初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第270号

[目次]

□【お知らせ】平成27年度消費者教育フェスタin大分の開催について
□【お知らせ】平成27年度全国家庭教育支援研究協議会の開催について
□【お知らせ】「インクルーシブ教育の特色を活かした学校づくり~日本とフィンランドの学校建築~」平成27年度文教施設研究講演会について
□【お知らせ】平成28年度「トビタテ!留学JAPAN 高校生コース」2期生募集のお知らせ
□【お知らせ】『映画ちびまる子ちゃん~イタリアから来た少年』とタイアップしました!
□【お知らせ】映画『海難 1890』の御紹介と文部科学省とのタイアップについて
□【お知らせ】学びたい大学が見つかる「大学ポートレート」
□【お知らせ】教育再生実行会議御意見受付フォームの開設と、第八次提言のパンフレットについて
□【お知らせ】平成27年11月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介
□【シリーズ】「地域による学校支援活動」(高知県日高村)
□【発刊】「教育委員会月報12月号」について
□【発刊】月刊「初等教育資料」12月号の発刊について
□【発刊】月刊「中等教育資料」12月号の発刊について
□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク80

□【お知らせ】平成27年度消費者教育フェスタin大分の開催について

〔生涯学習政策局男女共同参画学習課〕

文部科学省では、「消費者教育を通じて子供たちが身に付けていく力とは」をテーマに関係者間の情報を共有し、相互に連携することを目的として、下記のとおり平成27年度消費者教育フェスタin大分を開催します。
皆様の御参加を心からお待ちしています。

◇日時:平成28年1月25日(月曜日) 9時50分~16時20分
◇会場:国立大学法人大分大学教育福祉科学部附属小学校・中学校(大分県大分市王子新町1番1号)
◇プログラム
1.基調講演「買い物で世の中へ発信しよう!」
(講師) 西村 隆男氏(横浜国立大学 教授)
2.学校・地域における消費者教育の実践報告
(報告者)
・国立大学法人宮崎大学教育文化学部附属小学校
・横浜市教育委員会
・石川県七尾市能登島公民館
(コーディネーター)上村協子氏(東京家政学院大学 教授)
3.実践交流会
4.企業・団体によるデモンストレーション授業
5.パネルディスカッション
「消費者教育を通じて子供たちが身に付けていく力とは」
(コーディネーター)望月昌代氏(文部科学省初等中等教育局視学官)
パネリスト:財津庸子氏(大分大学教授、大分県消費生活審議会委員)
石川芳恵氏(大分県大分市立南大分小学校教諭)
島田広氏(弁護士、消費者教育推進会議委員)
村上美佳子氏(大分県消費生活・男女共同参画プラザ消費生活相談員)

詳細及び参加申込み(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます
(※お申込期限:平成28年1月15日(金曜日)18時まで)

(お問合せ先)

生涯学習政策局男女共同参画学習課
消費者教育推進係
TEL : 03-6734-3462
E-mail 

□【お知らせ】平成27年度全国家庭教育支援研究協議会の開催について

〔生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室〕

文部科学省では、全国の家庭教育支援の関係者が一堂に会し、先進事例の発表等を行う研究協議会を以下のとおり実施しますので、是非、御参加ください。
皆様の御参加を心からお待ちしています。
(詳しくは以下のURLよりホームページを御覧ください)

○平成27年度全国家庭教育支援研究協議会
テーマ:「地域や学校をはじめとする豊かなつながりの中での家庭教育支援」~家庭教育が困難な現代の社会で求められる支援とは~
日時:平成28年1月28日(木曜日)~29日(金曜日)
場所:独立行政法人国立青少年教育振興機構国立オリンピック記念青少年総合センター (東京都渋谷区代々木神園町3番1号)
内容:

1.基調講演
「子育てハッピーアドバイス~地域で家庭教育を支えるために~」 講師 明橋大二 氏
2. 事例報告
(1).「特色ある連携の取組」
(2).「中高生の生活習慣づくり」
3. パネルディスカッション
「訪問型家庭教育支援」
4.ワークショップ
「これからの時代の家庭教育支援を考えるワールド・カフェ」

参加申込み
(※お申込期限:平成28年1月17日(日曜日)18時まで)

(お問合せ先)

生涯学習政策局男女共同参画学習課
家庭教育支援室
TEL:03-5253-4111(内線3467)

