附属資料7 第1回ユネスコ文化大臣会合概要

令和2年4月23日  
文化庁文化経済・国際課  

1. 開催概要

 新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって多くの文化活動が中止や延期となっている中、各国政府の文化セクターに対する適切な支援について議論するため、ユネスコから第一回テレビ会議による文化大臣会合の開催が呼びかけられた。

テーマ: 「コロナ感染症の環境下で文化をどのように促進、保護しているか」

2. 日時

令和2年4月22日(水曜日)日本時間20時00分~(約7時間30分)


3. 会議方式

Web会議形式、文部科学省省議室使用、言語は英語

4. 参加国

130か国以上の大臣・副大臣等が出席

5. 日本の対応者

萩生田文部科学大臣

6. 会議内容

・日本から、感染拡大の文化芸術活動への影響につき説明。「我が国の文化芸術の灯を守り抜く」との決意のもと、芸術家や事業者に対して実施する様々な支援も説明。また、首里城を含め、ユネスコと共に世界遺産保全に取組むこと、東京オリンピック・パラリンピックは文化の祭典でもあり、安全で安心な大会とするため、開催国として責任を果たす旨も表明。
・各国からは、イベントの中止や美術館等の閉鎖により各国の文化芸術も大きな影響を受けていること、アーティストや中小企業への財政支援等様々な支援策につき説明。多くの国が、文化芸術のデジタルコンテンツ化の促進と普及の重要性を強調。
・また多くの国が、国際社会が協力して文化芸術活動を保護する上でのユネスコの役割への期待を表明。文化芸術は極めて重要であり、現下の困難な状況を克服するため国際的な連帯を強化すべきという点で共通。

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国際統括官付