「若者自立・挑戦プラン」における文部科学省の取組についてー平成16年度予算

平成16年度予算額(平成15年度予算)
80億円(8億円)

■ 新キャリア教育プランの推進 1.5億円(0.1億円)

  キャリア教育の推進に関する総合的調査研究 0.1億円(0.1億円)
 児童生徒の発達段階に応じたキャリア教育を推進するため、各学校におけるキャリア教育の推進方策について、総合的な調査研究を実施。

  新キャリア教育プラン推進事業 1.4億円(新規)
 児童生徒の勤労観、職業観を育てるためのキャリア教育を一層推進するため、推進地域を指定し、小・中・高等学校における組織的・系統的な指導内容・方法を開発するとともに、フォーラムを通じてキャリア教育の普及・啓発を図る。また、インターンシップ推進体制の強化のため、関係者による連絡協議会を開催するほか、再度必要な知識を習得するための「学びなおし」の機会を提供する事業を実施。

■ キャリア高度化プランの推進(一部) 69.3億円(4.9億円)

  法科大学院等専門職大学院の形成支援 15.0億円(新規)
法科大学院をはじめとする専門職大学院における特色ある教育内容・方法の開発・充実等に取り組むプロジェクトを支援。

  特色ある大学教育改革の支援 51.3億円(新規)
大学教育改革への種々の取組の中で特色ある優れたものを支援し、教育の充実を図ることにより、人材養成機能を充実。

  社会人キャリアアップ推進プラン 2.9億円(4.9億円)
 大学、大学院、専修学校等においてキャリアアップを目指す社会人の受入れ体制の整備のため、産学官の連携による先導的プログラムの開発や講座の提供等を実施。

■ フリーター再教育プランの推進 7.9億円(3.5億円)

  専修学校先進的教育研究開発事業 2.8億円(3.5億円)
 高校生等を対象とした資格取得ガイダンス等の就職に直結した講座・コースの開設等の専修学校を活用した職業観教育の推進、専修学校でのキャリアカウンセリングの導入方策など専修学校教育の課題に応えるための教育方法等の研究開発を行う。

  専修学校を活用した若者の自立・挑戦支援事業 5.1億円(新規)
 IT、バイオ、福祉等の分野で、より高度な知識を習得したいフリーター等に対する企業ニーズを踏まえた短期教育プログラムの開発、導入

■ 専門高校・専門学校等における「日本版デュアルシステム」の推進 1.1億円(新規)

  専門高校において学びながら働くことにより勤労観、職業観を醸成することを目指す「日本版デュアルシステム」を推進地域において実施。

  専門学校等において、学びながら働く人のための就業を組み込んだカリキュラムの編成等についての先導的モデルの開発、導入(「専修学校を活用した若者の自立・挑戦支援事業」の内数(再掲))。

(四捨五入のため、合計が一致しない場合がある。)


(生涯学習政策局政策課)

-- 登録:平成21年以前 --