大学スポーツの振興に関する検討会議「中間とりまとめ」骨子案
2016年6月20日
<1> 大学スポーツの振興に向けた基本的考え方(方針)について
○大学スポーツ振興の意義
・我が国の大学スポーツ資源(人材、施設等)の現状と課題
・公共的役割を担う存在としての大学スポーツの可能性
○大学スポーツの潜在力を発揮するための方向性
・高等教育段階でスポーツ分野を学ぶ意義の共有
・大学横断的かつ競技横断的統括組織(日本版NCAA)創設に係る検討
<2>個別テーマの目標・達成に向けた取組について
1.大学トップ層の理解の醸成
・我が国の大学トップ層におけるスポーツ理解の現状
・大学体育連合や学長会議等を通じた大学スポーツに関する理解の醸成
2.スポーツマネジメント人材育成・部局の設置
○大学内のスポーツ分野を統括する部局、人材の必要性
・我が国の大学スポーツ統括部局の先進事例
・スポーツ・アドミニストレーターの配置促進
3.大学スポーツの収益力の向上
○大学スポーツの収益力向上
・大学スポーツ先進国の現状
・我が国の大学スポーツの収益力の現状
・我が国の大学スポーツの収益力向上に関する先進事例と必要な取組
(民間企業等との連携、ネーミングライツの活用、大学スポーツイベン
トの充実、大学スポーツを通じた大学ブランドの向上)
○大学の部活の在り方(組織や経理等)
○民間資金を活用した大学スポーツ施設の充実
4.スポーツ教育・研究の充実
○大学体育の充実と学生スポーツの環境の整備
○スポーツ科学研究の促進と成果の社会還元
・我が国のスポーツ科学分野の研究の現状
・大学におけるスポーツ科学研究の促進に向けた取組
5.学生アスリートのデュアルキャリア支援
・学生アスリートへの教育上の配慮・就職支援の取組の充実
・大学の資源を活用した体育活動支援
6.スポーツボランティアの育成
・大学におけるスポーツボランティアの活動状況
・2020東京オリパラ大会と大学との連携の必要性
7.大学のスポーツ資源を活用した地域貢献・地域活性化
・総合型地域スポーツクラブとの連携等による地域交流の推進
・スポーツ合宿等を活用したスポーツツーリズムの推進
・大学スポーツ施設の地域への開放の促進
<3>大学横断的かつ競技横断的統括組織(日本版NCAA)の在り方
○学連等の現状
○アメリカのNCAAの現状と課題
○日本版NCAAの方向性
<4>今後の方向性
夏以降、引き続き個別課題ごとの議論を重ね、次期スポーツ基本計画に反映させる。
以上
スポーツ庁参事官(地域振興担当)付
-- 登録:平成28年07月 --