学校名 |
埼玉大学 |
プロジェクト名 |
バーチャルトレーニングと実習を融合したものづくり技術者の育成支援 |
取組代表者 |
上井 喜彦 |
取組担当者 |
綿貫 啓一 |
【事業概要】 |
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本学で開発したVR技術と情報通信技術を融合したインタラクティブ型技能伝承・技能訓練システムと地元企業でのインターンシップにより,新たなものづくり教育を実践した.本学が持つ知識資源・技術資源と地元企業が持つ技能資源との間にインタラクティブな技術・技能交流ネットワークを形成し,本学学生は地元企業のもつ技能や企業ニーズを学びつつ,ものづくりの知識と技能を効果的に学習した. |
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【育成する人材像(想定される就職先等)】 専門職業人の育成を基本目標とし,専門的能力向上のための教育に力点を置き,これからの産業社会を担う優れた技術者の養成を目指す.本委託業務により教育された学生が社会に出て技術者として従事した際,高付加価値製品を設計・製造できる能力を発揮できるとともに,地域に根ざしたものづくりの基盤技術や熟練技能の伝承,人材育成の重要性を認識し,生産活動を遂行することができる,優れた技術者となると考えられる. |
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【ものづくり技術者育成推進委員会における評価】 |
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(総合評価) |
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[実施(達成)状況に関するコメント] ものづくりの基盤技術や熟練技能の伝承,人材育成の重要性を認識し,優れた技術者を育成するため,VR(バーチャルリアリティ)技術による,技能伝承・技能訓練システム,地元企業でのインターンシップを取り入れ,形式知・暗黙知・身体知を確実に内面化できるような新しい教育手法の開発に取り組んだ. VR(バーチャルリアリティ)技術と情報通信技術を融合した,技能伝承・技能訓練システムを開発し,インターンシップ派遣前に機械加工技術,素形材技術,技術・技能伝承法など関する専門教育を行ったうえで,ものづくり基盤技術産業において熟練技術者から十分に実践的な技術・技能を体得させるプログラムを開発した. なお,学生アンケートによる満足度の把握は行われているものの,今後,教育効果の評価をさらに明確にし,その評価を有効に活用するよう工夫することが望まれる. 以上のことから,目的はほぼ達成されたと認められた.
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高等教育局専門教育課
-- 登録:平成24年06月 --