「超福祉の学校2020オンライン~障害の有無をこえて共に学び、つくる共生社会フォーラム~」開催報告

開催概要

 文部科学省では、障害の有無にかかわらず、共に学び、生きる共生社会の実現を目指し、様々な取組を展開しています。
令和2年9月5日(土曜日)、6日(日曜日)に、本フォーラムをオンラインで実施いたしました。
2日間にわたり、多くの方にご視聴いただき、障害のある人、支援者、教育関係者等が共生社会の実現に向けて、学び合う機会となりました。

※超福祉の学校当日の様子は、超福祉展ホームページにてアーカイブ映像として公開しています。
【2020年9月実施】超福祉の学校アーカイブ映像はこちら(※超福祉展シンポジウムページへリンク)

【2020年9月実施】超福祉の学校プロジェクト中間発表についてはこちら(※超福祉展シンポジウムページへリンク)

【2021年3月実施】超福祉の学校プロジェクト年度末報告会の様子はこちら(外部リンク)

「超福祉の学校2020オンライン~障害の有無をこえて共に学び、つくる共生社会フォーラム~」チラシ


※チラシをクリックするとダウンロードできます。

1. 開催期間

令和2年9月5日(土曜日)、6日(日曜日)

2. 会場

渋谷ヒカリエ8F「8/」よりオンライン配信

3. 主催等

主催:文部科学省
共催:NPO法人ピープルデザイン研究所

 

プログラム

【1日目】9月5日(土曜日)13時00分~19時00分

1. 障害のある人の学びの場×コミュニティ・デザイン

・内容:2つの学びの場の事例をもとに、障害の有無を超えてつながる人と人、新たに生まれるコミュニティの価値と創造について考えを深めていきます。
・時間:13時00分~14時30分
・ファシリテーター:浦野耕司(知的障害者幡ヶ谷教室GAYA運営委員長)
・ゲストコメンテーター:山崎 亮(studio-L代表/コミュニティ・デザイナー)
・登壇者:
笠原 千絵(上智大学准教授)
大森 梓(NPO法人障がい児・者の学びを保障する会代表理事)
知的障害者幡ヶ谷教室GAYAメンバーのみなさん

2. 障害のある人の学びの場×コミュニティ・デザイン~アフタートーク~

・内容:13時00分~14時30分に開催された「障害のある人の学びの場×コミュニティ・デザイン」で話しきれなかった内容や、視聴者からの質問などに触れ、アフタートークとしてさらに議論を深めていきます。
・時間:15時00分~16時00分
・ファシリテーター:浦野耕司(知的障害者幡ヶ谷教室GAYA運営委員長)
・ゲストコメンテーター:山崎 亮(studio-L代表/コミュニティ・デザイナー)
・登壇者:
笠原 千絵(上智大学准教授)
大森 梓(NPO法人障がい児・者の学びを保障する会代表理事)
※「1. 障害のある人の学びの場×コミュニティ・デザイン」から続けてご参加ください。

3.超福祉の学校プロジェクト 中間発表

・内容:「超福祉の学校プロジェクト」として昨年度から探求してきた共生社会実現に向けたアクションを、各グループから発表します。商店街での就労体験、図書館×最先端のテクノロジー、誰もが参加できるサッカーを通じた交流と学びの場づくり、障害のある子どもたちの「やりたい」を応援する地域の場づくりなど、従来の福祉の枠組みを超えた魅力的な7つのプロジェクトが進行中です。
・時間:17時00分~19時00分
・ファシリテーター:森祐美子(認定特定非営利活動法人こまちぷらす理事長)
・助言者:
須藤シンジ(NPO法人ピープルデザイン研究所代表)
広瀬 郁(NPO法人ピープルデザイン研究所理事)

 

