大学名 | 東京工業大学 |
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拠点のプログラム名称 | 地球:人の住む惑星ができるまで |
中核となる専攻等名 | 理工学研究科地球惑星科学専攻 |
拠点リーダー氏名 | 高橋 栄一 |
《拠点形成の概要》 「人の住みうる惑星がいかにして誕生したか?」この人類の根元的な問いかけに未だ正面から挑戦した研究組織はない。本拠点形成計画において我々は、東工大地球惑星科学専攻を核として学内の環境科学・生命科学の研究者の協力を得て、「原始太陽系星雲の収縮に始まり、地球マグマオーシャン、原始生命を経由して、ついには酸素呼吸する大型生命の出現に至る歴史」を、総合的に解明することを目標としている。この学際的な研究を実行するために、理工・総理工・生命理工の3研究科をまたぐ横断的な4つの研究グループ1.原始地球再現グループ(再現)、2.地球史表層環境解読グループ(解読)、3.古生物生息環境解析グループ(解析)、4.汎惑星形成理論グループ(理論)を組織し、若手研究者を養成する目的で3研究科をまたぐ大学院博士コースを設立する。地球惑星科学専攻が世界に誇る超高圧実験ラボ、超精密分析ラボ、地球史資料館を『COE地球史研究センター』(Research Center for the Evolving Earth and Planets)として統合し、計画終了後には常設の国際共同利用組織とすることを目指す。 従来の地球惑星科学の枠を超えて環境科学・生命科学と学際融合した本拠点は、異なる出発点から異なる手法で進みつつも、共通のゴールを常に見据えて連携し、計画終了時までに生命と惑星環境を結びつける革新的学術分野『生命惑星環境学』創出を目標としている。 ![]() |
高等教育局大学振興課
-- 登録:平成21年以前 --