令和4年度「超福祉の学校2022@SHIBUYA~障害の有無を飛び超えて、つながる学び舎~」

開催概要

 障害の有無にかかわらず、共に学び生きる共生社会の実現と障害者の生涯学習の推進を目指し、本イベントを文部科学省の共催で実施いたします。下記特設ホームページから視聴できます。どうぞご覧ください。

超福祉の学校2022@SHIBUYA~障害の有無を飛び超えて、つながる学び舎~特設ホームページはこちら

1. 開催期間
 令和4年11月4日(金曜日)、5日(土曜日)、6日(日曜日)
2. 会場
 渋谷ヒカリエ8F「8/COURT」
 YOUTUBE LIVEにて同時オンライン配信
3. 主催等
 主催:NPO法人ピープルデザイン研究所
 共催:文部科学省・渋谷区

プログラム

【1日目】11月4日(金曜日)13時00分~20時30分

1. 留学?移住?海外では知的障害のある人はどう学んでいるの?

・内容:
 ⽇本国内の知的障害のある⼦の義務教育後の進路は限られています。 昨今、⽇本を⾶び出し海外への留学や移住などを視野に⼊れて準備をする家族も増えています。ダウン症のある⼦どもをもつお⼆⼈の経験とア メリカの⼤学の障害学⽣向けプログラムを紹介しながら、知的障害のある⼈の学びの可能性を探ります。
・時間:13時00分~14時30分
・登壇者:
 古市 理代(NPO法⼈アクセプションズ 代表理事、NPO法⼈ピープルデザイン研究所 理事)
 町塚 聖⼦(総合内科専⾨医※NYよりオンライン参加)
 ⻑⾕部 真奈⾒(経済キャスター、NPO法⼈アクセプションズ理事)

2. 豊かに生きるための生涯学習

・内容:
 ⽣涯学習は、⼈々が⾃⼰の⼈格を磨き、豊かな⼈⽣を送るために求められるものであり、そこに障害の有無は関係ありません。本シンポジウムでは障害者の⽣涯学習を進めるために必要な視点について、障害のある⽅、障害者⽀援に関する事業を実施している⽅々のお話しから考えていきます。
・時間:15時00分~16時30分
・登壇者:
 ⼤塚 由紀⼦(株式会社FVP、株式会社ハートフル松本FVP 代表取締役)
 加地 はるみ(認定NPO法⼈ハンズオン東京 事務局⻑)
 深井 敏⾏(東京都⽴板橋特別⽀援学校⻑ 全国トラブルシューター教育ネットワーク 代表)
 中曽根 聡(杉並区教育委員会 社会教育主事)
 井⼝ 啓太郎(国⽴市公⺠館 社会教育主事)
 梶野 光信(東京都教育庁地域教育⽀援部 主任社会教育主事)

3. インクルーシブ社会や文化の構築~大阪・関西万博に向けた動き(お茶や音楽を通じた協奏社会)

・内容:
 ⼤阪・関⻄万博テーマ事業プロデューサーが素敵な仲間たちとともに繰り広げる、⼀⼈⼀⼈のいのちが輝く協奏社会の可能性について⾃由に語り合います。
・時間:17時00分~18時30分
・登壇者:
 中島 さち⼦(株式会社steAm 代表取締役、⼤阪・関⻄万博テーマ事業プロデューサー)
 志村 真介(ダイアログ・イン・ザ・ダーク Founder)
 澤⽥ 智洋(世界ゆるスポーツ協会 代表理事、コピーライター)
 中⻄ 良介(株式会社ノーサイド 代表取締役、⼤阪府 医療的ケア児等コーディネーター)
 遠⼭ 典男(茶室建築設計⼠、研究者)

4. 生涯に学ぶ。生涯で学ぶ。~それぞれの学びのデザイン~

・内容:
 NPO法⼈ピープルデザイン研究所が実施する、晴れの舞台で"働く"という社会との接続体験を通じて"学ぶ"「就労体験プロジェクト」。2012年にスタートした取り組みは現在、全国へと拡⼤展開しています。障害当事者はもちろん、クラブチームにも多くの学びをもたらしているこの取り組み。こうした学びを媒介に社会や地域をよくする仕組の作り⽅について語ります。
・時間:19時00分~20時30分
・登壇者:
 鈴⽊ 順(NPO法⼈ピープルデザイン研究所 理事)
 ⽶⽥ 恵美(⽶⽥公認会計⼠事務所 代表、⽇本フェンシング協会 常務理事、⽇本ハンドボールリーグ 理事)