□【お知らせ】「インクルーシブ教育の特色を活かした学校づくり~日本とフィンランドの学校建築~」平成27年度文教施設研究講演会について

〔国立教育政策研究所文教施設研究センター〕

平成28年4月1日、「障害者差別解消法」の施行により、学校等において障害のある児童生徒等への合理的配慮の提供が義務化されます。そのため本講演会では、フィンランドの先行した取組から学ぶことを目的に、両国の専門家3名に講演いただきます。
参加を御希望される場合は、平成28年1月18日(月曜日)17時までに、下記の参加申込先URL又はFAXにて、あらかじめ御登録いただきますよう、お願いします。

1.日時
       平成28年1月20日(水曜日)13時30分~17時(受付開始 13時~)
2.場所
       文部科学省3階 講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2)
3.プログラム(日英同時通訳)
講演1
「フィンランドのインクルーシブな学校建築」 ― レイノ・タパニネン 氏(フィンランド国家教育委員会 主任建築家)
講演2
「フィンランドのインクルーシブ教育制度」 ― 渡邊あや 氏(津田塾大学 准教授)
講演3
「日本のインクルーシブ教育の特色を活かした学校づくり」 ― 上野淳 氏(首都大学東京 学長)
4.参加申込み(インターネット申込み、FAX申込み)
参加申込先
リーフレット(FAX申込用紙付)(※PDF 国立教育政策研究所ウェブサイトへリンク)

(お問合せ先)

国立教育政策研究所
文教施設研究センター 企画係
TEL:03-6733-6992(直通)

□【お知らせ】平成28年度「トビタテ!留学JAPAN 高校生コース」2期生募集のお知らせ

〔初等中等教育局国際教育課〕

高校生の留学を促進する「トビタテ!留学JAPAN 高校生コース」では、このたび、平成28年度に海外留学を希望する第2期生の募集を開始しました。
今回の募集では、アカデミック(テイクオフ・ショート・ロング)、スポーツ・芸術、プロフェッショナル、国際ボランティアの各分野において、グローバルに活躍する意欲と能力があり、将来の我が国を牽引(けんいん)する可能性を秘めた高校生500名の海外留学を支援します。
 
募集締切り:2月17日(金曜日)
支援人数 : 計500名
審査方法 : 書面審査・面接審査
支援経費 : 奨学金(渡航費・授業料・現地活動費)
支援期間 : 14日以上1年以内(応募分野によって異なります)

*なお、アカデミック(テイクオフ)分野において、平成28年4月に高等学校等に入学する生徒等(高等学校(併設型の中高一貫教育校を含む)1年生、中等教育学校4年生、特別支援学校高等部1年生、高等専門学校1年生、専修学校高等課程1年生)の募集は別に行います。
募集締切り:4月22日(金曜日)
支援人数 : 上限40名(上記500名に含む)
審査方法 : 書面審査等

 (参考)
トビタテ!留学JAPAN ウェブサイト(高校生向けページ)

(お問合せ先)

文部科学省官民協働海外留学創出プロジェクトチーム
TEL: 03-5253-4111(代表)(内線4937・4940)
メール

□【お知らせ】『映画ちびまる子ちゃん~イタリアから来た少年』とタイアップしました!

〔大臣官房総務課広報室/初等中等教育局国際教育課〕

文部科学省は、国民に広く国際教育に対する理解・普及を図るため、12月23日(水曜日)公開の『映画ちびまる子ちゃん~イタリアから来た少年~』とのタイアップ広報を実施しています。
本企画の一環として、施策の啓発メッセージを掲載したタイアップポスターを作成し、全国の小学校及び特別支援学校等に配布しています。
また、タイアップの特設サイトを開設し、馳文部科学大臣のメッセージのほか、まる子の家に泊まるイタリアの少年・アンドレアの声を演じた俳優の中川大志さんのインタビューも掲載しています。
映画では、まる子たち日本の小学生が、海外から来た小学生と交流し友情を深める姿が描かれており、国際理解の魅力・大切さを伝える内容となっています。
これは、文部科学省が推進している国際教育の普及啓発の趣旨にも沿っていると考えられるものであり、本企画を通じて国際教育の趣旨を広く伝えていきたいと考えています。

『映画ちびまる子ちゃん~イタリアから来た少年』タイアップサイト(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

タイアップに関する報道発表資料(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

(お問合せ先)

【国際教育に関すること】
初等中等教育局国際教育課
電話番号:03-5253-4111(内線2443)
【タイアップに関すること】
大臣官房総務課広報室
電話番号:03-5253-4111(内線3603、2928)

