資料3 ユネスコ・グローバル教育会合(GEM)臨時会合について(結果報告)

1.概要

○ 令和2年10月20日(火曜日)及び22日(木曜日)に、ユネスコ・グローバル教育会合(GEM)臨時会合がテレビ会議形式で開催され、22日ハイレベル会合には丸山文部科学審議官が、20日テクニカル会合には田口国際統括官が出席。

○ 会合では、 コロナ禍における教育への対応に関連して、(1)国内及び国際教育財政の保護、(2)安全な学校再開、(3)包摂性、衡平性及びジェンダー平等、(4)教育及び学習の再考、(5)学習のための衡平な接続・技術の活用、について議論。

○ 丸山文部科学審議官からは、コロナ禍における教育の継続性、学びの保障のためには各国の協働が不可欠であること、また、感染症対策と子供たちの学びを両立することの重要性について言及するとともに、文部科学省が行っている支援策等について紹介し、各国等と知見を共有。

○ 引き続き、各国及びすべての関係者が、コロナ禍における教育危機に積極的に対応していくことを確認。

2.成果文書

○ ハイレベル会合において、「2020GEM宣言」がとりまとめられた。

○ 教育に対する公的支出を維持・確保することに原則合意するとともに、今後15か月をかけて、(1)安全な学校再開、(2)最前線にある教師への支援、(3)若者や成人への職業上の技能訓練、(4)対面学習の補完として、デジタルディバイドを減らしICT等を利用した学習を実現すること等が盛り込まれた。

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