資料2-1 持続可能な開発のための教育(ESD)国内実施計画について

令和2年11月
国際統括官付

1.策定経緯・概要

○ 2013年の第37回ユネスコ総会において「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)」が採択されたことを受け、文部科学省・環境省の両事務次官が共同議長を務める「持続可能な開発のための教育に関する関係省庁連絡会議」において、我が国における「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム」実施計画(以下、「ESD国内実施計画」)を2016年に策定した。

○ GAP期間(2015年~2019年)において、5つの優先行動分野(1. 政策的支援、2. 機関包括型アプローチ、3. 教育者、4. ユース、5. 地域コミュニティ)の下での政府を含む各ステークホルダーのコミットメントに資する計画。

○ 計画の最終年である2019年に総括的なレビューを実施。

2.ESD国内実施計画の改定の進め方・スケジュール

○ 国際的な枠組みがGAPから「ESD for 2030」に移行したことやGAP期間の総括的レビューを踏まえ、2030年までに取り組んでいく事項等を検討し、改定国内実施計画としてとりまとめる。

○ 「持続可能な開発のための教育(ESD)円卓会議」において同計画の作成等に関して意見交換等を行うとともに、「日本ユネスコ国内委員会」や「持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議」といった我が国におけるSDGsやESDの推進に取り組む会議体との連携を図りながら、多様なステークホルダーの意見を聴いて検討し策定(※)。
※2021年5月に開催予定の「ESDに関するユネスコ世界会議」までにとりまとめ、発表することを目指す。

(以上)

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