初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第268号

[目次]

□【お知らせ】「全国生涯学習ネットワークフォーラム2015 福島大会」の開催について
□【お知らせ】第25回全国産業教育フェア三重大会(さんフェアみえ2015)の開催について
□【お知らせ】「木材を活用した学校施設づくり講習会」の開催について
□【お知らせ】サイエンスアゴラ2015(10周年記念)つくろう、科学とともにある社会について
□【お知らせ】子供の未来応援国民運動について
□【お知らせ】平成27年度 指定事業研究協議会の開催について
□【お知らせ】学校のICT環境整備について
□【お知らせ】『これってあり?まんが知って役立つ労働法Q&A』について
□【お知らせ】平成27年9月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介
□【シリーズ】「地域による学校支援活動」マナビー・メールマガジン掲載
□【発刊】「教育委員会月報10月号」について
□【発刊】月刊「初等教育資料」10月号の発刊について
□【発刊】月刊「中等教育資料」10月号の発刊について
□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク78

□【お知らせ】「全国生涯学習ネットワークフォーラム2015 福島大会」の開催について

〔生涯学習政策局生涯学習推進課〕

 「全国生涯学習ネットワークフォーラム」は、行政や大学等の教育機関、NPOや民間団体、企業等の関係者が一堂に会し、多様な主体が協働した地域づくり・社会づくりについての研究協議等を行い、その成果を発信するとともに、継続的な取組が推進されるよう、様々な分野にまたがる関係者等のネットワーク化を目指す取組です。
 東日本大震災が発生した2011年に東京で開催されて以降、2012年には、岩手県、宮城県、福島県の東北3県において合同で開催され、今年度、福島県での開催で5回目を迎えます。
 これまで、東日本大震災からの復旧・復興や震災から見えてきた全国共通の課題解決をテーマとして実施されてきました。
 今年度フォーラムは「ともに生き ともに学び ともに支え合う ~学びをひろげる、つなげる、いかす~」をテーマに実施されます。開催日程は、下記のとおりです。

【メインフォーラム】
 開催日:平成27年11月8日(日曜日)~11月9日(月曜日)
 会場:「コラッセふくしま」
【フィールドワーク・ラーニング】
 (メインフォーラムの成果を踏まえ、沿岸被災地域を訪問して理解を深める)
 開催日:平成27年11月10日(火曜日)

 福島大会プログラムの詳細及び参加申込み方法等は、「全国生涯学習ネットワークフォーラム2015実行委員会事務局」(福島県企画調整部文化スポーツ局生涯学習課内)ホームページにて掲載、受け付けておりますので、奮って御参加ください。

(お問合せ先)

「全国生涯学習ネットワークフォーラム2015実行委員会事務局」
福島県企画調整部文化スポーツ局生涯学習課内
TEL:024-521-7784
FAX:024-521-5677
生涯学習政策局生涯学習推進課
民間教育事業振興室
TEL:03-5253-4111(代表)
03-6734-2642(直通)