□【お知らせ】映画『海難 1890』の御紹介と文部科学省とのタイアップについて

〔大臣官房総務課広報室〕

文部科学省は、世界に羽ばたき貢献する子供たちの育成を目指して、12月5日(土曜日)から公開している映画『海難1890』とタイアップし、様々な広報企画を行っています。
文部科学省が進める国際教育や他者を思いやる心の涵養(かんよう)に関する取組などとの関連も深く、この映画から学ぶことは非常に多いものと考えられるため、本作を紹介したいと思います。

○物語のあらすじ
本作は、1890年に和歌山県樫野埼沖にて起きたトルコの「エルトゥールル号海難事故」と、1985年のイラン・イラク戦争のさなかに起きた「テヘラン邦人救出劇」という史実を基にした物語です。
困難な状況の中にあっても名誉や見返りを求めず、ただ目前の人を救おうと行動を起こした125年前の日本人と、30年前のトルコ人に共通する勇気と誠意を映し出したドラマが壮大なスケールで描かれています。
1980年のテヘランで、トルコの人々はなぜリスクを冒してまで日本人を救ったのか。1890年から連綿と受け継がれた、トルコの方々の日本人への感謝の気持ちや真心が余すところなく描かれているこの映画を通して、本当の国際交流、国際理解とは何か、考えてみませんか。

○タイアップポスターの配布とタイアップサイトの開設
本作の視聴を通して、文部科学省は、「心の絆(きずな)は、国や世代をこえて」というメッセージを伝えたいと考えています。
こうしたことを目的に、メッセージを掲載したタイアップポスターを作成して、全国の中学校、高等学校、特別支援学校等に配布しました。
また、文部科学省のホームページに特設サイトを開設し、映画『海難1890』の主役である医師・田村元貞を演じた内野聖陽さんへのスペシャルインタビューを掲載しています。
映画を視聴する前に、役作りの裏話や子供たちへのメッセージ(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きますを語っていただきましたので、是非御覧ください。

※タイアップに関する報道発表資料(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

(お問合せ先)

大臣官房総務課広報室
TEL:03-5253-4111(内線:2928)

□【お知らせ】学びたい大学が見つかる「大学ポートレート」

〔高等教育局高等教育企画課〕

■大学ポートレート概要
「大学ポートレート」は、平成27年3月より運用を開始した我が国の国公私立大学・短期大学の教育情報を公表しているウェブサイトです。偏差値やランキングという視点ではなく、大学の特色、教員情報、進路・就職情報、学費・奨学金などの視点から大学の姿を知ることができます。これら多様な情報を大学・短期大学ごと、あるいは学部・研究科(短期大学は学科)ごとに掲載しています。
グローバル展開力を強化しようとする大学から地域貢献を志向する大学まで、全国の国公私立大学や短期大学合わせて1,000校以上(平成27年11月末時点)の情報を掲載しています。
高等学校等の進路指導の場で大学選びの参考として、あるいは企業の採用活動の場で学生が大学時代に何を学んできたのかを知る手掛かりとして活用されることを期待しています。

■大学ポートレートウェブサイト
【トップ画面】・・・大学ポートレートの説明、ユーザーズガイド等があります。
【国公私立共通検索画面】・・・学校名、学部・研究科名、キャンパスの所在地等で検索できます。
このほか、
【国公立等の詳細検索】【私立の詳細検索】・・・国公立、私立それぞれの特徴をより細かく検索できます。

■公表情報
【大学の情報】
大学の基本情報/大学の教育研究上の目的等/大学の特色等/教育研究上の基本組織/キャンパス/評価結果/学生支援/課外活動
【学部・研究科等(短期大学は学科)の情報】
教育研究上の目的と三つの方針/学部・研究科等の特色等/教育課程/入試/教員/学生/キャンパス/費用及び経済的支援/進路(卒業後の就職状況等)

■周知活動について
大学ポートレートを多くの方に知っていただけるよう、チラシを用意しました。
高等学校等の進路指導の場などで、チラシ配布に御協力いただける場合は必要部数を発送させていただきますので、お問合せ先まで御連絡ください。また、こちらからPDFを入手していただくこともできます。

また、進路指導の担当者が集まる機会などがありましたら、直接御案内にお伺いしますので、お問合せ先まで御連絡ください。

(お問合せ先)

