大学ファンドでは、将来的には各大学が基金を保持・運用していくことを目指す観点から、大学ファンドの運用を適切に行うことを通じて各大学の基金の運用の指針となるような運用モデルを示すよう努めております。これを踏まえ、内閣府、文部科学省及び国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の共催により、2024年7月30日(火曜日)に、「大学ファンド 大学基金フォーラム」を開催し、多くの大学関係者に御参加いただきました。
本フォーラムでは、大学ファンドの運用についてJSTの運用業務担当理事等による講演のほか、大学基金を取り巻く環境について金融庁井藤英樹長官によるアセットオーナーシップ改革に関する講演や、有識者によるパネルディスカッションを行いました。また、特別講演として米国カリフォルニア大学投資部門のシニアマネージングディレクターであるエドモンド・フォン氏による米国大学エンダウメントについての講演を行いました。
引き続き、各大学の資金運用の参考となる情報を、HP等を通して発信してまいります。
プログラム | 発表者等 | 講演資料 | 要旨 | |
---|---|---|---|---|
開会挨拶 | JST理事長 橋本和仁 | |||
文部科学省挨拶 | 文部科学省研究振興局長 塩見みづ枝 | |||
第1部:大学ファンドの運用について | ||||
2023年度運用実績について | JST運用業務担当理事 喜田昌和 | PDF(1,338KB) | PDF(154KB) | |
資金運用の考え方について | JST資金運用本部副本部長 杉本直也 | PDF(658KB) | PDF(156KB) | |
運用リスク管理体制の構築 | JST副理事 板垣雅 (聞き手)PwC Japan有限責任監査法人パートナー 村永淳 |
PDF(1,046KB) | PDF(167KB) | |
質疑応答 | ||||
特別講演:米国大学エンダウメントにおける運用戦略について | ||||
米国大学エンダウメントにおける運用戦略について | 米国カリフォルニア大学投資部門シニアマネージングディレクター エドモンド・フォン | |||
第2部:大学基金を取り巻く環境 | ||||
資産運用立国実現プランを通じた資産運用業・アセットオーナーシップ改革 | 金融庁長官 井藤英樹 | PDF(3,346KB) | PDF(163KB) | |
国内大学基金の運用に係る文部科学省の取組み | 文部科学省資金運用企画室長 塚本満 | PDF(549KB) | PDF(148KB) | |
パネルディスカッション 「大学基金運用とアセットオーナーシップ」 |
(パネリスト) 国際基督教大学評議員(JST運用・監視委員) 佐藤久恵 京都大学経営管理大学院客員教授 上田亮子 名古屋産業大学教授(文部科学省技術参与) 川崎成一 (モデレーター) 塚本満 |
PDF(228KB) | ||
閉会挨拶 | 総合科学技術・イノベーション会議常勤議員 上山隆大 |
電話番号:03-5253-4111(内線:3863)
メールアドレス:ru-fund@mext.go.jp