□【お知らせ】第25回全国産業教育フェア三重大会(さんフェアみえ2015)の開催について

〔初等中等教育局高校教育改革PT/児童生徒課 産業教育振興室〕

 平成27年10月31日(土曜日)・11月1日(日曜日)の二日間、三重県伊勢市の「三重県営サンアリーナ」ほか3会場で「第25回全国産業教育フェア三重大会」が開催されます。
 全国産業教育フェアは、農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉などの全国の専門高校等で学ぶ生徒が日頃の学習成果を発表する場です。本フェアでは、専門高校の魅力を発信し、見て体験して楽しめるイベントが多数開催されます。将来のスペシャリストたちのすばらしい発想力、高い技術・技能を是非御覧ください。皆様の御来場をお待ちしております。
 〔期日〕 平成27年10月31日(土曜日)・11月1日(日曜日)
 〔会場〕 三重県営サンアリーナ(伊勢市)三重交通Gスポーツの杜伊勢(三重県営総合競技場)体育館(伊勢市) ほか
 〔主催〕 第25回全国産業教育フェア三重大会実行委員会、文部科学省、三重県、三重県教育委員会、公益財団法人産業教育振興中央会、全国産業教育振興会連絡協議会、三重県産業教育振興会、伊勢市、鳥羽市、多気町、伊勢市教育委員会、鳥羽市教育委員会、多気町教育委員会
 〔主な内容〕
   ○意見・体験発表(全国の生徒による体験発表、意見交換)
   ○作品・研究発表(実習等で製作した作品や研究についての発表)
   ○展示即売(学校生産物、学校開発商品及び県内特産品などの即売会)
   ○高校生等による体験コーナー(県内の専門高校等の特色を生かした実演・体験コーナー)
   ○作品展示(全国の生徒が実習等において製作した作品や研究成果の展示・実演)
   ○さんフェアみえ白熱トーク(地域活性化の事例を題材とした講師と参加生徒によるディスカッション)
   ○第14回全国高校生フラワーアレンジメントコンテスト
   ○第23回全国高等学校ロボット競技大会
   ○第4回全国高校生介護技術コンテスト
   ○全国高校生クッキングコンテスト
   ○県内家庭学科を中心とした専門高校等の生徒によるファッションショー
   ○キッズビジネスタウン(小学生対象の職業体験や消費活動体験)
   ○知的財産に関する創造力・実践力・活用力開発事業成果発表会
   ○キャリアフォーラム(キャリア教育に関するパネルディスカッション)

★さんフェアみえ2015の詳細については、ホームページにて案内しております。

(お問合せ先)

初等中等教育局高校教育改革PT/児童生徒課
産業教育振興室産業教育係
TEL:03-5253-4111(内線:2384)

□【お知らせ】「木材を活用した学校施設づくり講習会」の開催について

〔文教施設企画部施設助成課〕

 文部科学省では、学校施設への木材利用の取組を支援するための「木材を活用した学校施設づくり講習会」を下記のとおり全国3か所で開催します。各会場二日目には、木造学校の先進事例の視察を行います。木材を活用した学校施設づくりに関心のある方であれば、どなたでも御参加いただけますので、お気軽に御参加ください。なお、受講料は無料です。

○京都会場:平成27年11月11日(水曜日)~12日(木曜日)
      特別講演者/東洋大学 名誉教授、株式会社教育環境研究所 所長 長澤 悟
      視察校/京都府京都市立八瀬小学校

○栃木会場:平成27年11月18日(水曜日)~19日(木曜日)
      特別講演者/東京大学生産技術研究所 教授、NPO法人 team Timberize 理事長 腰原 幹雄 
      視察校/栃木県鹿沼市立粟野小学校

○宮崎会場:平成27年11月25日(水曜日)~26日(木曜日)
      特別講演者/埼玉大学 教授、NPO法人 木づかい子育てネットワーク 理事長 浅田 茂裕
      視察校/宮崎県綾町立綾中学校

お申込みHP(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます
 どなたでも御参加いただけますが、事前申込みが必要です。定員になり次第、受付を終了いたしますので、あらかじめ御了承願います。
 ※ 受講料は無料です。
 ※ 受講者の旅費及び宿泊費等は、個人負担となります。なお、学校施設視察へはバス(無料)で御案内します。

【学校施設への木材活用について】
 木材は、建築物の部材として、柔らかで温かみのある感触を与えたり、室内の湿度変化を緩和させ快適性を高めたりするなどの優れた性質があると言われており、学校施設への木材利用は、豊かな教育環境づくりを進める上で大きな効果を期待できます。また、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」により、学校施設の整備に当たっては、各学校や地域の実情を踏まえつつ、木材の利用に積極的に取り組むことが求められています。

(お問合せ先)

文教施設企画部施設助成課
調査係
TEL:03-5253-4111(内線2051)

□【お知らせ】サイエンスアゴラ2015(10周年記念)つくろう、科学とともにある社会

〔科学技術振興機構科学コミュニケーションセンター〕

 科学技術振興機構(JST)は多様な科学コミュニティと連携し、サイエンスアゴラ2015(10周年記念)を開催いたします。
 サイエンスアゴラは、子供向けの理科実験、トップ科学者との対話、市民参加の科学討論など、誰もが参加でき、科学と社会の関係を深める日本最大級の科学フォーラムです。