独立行政法人大学評価・学位授与機構
大学ポートレートセンター事務室
TEL:042-307-1686
E-mail

□【お知らせ】教育再生実行会議御意見受付フォームの開設と、第八次提言のパンフレットについて

〔内閣官房教育再生実行会議担当室〕

教育再生実行会議は、公式ホームページにおいて新たに御意見受付フォームを設け、広く教育再生に関する御意見を募集することとしました。
寄せられた御意見については、事務局(内閣官房教育再生実行会議担当室)において集計・整理の上、有識者にお知らせするとともに、ホームページにも掲載する予定です。
御意見は教育再生実行会議 ご意見受付フォーム(※首相官邸ウェブサイトへリンク)から御投稿ください。

皆様の御意見をお待ちしています。

また、本年7月8日に教育再生実行会議においてとりまとめられた「教育立国実現のための教育投資・教育財源の在り方について(第八次提言)」の内容を、わかりやすくまとめたパンフレットを作成しました。
パンフレットは、こちら(※PDF 首相官邸ウェブサイトへリンク)から御覧ください。

(お問合せ先)

内閣官房教育再生実行会議担当室
TEL:03-5253-4111(内線3547)

□【お知らせ】平成27年11月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介

〔生涯学習政策局情報教育課〕

文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。


平成27年11月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介
※以下、文部科学省特別選定を「特別選定」、文部科学省選定を「選定」として、【作品名】/申請者/利用対象の順に記載しています。

○紙芝居(選定)
・【ちいさいおなべ】/株式会社童心社/幼稚園等/幼児向き

(お問合せ先)

生涯学習政策局情報教育課
メディア係
TEL:03-5253-4111(内線2417)

□【シリーズ】「地域による学校支援活動」マナビー・メールマガジン掲載

〔生涯学習政策局社会教育課〕

「WIN&WINの関係」で、子供を核に学校も地域も育ち合う日高村!

(高知県日高村)

高知県日高村では、平成21年度より日高中学校区学校支援地域本部として学習支援や校区内の見守りなど地域住民が主体となった学校を支援する取組が行われています。
日高中学校では、余裕教室を使用して放課後学習室を開催し、指導内容等を学校と相談しながら生徒への学習支援を行っています。中学校内にコーディネーターの席を構えることで、より綿密に連携を図ることができています。
地域の関心を高めるため、村広報誌や学校支援地域本部のホームページにおいて活動報告や募集情報を掲載、イベントカレンダーを作成するなどして、積極的に情報公開を行っており、こうした工夫を積み重ねた結果、地域ボランティアの登録者数、参加者数は年々増加しています。
また、地域ボランティア間の連携を深めるため、年2回「学校支援ボランティア会」を開催し、情報交換や今後の活動内容について提案を行っており、活動に対する意欲の向上につながっています。
活動を行うことで、学校・地域の相互理解、異世代、異年齢間のコミュニケーションが図られるなど多方面で良い効果が見られます。地域ボランティアからは生きがいになっているという声もあり、学校、地域、子供たち相互に「WIN&WINの関係」が生まれています。

(お問合せ先)

生涯学習政策局社会教育課      
地域・学校支援推進室        
TEL:03-5253-4111(内線3260)      
URL

□【発刊】「教育委員会月報12月号」について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

文部科学省が発行しております「教育委員会月報」について、12月号の内容を御紹介します。

【教育委員会月報12月号】
■特集 平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」等の結果について
■事業紹介 平成27年度都道府県・指定都市新任教育委員研究協議会について(2)
新教育委員会制度と地方教育行政リーダーの育成課題
■シリーズ 地方発!我が教育委員会の取組
海外留学する府立高校生を応援!
~グローバル人材育成を目指す二つの海外留学支援プログラム~ <京都府教育委員会>
■シリーズ 学校、地域が活性化!地域とともにある学校づくり
奈良市における地域と協働した学校づくり <奈良市教育委員会教育長>
■お知らせ ・平成27年秋の叙勲 地方教育行政功労で6人が受章
・平成26年度「国語に関する世論調査」の結果について
・平成27 年度国立特別支援教育総合研究所セミナー参加の御案内
・子供の生活力に関する実態調査について ~子供に必要な生活スキルとは~
■人事異動あいさつ
■ひとりごと


掲載先:教育委員会月報(※文部科学省ホームページへリンク
(文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>教育委員会月報)
購読のお申込先は、上記のページを御覧ください(発行所名:第一法規株式会社)。

