法曹養成制度の全体像

第1 法曹養成制度の全体像

    法曹になるためには、原則として、法科大学院を修了して(※1)司法試験に合格し、司法修習(※2)を終了する必要があります。

    法科大学院には、法曹志望者の様々なニーズや背景に沿ったルートが設けられています。
    今後は、法科大学院在学中に一定の要件を満たした者についても司法試験を受験することが可能となり、司法試験合格後に法科大学院を修了し、司法修習を終了することで、法曹資格を取得することが可能となります。

  ※1 経済的な事情から法科大学院への進学が困難な人などのために、司法試験予備試験に合格することで、法科大学院を経由せずに司法試験を受験することが可能となる制度もあります。
  ※2 司法修習とは、司法試験に合格した者が、法曹資格を得るために受ける研修です。




司法試験については、こちらをご覧ください。(※法務省ウェブサイトへリンク)

司法修習については、こちらをご覧ください。(※裁判所ウェブサイトへリンク)
 

第2 法曹志望者のニーズや背景に応じた法曹になるルート

1. 大学4年+法科大学院(3年)
   法学部出身者以外など法科大学院で法律を学び始める者


2. 大学4年+法科大学院(2年)
   法学部出身者など法科大学院入学前に法律を学んでいる者


3. 大学3年+法科大学院(2年)
   法曹コースに入り、早期卒業した者

※法曹コースについては、こちらをご覧ください。