 今年からビジョンを「つくろう、科学とともにある社会」として掲げ、初日の11月13日(金曜日)には開幕ほか各種セッション、11月14日(土曜日)、15日(日曜日)には、最先端研究の展示や各種ワークショップなど、多彩な企画を実施します。
 事前受付の上、来場された皆様には粗品を御用意しております(数に限りあり)。

 [会期] 11月13日(金曜日)~15日(日曜日) 10時~17時
     (最終日は一部を除き16時30分まで)
 [会場] 東京 ・ お台場地区 (日本科学未来館ほか)
   [費用]  無料(一部、実費を頂く企画があります。)
 [ホームページ

(お問合せ先)

<サイエンスアゴラ2015>一般来場者向けお問合せ窓口
TEL: 0120-815015 平日(月~金) 10時~17時
(※10月26日以降は土日祝も同時間にて対応)

□【お知らせ】子供の未来応援国民運動について

〔生涯学習政策局参事官(連携推進・地域政策担当)付〕

 子供の貧困対策は、子供自身・日本社会の未来への投資として、社会全体で進める必要があります。そこで、10月1日から、いわゆる貧困の連鎖によって子供たちの将来が閉ざされることなく、夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指す「子供の未来応援国民運動」が始動しました。
 「子供の未来応援国民運動」では、支援情報ポータルサイトの開設や子供の未来応援基金の創設により、貧困の連鎖を断ち切るための応援ネットワーク形成を目指します。
 家庭の経済状況にかかわらず、全ての子供が、それぞれの夢にチャレンジできる社会の実現に向けて、文部科学省として、今後とも取り組んでまいります。皆様御活用・御協力をお願いします。

詳しくはこちらを御覧ください。
子供の未来応援国民運動(子供の未来応援プロジェクト)ホームページ

(お問合せ先)

生涯学習政策局参事官(連携推進・地域政策担当)付
企画係
TEL:03-5253-4111(内線3406)

□【お知らせ】平成27年度 指定事業研究協議会の開催について

〔国立教育政策研究所教育課程研究センター〕

 国立教育政策研究所教育課程研究センターでは、各学校において学習指導要領に基づく教育課程が円滑に実施されるために、特に重要な課題について研究テーマを示し、指定校で実践的な研究を進めています。今回、各学校における指導方法等の工夫改善に活用していただくことを目的とし、教育課程研究指定校事業の研究成果を公開します。
 参加される皆様には、研究協議会を通して、それぞれの立場で抱えている課題等を解決するヒントを見付けていただければ幸いです。多数の御参加を期待しています。
 (1)開催日時
      ○平成28年2月2日(火曜日)、3日(水曜日)、4日(木曜日)、5日(金曜日)
      ○午前:受付 9時30分 開会10時 閉会12時30分
       午後:受付13時45分 開会14時 閉会16時30分
 (2)開催場所
      ○文部科学省(東京都千代田区霞が関3-2-2)
      ○航空会館(東京都港区新橋1-18-1)
 (3)開催分科会
    【2月2日(火曜日)】
     午前:◆小学校(社会、算数、生活、音楽、論理的思考①)
            ◆中学校・高等学校(外国語、特別活動)
      午後:◆小学校(外国語、特別活動、論理的思考②、伝統文化)
         ◆中学校(社会、数学)◆中学校・高等学校(音楽)
         ◆高等学校(看護)
    【2月3日(水曜日)】
     午前:◆小学校(体育、家庭、ESD)◆中学校(国語、技術)
            ◆高等学校(伝統文化)◆中学校・高等学校(理科)
      午後:◆小学校(国語、理科)◆中学校(保健体育、家庭、伝統文化)
         ◆高等学校(国語)
    【2月4日(木曜日)】
     午前:◆幼稚園 ◆小学校(図画工作) 
        ◆中学校(道徳、論理的思考、ESD)
            ◆高等学校(保健体育、家庭【共通教科】)
      午後:◆幼小接続 ◆小学校(道徳)
            ◆高等学校(書道、工業、家庭【専門教科】、論理的思考)
            ◆小学校・小中学校・中学校(へき地教育)
            ◆中学校・高等学校(美術)
    【2月5日(金曜日)】
     午前:◆高等学校(数学、公民、商業、水産、情報【共通教科】、福祉、ESD)
        ◆小学校・中学校・高等学校(総合的な学習の時間)
     午後:◆高等学校(地理歴史、農業、情報【専門教科】)
        ◆小学校・中学校・高等学校(総合的な学習の時間)
 (4)主な内容
      ○研究指定校の実践研究発表、協議
      ○国立教育政策研究所の教育課程調査官等による講評
 (5)参加対象(事前申込制)※学校関係者を対象とさせていただきます。
      ○都道府県、市区町村教育委員会、教育センター等の指導主事等
      ○幼稚園・小学校・中学校・小中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校等の教員、教員養成系大学の関係者
 (6)申込み方法
        平成27年11月上旬を目途に国立教育政策研究所ウェブサイトに申込み方法等を案内させていただきます。