(お問合せ先)

初等中等教育局初等中等教育企画課
教育委員会係
TEL:03-5253-4111(内線4678)

□【発刊】月刊「初等教育資料」12月号の発刊について

〔初等中等教育局教育課程課〕

「初等教育資料」では、新しい教育課題と基礎的な教育課題の双方を取り上げて毎号二つの特集を組み、学校現場の教育実践に役立つ情報をいち早く発信しています。小学校や幼稚園の先生方はもちろん、教育行政に携わる方などの取組を幅広くサポートします。平成27年度の年間テーマは、「学習指導要領に基づく教育活動の総点検」です。
12月号の特集及び主な内容を御紹介します。

<特集1>「学校全体で推進する食育のための教育活動」
特集1では、今後の学校における食育活動の推進について、学校教育活動全体で取り組むとともに、学校・家庭・地域の連携を図るといった方向から、どのような取組を行われることが求められているのかについて考察しています。具体的には、解説、論説、座談会を通して、学校における食育の現状と今後の食育の推進の方向性について紹介しています。
<特集2>「理科における思考力・判断力・表現力の育成」
特集2は、理科の特集となっており、「理解における思考力・判断力・表現力の育成」をテーマとしています。論説及び事例を基に、思考力・判断力・表現力等を育成する授業づくりのポイントを確認するとともに、これからの時代を生きる上で必要な資質・能力を育む理科授業について考察しています。
<巻頭言・子供と教育>
「スポーツや運動の大切さ」・・・スポーツ庁長官 鈴木大地
<教育の扉>
「水泳の魅力」・・・公益財団法人日本水泳連盟理事(アスリート委員会委員長)萩原 智子


掲載先:初等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク
(文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>初等教育資料)

(お問合せ先)

初等中等教育局教育課程課    
教育課程第一係              
TEL:03-5253-4111(内線2903)

□【発刊】月刊「中等教育資料」12月号発刊について

〔初等中等教育局教育課程課〕

本誌は、中学校及び高等学校における教育の充実を図るため、教育課程や学習指導をはじめ、中等教育をめぐる諸課題について、参考となる考え方や実践事例、教育行政に関する情報や全国の教育事情などの最新の情報を紹介している月刊誌です。

12月号は今月1日に発刊しておりますが、本号の特集及び主な内容は次のとおりです。


<特集> ESDの更なる推進
「国連ESDの10年」の最終年である2014年、日本政府はユネスコと共催により、「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」を開催し、「国連ESDの10年」の後継プログラムである「グローバル・アクション・プログラム(GAP)」開始の正式発表が行われた。これを踏まえて、現在、我が国では「国連ESDの10 年」実施計画が見直されているが、それに先行してユネスコ国内委員会ESD特別分科会においては、この8月に「ESDのさらなる推進に向けて」と題する報告書がまとめられ、学校教育等におけるESDの更なる充実の必要性をうたっている。
そこで本号では、その報告書の内容とともに、ESD先進校等のこれまでの取組を確認することで、ESDの更なる推進について考察する。
<解説>「持続可能な開発のための教育(ESD)の更なる推進に向けて」 ―日本ユネスコ国内委員会教育小委員会ESD特別分科会報告書の解説―
<論説> ESDの更なる推進に向けて
<実践研究> 地域に誇りをもち、地球的視野で考え未来を創る生徒の育成
<実践研究> 高等学校におけるESDの実践
<実践研究> 広島県教育委員会におけるESDの取組


掲載先:中等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク
(文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>中等教育資料)

(お問合せ先)

初等中等教育局教育課程課
教育課程第三係
TEL:03-5253-4111(内線2076)

□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク80

文部科学省には、各都道府県や市町村の教育委員会、学校等に所属されている教職員等が、国の文部科学行政、特に初等中等教育行政に携わる研修制度があります。
本リレートークは、この研修制度により文部科学省で活躍されている教職員等に、文部科学省での職務内容や日頃考えていることなどを率直に語っていただくリレー形式のコーナーです。
第80回は、初等中等教育局初等中等教育企画課教育公務員係の石川優子さんです。

「ひなたになるために」

初等中等教育局初等中等教育企画課
教育公務員係
石川 優子(宮崎県教育委員会)

