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日本ユネスコ国内委員会

ユネスコエコパークへの推薦決定について

平成28年8月12日

ユネスコが実施する生物圏保存地域*(国内呼称:ユネスコエコパーク)に関して、本日開催した、日本ユネスコ国内委員会自然科学小委員会人間と生物圏(MAB)計画分科会において、「祖母(そぼ)・傾(かたむき)・大崩(おおくえ)」(大分県、宮崎県)及び「みなかみ」(群馬県、新潟県)を、ユネスコに推薦することを決定しました。
今後、日本ユネスコ国内委員会を通じてユネスコに推薦書を提出し、2017(平成29)年5~7月にユネスコ本部で開催されるユネスコMAB計画国際調整理事会において、登録の可否が決定される予定です。

* 英名:Biosphere Reserves (BR)

(同時発表:農林水産省、環境省)

ユネスコエコパークの概要、今後のスケジュール及び今回推薦の対象となる地域の概要等は、以下のとおりです。

1.概要

ユネスコエコパーク※(生物圏保存地域、英名:BR: Biosphere Reserves)は、生物多様性の保全、持続可能な開発、学術研究支援を目的として、1976年(昭和51年)にユネスコが開始。ユネスコの自然科学セクターで実施されるユネスコ人間と生物圏(MAB: Man and the Biosphere)計画における一事業として実施。
「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」に基づく世界遺産が、手つかずの自然を守ることを原則とする一方、ユネスコエコパークは、生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)が目的。「保全機能」、「経済と社会の発展」、「学術的支援」の三つの機能をもつ地域を登録。そのため、ユネスコエコパークは、「核心地域」、「緩衝地域」と共に、「移行地域」(地域社会や経済発展が図られる地域)を設置。
登録総数は、120か国、669地域(2016年(平成28年)3月現在)。

※ユネスコエコパークは我が国の国内呼称。

2.期待される効果

ユネスコエコパークの登録地は、ユネスコエコパーク世界ネットワークに登録。
ユネスコという国際機関からの世界的な評価を受けることにより、自然環境の保全や自然と人間社会との共生に関する地域の取組を、国際的にも発信し、ネットワークを通じて情報の共有化が図られることや、それにより当該取組がより一層推進されることを期待。
また、地域における持続可能な発展に関する学習の場としての活用、自然環境の保全や持続可能な資源の利活用に関する普及啓発、持続可能な社会の構築のための人材育成への貢献を期待。

3.我が国のユネスコエコパーク

・綾(宮崎県) 2012年登録
・大台ヶ原・大峯山・大杉谷(奈良県、三重県) 1980年登録、2016年拡張登録*
・志賀高原(長野県、群馬県) 1980年登録
・只見(福島県) 2014年登録
・白山(富山県、石川県、福井県、岐阜県) 1980年登録、2016年拡張登録
・南アルプス(山梨県、長野県、静岡県) 2014年登録
・屋久島・口永良部島(鹿児島県) 1980年登録、2016年拡張登録

*「拡張登録」とは、1995(平成7)年にユネスコエコパークの機能として、「経済と社会の発展」が追加されたため、それ以前に登録されたユネスコエコパークについて、その機能を果たす「移行地域」を追加するもの。

4.今回の推薦決定地域

「祖母・傾・大崩」及び「みなかみ」

5.今後のスケジュール(予定)

2016(平成28)年9月   日本ユネスコ国内委員会を通じてユネスコに推薦書を提出
2017(平成29)年5~7月 ユネスコMAB計画国際調整理事会(於:ユネスコ本部)にて登録の可否が決定

<添付資料>

お問合せ先

国際統括官付(日本ユネスコ国内委員会事務局)

ユネスコ第三係
電話番号:03-5253-4111(内線2557)
ファクシミリ番号:03-6734-3679
メールアドレス:jpnatcom@mext.go.jp

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-- 登録:平成28年08月 --