(お問合せ先)

国立教育政策研究所
教育課程研究センター
TEL:03-6733-6824

□【お知らせ】学校のICT環境整備について

〔生涯学習政策局情報教育課〕
〔初等中等教育局財務課〕

 本年8月に中央教育審議会教育課程企画特別部会から論点整理が示され、急速に情報化が進展する中で、「情報活用能力」を各学校段階を通じて体系的に育成することや、アクティブラーニングの視点に立った新たな学びを進める上でICTを活用することがますます重要となっています。
 このような学習指導要領の理念の実現のための支援方策として、ICTも含めた必要なインフラ環境の整備を図ることが喫緊の課題となっていることから、文部科学省として、以下の通知により学校のICT環境整備の推進をお願いしています。

教育情報化の推進に対応した教育環境の整備充実のための地方財政措置について

(お問合せ先)

生涯学習政策局情報教育課
TEL:03-5253-4111(内線2658)

□【お知らせ】『これってあり?まんが知って役立つ労働法Q&A』について

〔厚生労働省政策統括官付労働政策担当参事官室〕

 学生・生徒などの皆さんのために、就職して働き始める前やアルバイトをするときに知っておくべき労働についての基本的なルールをまとめたハンドブック『これってあり?まんが 知って役立つ労働法Q&A』を御紹介いたします。

 本資料は厚生労働省が作成したものであり、以下の特徴があります。
 ▼ 学生・生徒の皆さんが理解できるように、分かりやすさを重視しています。また、まんがを取り入れることで興味を持ってもらうよう工夫してあります。
 ▼ 働くときに最低限知っておいてほしい基本的なルールと、困ったときの相談窓口がわかるようになっています。

 幅広く利用できるよう、ホームページに掲載し、どなたでも自由にダウンロードして使える形で提供されていますので、企業の内定式の時期を迎えているこの機会に、是非とも本資料を御活用いただき、就職を控えていたり、アルバイトをしていたりする学生・生徒などの皆さんの労働に関する理解の促進に御協力いただきますようお願い申し上げます。

 なお、『知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~』と併せて読んでいただくと、より一層労働法についての理解が深まりますので、こちらも御活用ください。

『これってあり?まんが 知って役立つ労働法Q&A』はこちら
『知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~』はこちら

(お問合せ先)

厚生労働省政策統括官付労働政策担当参事官室
政策第一係                
TEL:03-5253-1111(内線7718、7720)

□【お知らせ】平成27年9月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介

〔生涯学習政策局情報教育課〕

 文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。

平成27年9月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介
※ 以下、文部科学省特別選定を「特別選定」、文部科学省選定を「選定」として、【作品名】/申請者/利用対象の順に記載しています。

