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男女共同参画社会の推進のために

ライフプランニング支援推進委員会 第1回 議事概要

日時

平成28年8月9日(火曜日)10時00分~12時00分

場所

文部科学省科学技術学術政策局会議室(東館15階)

出席者(敬称略)

委員

矢島洋子、萩原なつ子、小山内世喜子、高林直人、井村良英、永井敏美、神谷百恵、酒井淳平、教育出版

オブザーバー

市毛祐子初等中等教育局教育課程課教科調査官

文部科学省出席者

高橋男女共同参画学習課長、市川女性政策調整官

議事概要

1.各出席者よりご挨拶

2.議題(1)について事務局より資料1,2,3に基づき説明

3.議題(2)について事務局より資料4、参考資料2に基づき説明

4.萩原委員より、8月5日(金曜日)に実施した本庄高校での高校生ヒアリングについて御報告
(ヒアリングで高校生から出た主な意見)
・地元出身の方の話が知りたい。
・地元で暮らしていきたい。地元にどういう人がいてどういったプロセスを歩んできたのか知りたい。
・成功例だけではなく失敗談も知りたい。
・収入をどうマネジメントしたら良いかという事も知りたい。
・社会制度、法律等についても知りたい。

5.資料4について意見交換
(以下主な意見)
○3年後、就職、その後、結婚というふうに考えると、現実的な話のみとなり、自分自身が一生涯どう生きたいかということを考える機会が抜けてしまっている。そのため、最初に自分の20年後、30年後、自分はどう生きていきたいかというところを問い掛ける章を作って欲しい。
産業構造の変化や社会制度の変化と自分がどう結びついているのかについては是非どこかで入れて欲しい。
高校生にとっての一番身近なロールモデルは親世代であるが、親世代と高校生とでは社会背景が全く違う。こういったことについてもしっかり伝えていく必要がある。
男女共同参画統計にもう少しクローズアップしたデータを入れて欲しい。社会に出てからの男女格差について高校生はわかっていない部分があるため、早い段階で学び、その上で自分がどういった生き方を選択するのかと言うことを考える機会を是非作っていただきたい。

○社会の変化については入れるべき。また、親世代とどう違っているのかや、親世代から現代までの社会変化と現代社会の状況の視点を入れていくべき。
私が2002年と2014年に実施した中高生を対象とした調査によると、中高生は働くことも結婚や子どもを持つことにも積極的な層と消極的な層にわかれているという状況があり、2014年の調査では消極的な層が膨らんでいる。人生に対する前向きな姿勢を、この教材とともに培えるような内容になると良い。介護については、家族で助け合って介護をすることか、将来の介護にいかせるといった、前向きなビジョンを提供出来たら良い。

○子育て世代と高齢者世代の間が抜けていると感じる。間の世代と言えば、高校生にとっての親世代だと思うが、親世代の職業だけではなくて、地域で活躍しているモデルを示すことで、間がつなげると思った。
高校生がライフプランニングについて考えるうえで、遠回りしたり、やり直していい、そうやって自分を探していいんだという、緩みを提供できれば良い。海外の男女共同参画の視点からいうと、北欧などは、男女の性別役割分業の概念が薄い社会とされており、そういった世界の様子なども示してあげられるといい。

○ライフプランニングはキャリア教育関係の教員だけでなく、科目横断的に取り組んでいく必要がある。使って頂く全ての教員にライフプランニングの必要性を知ってもらえるよう、社会背景と結び付けた動機付けの章が必要。

○ロールモデルについて、その対象や調査方法、調査項目についてご意見いただきたい。

○本庄高校でのヒアリングの際は有名人やスポーツ選手を入れて欲しいと言った声もあった。

○普通のサラリーマンのような姿こそ高校生はイメージを持ちにくかったりするため、そのモデルも必要。前向きな内容となるように、一方で自分とは違う選択や、異なった価値観を受けいれるものでもあるべき。

○ロールモデルについては、女性の方がライフイベントに応じて色々な選択をしいられ、また、ハードルも高いのが現実だと思う。そういう中で、多様な生き方をしてきた女性たちをたくさん紹介してほしい。

○高校生が身近に感じやすい卒業生の言葉は現実化しやすい。
自分事として考えさせるためにはワークシートの活用が重要だと考える。自分で考えて人生を作っていくということはとても重要だが、自分事化しないと、やっただけで終わってしまう。どう自分事化出来る教材にしていくか知恵を出し合えると良い。

○多様な家庭の在り方があるので、一つの家庭の在り方が理想のモデルとならないよう配慮が必要。

○お金に対して非常に現実的に考えてしまいがちだが、昔は「子供は金の俵を担いで生まれてくる」と言う言い方をした。そういう知恵や考え方のヒントを入れても良いと思う。
卒業生をロールモデルとして紹介するということに関連して、教員自身が卒業生をロールモデルとして紹介できるように、どのような人にどのような
項目で話してもらうかというような視点をとり入れてはどうか。

○自分事として考えさせることが重要である。
人生なんて思うようにならないわけで、どんな逆境があるのだろうかとか、それをどうやって乗り越えるんだろうということを考えることが出来れば大事な力がつくと思う。例えばゲームのように考えられる教材があれば良いと思う。
ライフプランを立てたとしても、書いたものを書き直すといった事が大事なので、振り返りの章というものがあってもいいのではないか。

○高校で地域の職業人や卒業生を講師として招き学ぶという授業を行っているが、話すことがまちまちであったりするため、講師をお招きする際、こういう視点で話してくださいという指針が必要ではないか。
また、ひとり親やネグレクトなどの負の連鎖をどうやって断ち切るのかということも重要であり、夢を見る力を学ばせるべき。(マイナスの側面を全く入れないわけではない)もしかしたら、リストラを受けたりとかそういうのがあるというのもゲーム感覚で教えながら、でも、やっぱり夢を見て、自立するんだという姿勢が最後は持てるような教材ができたらなと思う。


6.教育出版より提出資料に基づき説明


7.事務局より資料3に基づき内閣府との連携について説明


8.再び意見交換
(以下主な意見)
○社会の変化とライフプランの必要性については導入・動機付けとして入口の章に入れて欲しい。

○生きていくうえでコミュニケーション能力は重要であり、どの世代でも、つらいことをつらいと言える能力と関係性を作っていくことが重要。どこかにそういったことも入れて頂ければと思う。また、制度面を含めて社会には自分がつらかったときとか、困ったときに支援してくれるところがあるということを明記し、安心できる内容も入れて欲しい。
また、人生ストレートに自分の生きたい生き方を進んでいく人はほとんどいない。紆余曲折があることも常に項目の中で伝えて欲しい。
本当に自分らしく生きたいと思っていて、いろいろな経験をしながら、乗り越え、生き方としてどういう生き方をしてきたのかというのをロールモデルの中では紹介していただきたい。

○生涯学習の視点というか、社会人になって大人になってからも必要に応じて学び直しと学習の機会があるというところも必要。

○自分を知る、自己肯定感を持つということは重要で、そういったことも入れてほしい。


9.事務局より今後のスケジュールについて資料5に基づき説明。


お問合せ先

生涯学習政策局男女共同参画学習課

男女共同参画推進係
電話番号:03-5253-4111(2654)
メールアドレス:danjo@mext.go.jp

(生涯学習政策局男女共同参画学習課)

-- 登録:平成28年09月 --