。18年度は17年度まであったテーマ区分はなくなるでしょうか。 (A) これまで特色GPには「テーマ例」という申請上の区分を設けていました。18年度については、前回のGPナビでお伝えした修士課程・学士課程・短期大学士課程という申請区分と以下の細区分を設ける方向で現在委員会で検討中です。
今後も「大学改革GPナビ」や文部科学省webサイト等で情報は随時発信していきますので検討の参考にしてください。 |
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[編集後記 編集部(現代GP担当)大学改革推進室専門職 河野 太志]● 現代GPフォーラムも、いよいよ受付を開始いたしました! どのくらいの人に、お集まりいただけるか、それが非常にワクワクで、またドキドキで、といった心境です。パネルディスカッションとテーマ別グループディスカッションは、それぞれ座席数が限られているため、先着順での募集受付となります。ぜひとも、この機会を逃さぬよう、お早めのお申込みをいただければと考えています(本メールに申込みフォームのアドレスを記載しております)。また現在、同時並行で18年度に向けての公募の準備を行っているところですが、こちらも2月中旬には正式にご案内できるものと考えております。 「大学改革GPナビ」では、フォーラム、公募ともにできる限りの最新情報を提供していく予定ですので、これからもお楽しみに!
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このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。 このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。 |
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