○DVD(特別選定)
・【映像で学ぶ薬害シリーズ 薬害の知識と教訓 スモン事件】/株式会社メディアバンガード/青年向き/成人向き
・【芭蕉布-平良敏子のわざ-】/株式会社シネマ沖縄/中学校/高等学校/少年向き/青年向き/成人向き

○紙芝居(選定)
・【おりょうりだいすきエプロンさん】/株式会社童心社/幼稚園等/幼児向き
・【おはしのめいじん】/株式会社童心社/幼稚園等/小学校(低学年)/幼児向き

○DVD(選定)                  
・【忍者玉丸ルールを守って交通安全!!の巻】/東映株式会社教育映像部/幼稚園等/幼児向き

(お問合せ先)

生涯学習政策局情報教育課
メディア係
TEL:03-5253-4111(内線2417)

□【シリーズ】「地域による学校支援活動」マナビー・メールマガジン掲載

〔生涯学習政策局社会教育課〕

放課後の時間を活用した無料の学習塾を展開

(大分県国東市)

 大分県国東市では、地域で子供の教育を見守る環境整備の推進を図るため、平成22年度から国東中学校区放課後学びの教室を実施しています。
 各小学校の余裕教室等を活用するとともに、教職員と連携を図ることにより、子供一人一人の情報を、学校側と共有することが可能となり、個々の状況に応じた指導をしています。さらに小学校の統廃合により廃校になった校区に住む児童についても、廃校校舎の再利用や公民館などの活用により、住み慣れた地域で学習ができる環境を設けています。
 学びの教室では、指導者として元教員や保護者、近隣高校の生徒が、放課後の学習習慣の定着や基礎基本の再確認を図り、授業の補充的な役割を果たしています。実施に当たっては、学習進度に合わせてアドバイザー(教育活動推進員)が教材を選択することにより、子供の能力に応じた学習の継続と学力向上につながっています。また、小学生時に学びの教室に参加した児童が、高校進学後に指導補助として事業に協力する事例もあり、地域の教育力を生かし、地域総ぐるみで子育てをすることができています。

(お問合せ先)

生涯学習政策局社会教育課         
地域・学校支援推進室           
TEL:03-5253-4111(内線3260)      
URL

□【発刊】「教育委員会月報10月号」について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

 文部科学省が発行しております「教育委員会月報」について、10月号の内容を御紹介します。

【教育委員会月報10月号】
■特集 平成27年度全国学力・学習状況調査の結果と活用について
■研修報告 岐阜県岐阜市立加納中学校での教育行政等実務研修を終えて
■シリーズ 地方発!我が教育委員会の取組
      小中一貫教育と次世代型スキルで推進する学びのイノベーション <茨城県つくば市教育委員会>
■シリーズ 学校、地域が活性化!地域とともにある学校づくり
      いいまちは いい学校を育てる <東京都杉並区教育委員会教育長>
■お知らせ ・専門高校等の生徒による学習成果発表の祭典 常若の地から響け!挑戦・交流・進化の想い さんフェアみえ2015
      ・コミュニティ・スクールを核とした地域とともにある学校づくりの実現に向けて~平成27年度「地域とともにある学校づくり」推進フォーラムを開催します~
      ・平成27年度「子ども霞が関見学デー」広報企画イベント「文部科学省情報ひろば・エントランス前ひろばに集まれ!!」~夏休みの楽しい思い出と楽しい体験学習~
      ・平成26年度文部科学白書の公表について
■人事異動あいさつ
■ひとりごと
掲載先:教育委員会月報(※文部科学省ホームページへリンク)
 (文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>教育委員会月報)
購読のお申込先は、上記のページを御覧ください(発行所名:第一法規株式会社)。

(お問合せ先)  

初等中等教育局初等中等教育企画課
教育委員会係          
TEL:03-5253-4111(内線4678)

□【発刊】月刊「初等教育資料」10月号の発刊について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 「初等教育資料」では、新しい教育課題と基礎的な教育課題の双方を取り上げて毎号二つの特集を組み、学校現場の教育実践に役立つ情報をいち早く発信しています。小学校や幼稚園の先生方はもちろん、教育行政に携わる方などの取組を幅広くサポートします。平成27年度の年間テーマは、「学習指導要領に基づく教育活動の総点検」です。
 10月号の特集及び主な内容を御紹介します。
 
