研究インテグリティ

 研究インテグリティとは、研究の国際化やオープン化に伴う新たなリスクに対して新たに確保が求められる、研究の健全性・公正性を意味します。

 この新たなリスクにより、開放性、透明性といった研究環境の基盤となる価値が損なわれる懸念や、研究者が意図せず利益相反・責務相反に陥る危険性が指摘されています。
 こうした中、我が国として国際的に信頼性のある研究環境を構築することが、研究環境の基盤となる価値を守りつつ、必要な国際協力及び国際交流を進めていくために不可欠となっています。

政府の対応方針(令和3年4月27日 統合イノベーション戦略推進会議決定)

 「統合イノベーション戦略推進会議(第9回)」(令和3年4月27日)において、研究インテグリティの確保に係る政府の対応方針として、「研究活動の国際化、オープン化に伴う新たなリスクに対する研究インテグリティの確保に係る対応方針について」が決定されました。
 本決定を受けて、文部科学省から、大学・所管研究機関等に対して、研究インテグリティの確保に関する取組を進めていただくよう周知・依頼をしております。

競争的研究費の適正な執行に関する共通的なガイドラインの改定(令和3年12月17日)

 令和3年4月に決定された政府の対応方針に従い、「競争的資金の適正な執行に関する指針」が競争的研究費に関する関係府省連絡会申合せで改定されました。

    競争的研究費制度についての詳細は、内閣府ホームページをご参照ください。

大学・研究機関等に関する取組

研究インテグリティの自律的な確保の参考となる情報の提供(令和4年5月27日)

研究インテグリティの確保のための体制・システムを整備する際に参考となる具体の取組に関するプラクティスを積み上げるための一環として、令和3年度に委託調査「研究インテグリティの確保に係る調査分析業務」を実施しましたので、その報告書を掲載します。なお、研究インテグリティの自律的な確保という目的は共通であるとしても、そのアプローチは、既存の体制・システムやその特性等に応じ、多種多様となり得るため、あくまでも一例である本プラクティスと整合していなければ不十分という趣旨ではありません。

チェックリスト雛形(令和3年12月17日版)

 令和3年4月に決定された政府の対応方針に基づき、研究者やその所属機関の管理部門向けのチェックリストの雛形を内閣府と連携し作成しました。大学・研究機関等での研修や理解醸成、自己点検等にご利用いただけます。

文部科学省が行っている説明会の資料

 大学・研究機関等に対して文部科学省が行っている説明会の資料(令和3年3月時点)を掲載しています。また、YouTubeを利用し、動画配信しております。(動画は令和3年度学校法人の運営等に関する協議会のために撮影されたものであり、掲載については期限がございますので、お早めに御視聴ください。)

研究インテグリティの確保に係る調査・分析

本報告書は、内閣府による令和2年度委託調査業務である「研究インテグリティ(Research Integrity)に係る調査・分析」の成果が取りまとめられたものです。

リンク集

関係省庁

関係機関

(科学技術・学術政策局参事官(国際戦略担当)付)