【2日目】11月5日(土曜日)11時00分~20時30分

5. 超福祉の学校プロジェクト成果報告会

・内容:
 「超福祉の学校プロジェクト」とは、共⽣社会の実現に向け、既存の学校やそれぞれの地域で導⼊・汎⽤可能な新しい学び⽅の選択肢を開発することを⽬的とする、超福祉展から派⽣し、2019年からスタートしたプロジェクトです。
 プロジェクトでは、従来型の教育・福祉⾏政の枠内での議論ではなく、多様なステークホルダーが集い、障害者の⽣涯学習に関わる新しい学び⽅の選択肢の提案・モデルの社会実装を⽬指し、活動してきました。これまでの各プロジェクトの軌跡をたどりながら、今後の展望についてもお話を伺います。
・時間:11時00分~12時30分
・登壇者:
 たまお ひろこ(トリセツプロジェクト)
 佐伯 美⾹(りんごプロジェクト)
 須藤 シンジ(NPO法⼈ピープルデザイン研究所 ファウンダー) 

6. 共に生きる?共に学ぶ?~共に生きるための学びをどうつくるか~

・内容:
 障害者と共に街をフィールドに活動するレッツと、地域とつながりながら本⼈主体の学びを展開するポラリス、誰でもどこでも学べるウェブを活⽤した取組を⾏うみんなの⼤学校の実践に学びます。試⾏錯誤のエピソードなどから、地域とつながりながら障害の有無にかかわらず誰もが共に学ぶことの本質について考えを深めます。
・時間:13時00分~14時30分
・登壇者:
 ⻘⼭ 鉄兵(⽂教⼤学⼈間科学部 准教授)
 ⽥⼝ひろみ(NPO法⼈ポラリス 代表理事)
 引地 達也(⼀般社団法⼈みんなの⼤学校 代表理事)
 久保⽥ 翠(NPO法⼈クリエイティブサポートレッツ 理事⻑)

7. 共に学び、共につくるハッピーな未来~これからの超福祉教育~

・内容:
 2018年から始まった株式会社LUYLと埼⽟県⽴伊奈学園中学校の「共⽣社会と福祉の総合授業」の軌跡についてのシンポジウム。 進⾏中のプロジェクトの「私たちの⽬指す未来」について中学1年が発表、そして「⼼のバリアフリー」の学びを深めてきた先⽣⽅や⾼校⽣までの皆さん に、⾃⾝の変化について語っていただきます。
・時間:15時00分~16時30分
・登壇者:
 古⾕ 和賢(埼⽟県⽴伊奈学園中学校 教諭)
 照井 洋平(埼⽟県⽴伊奈学園中学校 主幹教諭)
 埼⽟県⽴伊奈学園中学校⽣徒 中学1年⽣から⾼校2年⽣まで、各学年の代表⽣徒
 布施⽥ 祥⼦(株式会社LUYL代表取締役、NPO法⼈ピープルデザイン研究所理事)
 栗⽥ ゆか⼦(株式会社LUYL プロジェクトマネージャー)

8. ココロとカラダにちょうどいい、未来のインクルーシブを語ろう!

・内容:
 インクルーシブってなあに?と⼩さな⼦に聞かれたらあなたはどんなふうに答えるでしょうか?今回は、年齢や障害、国籍に関わらず、明るい未来が想像できるインクルーシブ像を、ココロとカラダというフィルターを通して提案します。遊びと環境と医療の⾓度から、それぞれの専⾨家とともに考えてみましょう。
・時間:17時00分~18時30分
・登壇者:
 積⽥ 綾⼦(⼩児科医・リハビリテーション科医)
 林 匡宏(渋⾕区公 園等整備アドバイザー兼エリアマネジメントコーディネーター)
 嶋村 仁志(TOKYO PLAY 代表理事)
 こみず うつる(冒険あそび場)

9. 人と性の多様性から学び、育む。子どもたちが輝ける未来社会へ

・内容:
 人と性の多様性方学び、育む。子どもたちが輝ける未来社会へ。
・時間:19時00分~20時30分
・登壇者:
 鈴⽊ 茂義(公⽴⼩学校 ⾮常勤講師、プライドハウス東京 理事)
 蓑⼿ 章吾(HILLOCK初等部スクールディレクター)