<特集1>「学習指導要領実施状況調査結果を踏まえた授業改善②」
 特集1では、9月と今月の2号にわたって学習指導要領実施状況調査結果を紹介し、各教科における授業改善につながる指導上の改善点等を教科調査官が論説する構成としています。10月号では、国語、社会、算数、理科を取り上げています。

<特集2>
 「学習指導要領における指導のポイント〔生活〕スタートカリキュラム スタートセットを使いこなす」
 特集2は、「スタートカリキュラム スタートセット」がどのような経緯と背景で作成されたのか、どのように構成されているのか、実際の紙面を基に丁寧に解説するとともに、実際の活用の様子を幅広く紹介しています。

<巻頭言・子供と教育>
「次世代を生きる子供たちに求められるもの」
     ・・・・国立研究開発法人理化学研究所理事 羽入 佐和子

<教育の扉>
「多くの体験が夢につながる」
     ・・・・宇宙飛行士 山崎 直子

 その他連載記事を多数掲載しています。

 掲載先:初等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク)
 (文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>初等教育資料)

(お問合せ先)

初等中等教育局教育課程課    
教育課程第一係              
TEL:03-5253-4111(内線2903)

□【発刊】月刊「中等教育資料」10月号発刊について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 本誌は、中学校及び高等学校における教育の充実を図るため、教育課程や学習指導をはじめ、中等教育をめぐる諸課題について、参考となる考え方や実践事例、教育行政に関する情報や全国の教育事情などの最新の情報を紹介している月刊誌です。

 10月号は今月1日に発刊しておりますが、本号の特集及び主な内容は次のとおりです。

  <特集> 1 高等学校学習指導要領実施上の課題と改善④
           <総合的な学習の時間、特別活動>

 平成21年3月に告示された高等学校及び特別支援学校高等部の学習指導要領が年次進行で実施されて3年目になる。各学校では、学習指導要領改訂の趣旨を踏まえた指導と評価が行われ、知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成、豊かな心や健やかな身体の育成などにおいて様々な成果が表れている。その一方で、各教科等の目標の実現に向けた課題も明確になりつつある。
 そこで、本号では、高等学校の総合的な学習の時間、特別活動を取り上げ、学習指導要領実施上の課題を整理するとともに、それらの改善を試みている学校の取組を紹介し、指導と評価の充実に資する。

  <論説> 高等学校学習指導要領実施上の課題とその改善(総合的な学習の時間)
  <実践研究> 主体的に社会の中で生きる生徒を育てる(総合的な学習の時間)
         ~地域と関わりながら、探究活動をスパイラルにつなげてゆく実践~
  <論説> 高等学校学習指導要領実施上の課題とその改善(特別活動)
  <実践研究> 地域連携と特別活動による生徒の成長(特別活動)
         ~キャリア教育の視点から地域に根ざした魅力ある教育の創造をめざして~

  <特集> 2 社会に開かれた教育課程を目指して
         ~中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会教育課程企画特別部会における論点整理~

 平成26年11月、中央教育審議会総会に対して、「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」の諮問がなされました。
 各学校種又は各教科・科目の改訂の方向性に関する検討に先立ち、新しい時代にふさわしい学習指導要領の基本的な考え方や、教科・科目等の在り方、学習・指導方法及び評価方法の在り方等に関する基本的な方向性を検討するため、同年12月、初等中等教育分科会教育課程部会のもとに、教育課程企画特別部会を設置いたしました。これまで14回の審議を経て、平成27年8月、「論点整理」をとりまとめました。
 今後は、学校段階等別・教科等別のワーキンググループにおいて、専門的に御議論をいただいて、平成28年度中には中央教育審議会として答申をいただく予定です。
 
 掲載先:中等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク)
 (文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>中等教育資料)

(お問合せ先)

