附属資料1-6 ユネスコスクールの更なる活性化に向けて(令和2年9月第147回日本ユネスコ国内委員会総会資料)

ユネスコスクールのさらなる活性化に向けて

1 現状の課題

 我が国のユネスコスクールは、2006年以前は15校であったが、ESDの推進に関する国内委員会の提言*やESDに関するユネスコ世界会議の開催などをきっかけに数を増やし、1,120校(2019年11月現在)と世界でトップレベルの登録数に達するほどユネスコスクールの取り組みは発展してきた。一方、世界のユネスコスクールの1割を占めるようになった現状において、数そのものよりはむしろ、質の確保が強く求められる段階になってきている。

*「持続発展教育(ESD)の普及促進のためのユネスコ・スクール活用について(提言)(平成20年2月日本ユネスコ国内委員会教育小委員会持続発展教育(ESD)の普及促進のためのユネスコ・スクール活用に関する検討会)

2 教育小委員会におけるこれまでの議論

(1)第141回教育小委員会(令和2年6月18日)
ユネスコスクールの課題について論点の洗い出しを行った。

(2)第142回教育小委員会(令和2年8月20日)3
ユネスコスクールの現状の課題を基に今後の方向性について議論した。

3 今後の方向性

 ESD及びユネスコスクールを取り巻く環境の変化を踏まえ、ユネスコスクールの役割や推進の方向性について、教育小委員会において引き続き議論を行い、早急に活性化に向けた方向性を示す。

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