【3日目】11月6日(日曜日)11時00分~18時30分

10. アートでおしゃべり~サイレント~

・内容:
 ファシリテーターのユニークな問いに応えながらオンラインでアートを鑑賞する「アートでおしゃべり」のスペシャルバージョン! ⾳のない静寂な中で進⾏するサイレント版で、チャット、ジェスチャーの表現⼒を⽬⼀杯活⽤した視覚情報の芳醇な世界をご堪能いただけます。
 会場から配信するオンラインイベントになります。「超福祉の学校@SHIBUYA」の会場、渋⾕ヒカリエ8階8/courtでは、実施している様⼦を無料でご覧いただけます。またその様⼦はライブ配信ならびにアーカイブ配信で無料でご視聴できます。
・時間:11時00分~12時30分
・登壇者:
 磯村 歩(株式会社フクフクプラス 共同代表、⼀般社団法⼈シブヤフォント 共同代表)
 薄葉ゆきえ(株式会社ミライロ 講師)

11. 読書支援の最先端~よむことが困難な人のために~

・内容:
 紙に書かれた⽂字を読むことが困難な⼦どもたちはどうやって学習に取り組めばいいのでしょうか?2019年に読書バリアフリー法が制定され障害の有無に関わらずすべての⼈が利⽤しやすい形式で本の内容にアクセスできるようになってきました。
 今回、実践研究をされている先⽣と図書館の障害者サービスの専⾨家の⽅にご登壇いただき、まだまだ広く知られていない技術やサービスについてお話していただきます。
・時間:13時00分~14時30分
・登壇者:
 近藤 武夫(東京⼤学 先端科学技術研究センター 教授)
 野⼝ 武悟(専修⼤学⽂学部 教授)
 佐藤 聖⼀(埼⽟県⽴久喜図書館 司書)
 古市 理代(りんごプロジェクト ナビゲーター、NPO法⼈ピープルデザイン研究所 理事) 

12. 視覚障害者と表現するよろこびを探求する

・内容:
 視覚障害者の多くは⾒えない・⾒えにくいという特性上、絵を描く、描いて表現するという機会や体験が⼗分に得られていない。しかし、感じるままに思いを表現したいという欲求やよろこびは、障害の有無によって阻害されるべきではない。ぺんてるは視覚障害者と共に表現するよろこびを探究する、「INCLUSIVE DESIGN PROJECT」にチャレンジします。
・時間:15時00分~16時30分
・登壇者:
 ⽥島 宏(ぺんてる株式会社 ブランド企画部 部⻑)
 タキザワ ケイタ(PLAYWORKS株式会社 代表・インクルーシブデザイナー)

13. 神奈川発!みんなにとっての「学び」の意義・可能性を考えよう

・内容:
 神奈川県内を対象に広く訪問型で学びを届けている「訪問カレッジEnjoyかながわ」と、県内において地域密着型で学びを提供している「NPO法⼈あいけあ」の実践に学びます。障害の重い⽅々にとっての学びの意義、そして学びがもたらす周囲への影響と社会の変化などについて考えを深めます。
・時間:17時00分~18時30分
・登壇者:
 成⽥ 裕⼦(訪問カレッジEnjoyかながわ)
 岡安 玲(NPO法⼈あいけあ)
 鈴⽊ 規⼦(⽂部科学省 総合教育政策局 男⼥共同参画共⽣社会学習・安全課 障害者学習⽀援推進室⻑)
 古市 理代(NPO法⼈ピープルデザイン研究所理事、NPO法⼈アクセプションズ理事⻑)

その他のご案内

※ シンポジウムは事前申込み不要、参加無料です。当日はお時間になりましたらホームページからご視聴いただけます。
このほか会場では体験コンテンツや販売会なども開催いたしますので、詳細はホームページをご覧ください。
※ ご視聴にあたり配慮が必要な方は、事前にお問い合わせください。(お問合わせ: school@peopledesign.or.jp)

お問合せ先

総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課障害者学習支援推進室

電話番号:03-5253-4111(内線3460)
メールアドレス:sst@mext.go.jp

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(総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課障害者学習支援推進室)