各大学のプロジェクト別取組概要及び事後評価結果(京都工芸繊維大学)

学校名

京都工芸繊維大学

プロジェクト名

川下り方式インターンシップによる産学連携ものづくり実践教育

取組代表者

機械システム工学課程 高倉章雄 教授

取組担当者

機械システム工学課程 増田 新 准教授

【事業概要】

 大学・製品開発企業・中小加工企業群の緊密な連携、問題解決型デザイン実習とインターンシップ及び講義の有機的結合により、学生が企画設計した「マイプロダクト」が形になるまでのリアルなものづくりプロセスを追跡的に実体験する「川下り方式インターンシッププログラム」を開発した。また、創造性と多面的検証能力、優れた技術コミュニケーション力及びものづくりプロセスを多面的・俯瞰的に見通す力を持つ人材の育成に努めた。
          川下り方式インターンシップによる産学連携ものづくり実践教育

【育成する人材像(想定される就職先等)】
 創造性と批判的思考能力を持ち、技術コミュニケーション力に優れ、ものづくりプロセスを多面的・俯瞰的に見通す力を持つ人材。
(想定される就職先:メーカー企業の設計開発部門、生産技術部門)

【ものづくり技術者育成推進委員会における評価】

(総合評価)
目的は十分に達成された

[実施(達成)状況に関するコメント]
 企画から生産までのプロセス全体を見通すことができる俯瞰的視点を持った人材の教育を目指し、マイプロダクトの企画から形になるまでのプロセスについて、役割と現場をスイッチしながら体験していくという、よく考えられたプロジェクトである。
 運営体制としては、学内関係部局の責任者等による運営組織「ものづくり技術者育成教育推進委員会」、関係教員や参加企業関係者による実施計画の策定・結果の把握を行う「ものづくり技術者育成教育プログラム計画委員会」、学内幹部と学部有識者等からなる「ものづくり技術者育成教育点検評価委員会」の3つの委員会からなる体制を構築し、身につけるべき14種類の能力向上状況など、成果についてのデータ把握に努めており、PDCAサイクルが有効に機能して運営されている。
 以上のことから、目的は十分達成されたと認められる。

お問合せ先

高等教育局専門教育課

-- 登録:平成24年06月 --