温暖な気候にぴったりな、県のキャッチフレーズ「日本の日向(ひなた) 宮崎県」から研修に来ております石川です。
今でこそ地鶏(じどり)やマンゴー、宮崎牛など、随分知られるようになりましたが、以前は宮城県とよく間違われて、悲しい思いをしたことも一度や二度にあらず。でも、私は宮崎に生まれ育ち、そして宮崎の教員になり、宮崎の子供たちと楽しく生きてきました。そのため、宮崎を出て生活をしたことが一度もありませんでしたし、そんな必要性も願いも持ちませんでした。しかしこれは「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」であったのかもしれません。
今回の異動が決まり、県の教育長より宿題の一つとして「人とのパイプをたくさんつくってきなさい」というお言葉を頂きました。また、せっかく1年間東京で生活するのだから、自分自身にも「いろいろな経験をして、今の宮崎に何が必要なのか、私に何ができるのか考えよう」という宿題を課し、4月を迎えました。
まず、人とのパイプを作るための宿題をクリアするために、月曜日から金曜日は、文部科学省での与えられた自分の仕事に精一杯励み、さらにそこで関わった方たちと、できるだけ多くの話をするように心がけました。教員であるのに、人に話をするのが余り得意ではなく、最初は自分でも思うようにできないことに悩みましたが、文科省の職員の方や各自治体から来られている研修生と話をするうちに、「子供は人財」という共通の思いに何度も心打たれ、今後につながる絆(きずな)ができた方も増えてきました。
また、これからの宮崎に何が必要かを考えるために、休日は名所など、魅力的なところをめぐりました。そこに住む人の思いや、空気をじかに感じとることで、何か見えてくるものがあるのではと考えたからです。
その場所その場所で宮崎との違いに驚き、そこで語られる地域の言葉や見るものきくもの全てに、毎回感動しながら思ったこと、それは人が集まるところ、集めようとするところには熱い思いがあるということ。時にそれは、私にとってびっくりするぐらいぐいぐい来るときがあります。そして、何より「知りたい」「感じたい」と思う人たちが多いということ。今の自分に満足せず、何かを変えたいと感じる人が多く、それが、今宮崎に必要な思いではないかと感じます。他県を知ることで、客観的に宮崎との違いを感じ取る、そこで見えてきたこの思いを、宮崎の子供たちに一人でも多くもってもらいたい、それを思わせることがこれから私がやっていかなくてはならないことではないかと改めて強く感じました。
今回、この研修で、様々な経験ができましたが、その反面多くの失敗もしました。 失敗談を話し始めたら、自分のふがいなさに悲しくなります。でも、その失敗がきっとこれからの私の強い味方になってくれるとも考えます。「何て楽天的なんだ!」とお叱りを受けそうですが、そう思うことで、ここで学んだ全てのことの重要性や必要性が意味付けられると思っています。
あと少しになった研修、まだまだ宿題に決着はついていませんが、自分ができることを模索し続けたいと思います。ひなたのように一人でも多くの子供たちに希望と活力をもたらすことができるように!
次回のリレートークの担当は、香川県教育委員会からの研修生で熱い男、久利知光さんです。

○初等中等教育局メールマガジン

メールマガジンの配信について:文部科学省
※新規登録、登録解除、アドレス変更等
バックナンバー(初中局メルマガ):文部科学省

○関連リンク

幼児教育・家庭教育:文部科学省
小・中・高校教育:文部科学省
特別支援教育:文部科学省
報道発表:文部科学省
国立教育政策研究所ホームページ
ユネスコスクール公式ウェブサイト
(平成27年6月現在の日本国内のユネスコスクール加盟校 939校)
学校と地域でつくる『学びの未来』
子どもの体力向上ホームページ
(※公益財団法人日本レクリエーション協会のホームページへリンク)
子ども読書の情報館
放射線等に関する副読本:文部科学省
量子ビーム:文部科学省
教育再生に関する御意見受付フォーム:内閣官房教育再生実行会議担当室

○文部科学省等で発行している他のメールマガジンへのリンク

生徒指導メールマガジンについて:文部科学省
マナビー・メールマガジンバックナンバー:文部科学省
「大学改革GPナビ-Good Practice-」について:文部科学省
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所メールマガジン
(※独立行政法人国立特別支援教育総合研究所のホームページへリンク)
メールマガジン-国立女性教育会館-
(※独立行政法人国立女性教育会館のホームページへリンク)
メールマガジン-日本学生支援機構-
(※独立行政法人日本学生支援機構のホームページへリンク)

お問合せ先

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電話番号:03-5253-4111

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