(参考資料)国際バカロレア日本アドバイザリー委員会報告書~国際バカロレアの日本における導入推進に向けた提言~【概要】
2014年4月
1.はじめに
2.本委員会の趣旨、議論の経過等
3.今後の対応方策
- IB導入校に対する支援等
(1)IBのカリキュラムと学習指導要領との対応関係
・文部科学省において、IBと学習指導要領の科目の対応関係について整理を進め、今後、一定の考え方を提示。
(2)外国人指導者に対する教員免許状の円滑な授与
・文部科学省において、各都道府県教育委員会に対し、今後、特別免許状の授与に係る指針(ガイドライン)を提示。
(3)国内におけるIB教員養成等の充実
・IB教員養成ワークショップの開催
・大学におけるIB教員養成課程の設置(玉川大学で本年4月に「IB研究コース」を大学院修士課程に開設。筑波大学、東京学芸大学でも検討)。
(4)その他IB導入校に対する支援等
- 国内大学入試におけるIBの活用
(1)国内大学入試におけるIBの活用促進に向けた考え方
[1]海外の大学入試等における活用状況
[2]日本における活用促進に向けた考え方
・文部科学省において、各大学に対し、「IB枠」の設定を含め、入試におけるIBの活用を促進するための働き掛け等を実施。「スーパーグローバル大学創成支援」においても活用を促進。
[3]活用を進めるに当たっての留意点
[4]IBスコアに係る仕組みや具体的な活用方法に関する情報提供
・大学入試でIBスコアを活用するに当たっては、学部等によって、全体のスコアに加え、上級レベル科目についても注意を払う等の周知も重要。
(2)最近の大学入試における活用の動き
・昨年末以降、慶應義塾大学、筑波大学、東京大学、京都大学、上智大学、大阪大学が、IBを活用した入試を新たに導入又は拡大する方針等を決定(なお、筑波大学、上智大学、大阪大学は全ての学部等で導入予定)。
- IBに関する適切な情報提供・発信
・シンポジウム、セミナーの開催、広報の充実、Q&Aの作成・共有など
4.おわりに
大臣官房国際課国際協力企画室
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