各大学のプロジェクト別取組概要及び事後評価結果(横浜国立大学)

学校名

横浜国立大学

プロジェクト名

実践的PBLものづくり教育の拠点形成

取組代表者

飯田 嘉宏(~平成21年3月)、鈴木 邦雄(平成21年4月~)

取組担当者

國分 泰雄(~平成21年3月)、石原 修(平成21年4月~)

【事業概要】

 1つの専門に偏らない総合工学的ものづくり実践によるPBL(Project/Problem Based Learning)教育を通じて、高い問題発見解決能力を有し、実社会での即戦力となりうる優秀なエンジニアを育成する。学生のセルフエデュケーションを重視し、ものづくり実習・ものづくり講義・企業研修を有機的に組み合わせた教育プログラムを実行し、企業・大学・NPO法人による協同的な実践型人材育成を行う。
          実践的PBLものづくり教育の拠点形成 

【育成する人材像(想定される就職先等)】
基礎的な知識等は通常の講義で習得できるため、本教育プログラムにおいて育成する人材像は、産業界において現在強く要求されている能力「実践的技術者能力」「社会人基礎力」、すなわち具体的には、「課題発見能力」、「課題解決能力」、「実践力」、「創造力」、「マネジメント能力」、「コミュニケーション能力」、「プレゼンテーション能力」を高い次元で有するエンジニアである。想定される就職先は、メーカー等の企業である。

【ものづくり技術者育成推進委員会における評価】

(総合評価)
目的はほぼ達成された

[実施(達成)状況に関するコメント]
 工学部内で「実践的PBLものづくり教育プログラム委員会」を立ち上げ、協力企業との連携や、ものづくり講義・実習の運営等を行う体制を構築するとともに、協力企業との連携の観点では、地域や産業界と密接な連携がとれるようNPO法人を立ち上げ、継続してプロジェクトが実施できる体制を構築した。
 フォーミュラカー並びスカイスポーツ機体の設計製作のものづくり教育、並びに、企業からの講演者による実践的な技術教育など、ものづくり全体とその過程を理解する総合工学的な知識を身に付けるようにしている。
 なお、今後、より多くの学生に波及していくことが望まれる。
 以上のことから、目的はほぼ達成されたと認められた。

お問合せ先

高等教育局専門教育課

-- 登録:平成24年06月 --