【2日目】9月6日(日曜日)13時00分~18時30分

4. 知的障害のイメージを変える超アート

・内容:知的障害者が創作するアート作品やその製作過程から、自己表現や社会参加の可能性について考えていきます。
・時間:13時00分~14時30分
・ファシリテーター:松田祟弥(株式会社ヘラルボニー代表取締役)
・登壇者:
横溝さやか(文部科学省スペシャルサポート大使/studio COOCA)
Gaku(アーティスト/株式会社アイム)
中尾大良(studio COOCA)
佐藤のり(株式会社アイム)

5. 障害のある人の働き方、未来のカタチ

・内容:新しい手法やテクノロジーを活用し、働くことを通じて障害者の社会参加を実現してきた方々の取組を共有。これからの働き方とその未来を考えていきます。
・時間:15時00分~16時30分
・ファシリテーター:田中真宏(NPO法人ピープルデザイン研究所 ディレクター)
・登壇者:
吉藤オリィ(株式会社オリィ研究所所長)
梅原みどり(ソフトバンク株式会社人事総務統括 CSR本部 CSR部 多様性推進課 課長)
酒井文彦(大東コーポレートサービス株式会社 取締役)

6. 特別支援教育におけるICTの活用

・内容:文部科学省やソフトバンクが取り組む、特別支援教育におけるICT活用の方針や取組をふまえて、特別支援教育におけるICTの活用の可能性を考えます。
・時間:15時00分~16時30分
・ファシリテーター:須藤シンジ(NPO法人ピープルデザイン研究所代表)
・登壇者:
佐藤里美(ソフトバンク株式会社 魔法のプロジェクト ディレクター / 東京大学 先端科学技術研究センター支援情報システム分野 協力研究員)
青木高光(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 研修事業部 主任研究員/NPO法人ドロップレット・プロジェクト代表理事)
深草瑞世(文部科学省 初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官)

7. 超福祉展がつくった「共生社会」の学び~コロナ時代に共に生きるとは~

・内容:3年目を迎える超福祉の学校の取組をふり返りつつ、新型コロナウイルスと共存するこれからの「共生社会」について考えていきます。
・時間:17時00分~18時30分
・ファシリテーター:須藤シンジ(NPO法人ピープルデザイン研究所代表)
・登壇者:
織田友理子(一般社団法人WheeLog代表/YouTube車椅子ウォーカー)
大日方邦子(文部科学省スペシャルサポート大使/一般社団法人日本パラリンピアンズ協会(PAJ)会長)

8. その他

・超福祉の学校2020ライブペインティング
The Blue Love sense+KAZが、ライブペイントにて超福祉の学校を彩ります。
※当日のライブペイントの様子、ならびに過去の作品は「超福祉展」のHPで公開予定です。

・超福祉の学校 × ヘラルボニー
オンライン美術館「HERALBONY #ZoomArtMuseum」@超福祉展
※主催:株式会社ヘラルボニー

#ZoomArtMuseumは、ご自宅からお楽しみいただけるオンライン美術館です。
ウェブ会議ツール「Zoom」が提供するユニークな「バーチャル背景」機能を最大限に活用し、あたかも美術館内に来たかのような臨場感を演出します。
近年、美術の専門教育を受けてない方々が表現する「アウトサイダーアート」「アール・ブリュット」という言葉が広がりつつあります。現に、スイスのローザンヌや、フランスのナントでは大々的に日本の「アール・ブリュット」が取り上げられ、世界的に評価を受けました。
#ZoomArtMuseumは、アール・ブリュット作品とHERALBONYアートプロダクトを彩るアーティストを中心に、HERALBONYのご紹介、アイスブレイクなど、ご来場いただく方々に共に楽しめるプログラムとなっております。

9月5日(土曜日)14時30分~15時00分・16時30分~17時00分
9月6日(日曜日)14時30分~15時00分・16時30分~17時00分 の計4回開催

 

※本イベントは、超福祉展(正式名称「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」)内のイベントとして開催いたしました。

 

お問合せ先

総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課障害者学習支援推進室

電話番号:03-5253-4111(内線3460)
メールアドレス:sst@mext.go.jp

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(総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課障害者学習支援推進室)