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日本ユネスコ国内委員会

ユネスコエコパークの拡張登録に係る推薦決定について

平成27年8月24日

 ユネスコが実施する生物圏保存地域*(国内呼称:ユネスコエコパーク)に関して、本日開催した、日本ユネスコ国内委員会自然科学小委員会人間と生物圏(MAB)計画分科会において、既に登録されている「白山」(石川県、岐阜県、富山県、福井県)、「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」(奈良県、三重県)及び「屋久島・口永良部島」(鹿児島県)の拡張登録**について、ユネスコに推薦することを決定しました。
 今後、日本ユネスコ国内委員会からユネスコに推薦書を提出し、2016(平成28)年3月にペルーで開催されるユネスコMAB計画国際調整理事会において、拡張登録の可否が決定される予定です。

* 英名:Biosphere Reserves (BR)
**「拡張登録」とは、1995(平成7)年にユネスコエコパークの機能として、「経済と社会の発展」が追加されたため、それ以前に登録されたユネスコエコパークについて、その機能を果たす「移行地域」を追加するもの。

(同時発表:農林水産省、環境省)

 ユネスコエコパークの概要、今後のスケジュール及び今回推薦の対象となる地域の概要等は、以下のとおりです。

1.ユネスコエコパークの概要

 ユネスコエコパーク※(生物圏保存地域、英名:BR: Biosphere Reserves)は、生物多様性の保全、持続可能な開発、学術研究支援を目的として、1976年(昭和51年)にユネスコが開始。ユネスコの自然科学セクターで実施されるユネスコ人間と生物圏(MAB: Man and Biosphere)計画の枠組みに基づいて国際的に認定された地域。
 「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」に基づく世界遺産が、手つかずの自然を守ることを原則とする一方、ユネスコエコパークは、生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)が目的。「保全機能」、「経済と社会の発展」、「学術的支援」の3つの機能をもつ地域を登録。そのため、ユネスコエコパークは、「核心地域」、「緩衝地域」と共に、「移行地域」(地域社会や経済発展が図られる地域)を設置。
 登録総数は、120か国、651地域(2015年(平成27年)8月現在)。
※ユネスコエコパークは我が国の国内呼称。

2.ユネスコエコパークの期待される効果

 ユネスコエコパークの登録地は、ユネスコエコパーク世界ネットワークに登録。
 ユネスコという国際機関からの世界的な評価を受けることにより、自然環境の保全や自然と人間社会との共生に関する地域の取組を、国際的にも発信し、ネットワークを通じて情報の共有化が図られることや、それにより当該取組がより一層推進されることを期待。
 また、地域における持続可能な発展に関する学習の場としての活用、自然環境の保全や持続可能な資源の利活用に関する普及啓発、持続可能な社会の構築のための人材育成への貢献を期待。

 [我が国のユネスコエコパーク]

・1980年(昭和55年) 「志賀高原」(群馬県、長野県)、「白山」(石川県、岐阜県、富山県、福井県)、「大台ヶ原・大峯山」(奈良県、三重県)、「屋久島」(鹿児島県)登録
・2012年(平成24年) 「綾」(宮崎県)登録
・2014年(平成26年) 「只見」(福島県)、「南アルプス」(山梨県、長野県、静岡県)新規登録、「志賀高原」(群馬県、長野県)拡張登録

3.今回の推薦決定地域

「白山」、「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」及び「屋久島・口永良部島」(いずれも拡張登録)

4.今後のスケジュール

2015(平成27)年9月 日本ユネスコ国内委員会からユネスコに推薦書を提出
2016(平成28)年3月  ユネスコMAB計画国際調整理事会(於:ペルー)において拡張登録の可否が決定される予定

<添付資料>

お問合せ先

国際統括官付(日本ユネスコ国内委員会事務局)

ユネスコ第三係
電話番号:03-5253-4111(内線2557)
ファクシミリ番号:03-6734-3679
メールアドレス:jpnatcom@mext.go.jp

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-- 登録:平成27年08月 --