科学技術人材育成費補助事業のうち、「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」について、令和3年度の新規取組機関を選定しましたのでお知らせいたします。
本事業は、研究環境のダイバーシティを高め、優れた研究成果の創出につなげるため、女性研究者のライフイベント及びワーク・ライフ・バランスに配慮した研究環境の整備や女性研究者の研究力向上のための取組、女性研究者の積極採用や研究中断、あるいは離職した女性研究者の復帰・復職支援及び女性研究者の上位職への積極登用に向けた取組等を支援するものです。
令和3年度においては、以下の取組について補助金による支援を行います。
・「牽引型」:大学や研究機関が企業等と連携し、連携する各機関はもとより、その他の機関を含めた地域や分野における女性研究者の活躍促進を牽引する取組
・「先端型」:大学や研究機関における単一の機関内での部局横断的な取組である従前の「特色型」での取組は自主的に行われていることを前提として、さらに高い目標を掲げ、女性研究者の海外派遣や当該者の帰国後の活躍促進を踏まえたより広いダイバーシティ研究環境を形成する取組
・「特性対応型」:分野や研究機関の研究特性や課題等について分析し、その分析結果を踏まえた目標を掲げ、研究効率の向上を図りつつ、女性研究者の活躍を促進する取組
・「調査分析」:女性研究者の活躍促進に資する、海外の大学・研究機関等における優れた取組事例に関する調査・分析を行う取組
令和3年5月11日(火曜日)から同年6月16日(水曜日)までの間、公募を行った結果、12件の申請書の提出を受け付けました。
本事業の業務委託先である国立研究開発法人科学技術振興機構において、有識者等で構成される「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ委員会」を設置し、審査を行い、同委員会の審査結果を踏まえ、文部科学省において、選定する機関を決定しました。
○先端型 2件
○特性対応型 2件
○調査分析 2件
(詳しくは別紙をご覧ください)
【別紙】令和3年度ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブの選定結果について (PDF)
電話番号:03-6734-4021
メールアドレス:kiban@mext.go.jp