初等中等教育局教育課程課  
教育課程第三係       
TEL:03-5253-4111(内線2076)

□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク78

 文部科学省には、各都道府県や市町村の教育委員会、学校等に所属されている教職員等が、国の文部科学行政、特に初等中等教育行政に携わる研修制度があります。
 本リレートークは、この研修制度により文部科学省で活躍されている教職員等に、文部科学省での職務内容や日頃考えていることなどを率直に語っていただくリレー形式のコーナーです。
 第78回は、初等中等教育局初等中等教育企画課の山本卓矢さんです。

「ふりかえり」

初等中等教育局初等中等教育企画課
企画係
山本 卓矢(京都府教育委員会)

 私は、小学校の恩師、先生のことを今でもしっかりと記憶しています。当時は、何でこんなに怒られるのかと思っていました。その先生のことが嫌いだったかもしれませんが、今では振り返ると大変感謝しています。また、楽しい学生生活を送れたのも先生のおかげだったのかなと思っています。その先生と大人になってから再会し、当時の話を鮮明に記憶されていたことに驚かされました。その際、学校の先生は大変だけどすごいなと何げなく思っていました。
 地元のためにと思ったこともあり、京都府で仕事をさせていただくことになり、新規採用職員として教育委員会事務局に配属され仕事をしておりました。当時は、「教育委員会ってそもそもどんな仕事をしているのだろう」と何もわかっておりませんでした。その配属先では、課内の半数の方々が教職員であったため、学校の先生方と出会う機会がたくさんありました。様々な先生たちとの出会いを通して、先生方と一緒に仕事をすることで、社会人として未熟者ながら、少しずつ教育に関心を持ちました。そして、私は学校の先生にとって働きやすい学校づくりに貢献できればいいなと思って仕事をするようになりました。
 新規採用職員として働き始めてから3年が経(た)ち、初めての人事異動の時期を迎えたところ、そこで言い渡されたのが「文部科学省への研修」でした。小学校、中学校、高校、大学、就職とずっと京都で生活していたので、最初は、東京にて一人で生活できるのか不安でいっぱいでした。また、京都でずっと仕事をしていくものだと思っており、地元愛も強かったので京都を離れることが嫌でした。
 4月から文科省の初等中等教育局財務課定数企画係へ配属となり、教職員定数に関わる業務を担当させていただきました。半年間、義務標準法等を勉強させていただきました。そして、後半の10月からは初等中等教育企画課企画係に配属されました。企画係は、入ってくる情報量、メール等が大変多く、刺激的な毎日を過ごさせていただいております。同じ係、職員の方々の仕事、頭の回転の速さには驚くばかりです。1年目職員の方もバリバリと仕事をされており、見ているだけで惚(ほ)れ惚(ぼ)れしてしまいます。大変勉強になります。
 約半年経(た)ちましたが、実際、東京で生活を始めてみると、今までの自分自身の視野の狭さを痛感する機会となりました。京都は、観光都市ということもあって、「いいところですね。」と言われるなど誇らしく思うこともありますが、地元を離れたことで、京都を客観視するようになり、地元へ帰った際にいろいろ考えることになりそうです。
 今回、このようにいろいろと振り返ることで、自分自身の気づかないところで支えてくれる方々がいたからこそ、さらには、何かしらの御縁などがあって今ここで仕事をさせていただいているのかなと実感させていただく機会となりました。一つでも多く、仕事等いろいろと学び、地元で少しでも貢献できたらと思っています。これから、あと約5か月ばかり、1日、1日を大切に勉強させていただこうと思っています。

 次回のリレートークは、研修生の中で髪型が一番決まっている知念俊一郎さんです。沖縄県からお越しです。私自身、沖縄県に行ったことはないですが、今、大変仲良くしていただいている沖縄県出身の友人です。

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○関連リンク

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特別支援教育:文部科学省
報道発表:文部科学省
国立教育政策研究所ホームページ
・ユネスコスクール公式ウェブサイト
(平成27年6月現在の日本国内のユネスコスクール加盟校 939校)
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-- 登録:平成27年11月 --