初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第263号

[目次]

□【お知らせ】「教育委員会月報5月号」について
□【お知らせ】月刊「初等教育資料」5月号発刊について
□【お知らせ】月刊「中等教育資料」5月号発刊について
□【お知らせ】教科書の検定結果を全国7会場で公開します
□【お知らせ】マレーシア政府派遣留学生予備教育派遣教員の募集について
□【お知らせ】大学等における障害のある学生への支援・配慮事例の公表について
□【お知らせ】障害のある幼児児童生徒への「合理的配慮」実践事例について
□【お知らせ】「諸外国の教育動向 2014年度版」を公表しました
□【お知らせ】平成27年4月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)
□【お知らせ】諸外国における就学前教育の無償化制度に関する調査研究
□【お知らせ】夏の官邸特別見学、参加グループ募集中!応募は6月30日まで
□【お知らせ】「地震調査研究推進本部20周年特別シンポジウム」の開催について
□【シリーズ】「地域による学校支援活動」マナビー・メールマガジン掲載
□【 連載 】地方教育行政実務研修生によるリレートーク73

□【お知らせ】「教育委員会月報5月号」について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

【教育委員会月報5月号】
■特集 持続可能な開発のための教育(ESD)のさらなる推進に向けて
■解説 「学校施設の非構造部材の耐震化ガイドブック(改訂版)」について
■事業紹介 教育旅行の復活に向けた福島県の取組
      ~福島ならではの教育旅行プログラム構築と県外への情報発信~
■資料 教員免許状の授与状況(1)
    国立教員養成系大学の就職状況
■シリーズ 地方発!我が教育委員会の取組
 絵本を通した子育て・ボランティア支援を目的とした「こども図書館」
 ~ボランティアを中心に「おはなし会」・「子育て支援事業」を毎日開催~
 <千葉県柏市教育委員会>
■シリーズ 学校事務を核に広がる!学校マネジメント
 学校事務機能の強化と教員等の負担軽減に向けて
 ~宇都宮市「地域学校園事務室」の取組~
 <栃木県宇都宮市教育委員会>
■ひとりごと

掲載先:教育委員会月報(※文部科学省ホームページへリンク)
 (文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>教育委員会月報)
 (※第一法規株式会社ホームページへリンク)

 (お問合せ先)

初等中等教育局初等中等教育企画課
教育委員会係          
TEL:03-5253-4111(内線4678)

□【お知らせ】月刊「初等教育資料」5月号発刊について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 「初等教育資料」では、新しい教育課題と基礎的な教育課題の双方を取り上げて毎号二つの特集を組み、学校現場の教育実践に役立つ情報をいち早く発信しています。小学校や幼稚園の先生方はもちろん、教育行政に携わる方などの取組を幅広くサポートします。
 平成27年度の年間テーマは、「学習指導要領に基づく教育活動の総点検」です。
 5月号の特集及び主な内容を御紹介します。
 
<特集1>「自分や集団の考えを発展させる学び合いの授業」
 各教科等で、考えを伝え合い、話し合うことで、自分の考えや集団の考えを発展させるとはどういうことか。子供たち一人一人の考えが学び合うことで発展するとはどういうことか。それらを明確にするために、各教科等の教科調査官が具体的に論説・事例で述べています。
<特集2>
 「学習指導要領における指導のポイント〔総合的な学習の時間〕-思考ツールの活用による探究・協同の授業の質的向上-」
 特集2では、総合的な学習の時間の中で、「探究のプロセス」を確実に高めていく思考ツールを取り上げています。思考ツールとは何か、なぜ思考ツールなのか、どのような思考ツールがあるのかなど、読者のニーズに応える特集にしています。
<巻頭言・子供と教育>
「これからの子供たちに育てたい資質・能力の中で大切にしたい三つのこと」
 ・・・・白梅学園大学教授 無藤 隆
<教育の扉>
「私の先生」
 ・・・・絵本作家・イラストレーター 武田 美穂
                                                                       
 その他連載記事を多数掲載しています。

 掲載先:初等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク)
 (文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>初等教育資料)

(お問合せ先)

初等中等教育局教育課程課    
教育課程第一係              
TEL:03-5253-4111(内線2903)

□【お知らせ】月刊「中等教育資料」5月号発刊について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 本誌は、中学校及び高等学校における教育の充実を図るため、教育課程や学習指導をはじめ、中等教育をめぐる諸課題について、参考となる考え方や実践事例、教育行政に関する情報や全国の教育事情などについて、最新の情報を紹介している月刊誌です。
 5月号は今月1日に発刊しておりますが、本号の特集及び主な内容は次のとおりです。

<特集>高等学校教育と大学教育の円滑な接続
 平成26年12月、中央教育審議会高大接続特別部会から、「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」が答申された。本答申では、「高大接続」改革を現実のものとするための方策として、各大学のアドミッション・ポリシーに基づく、大学入学希望者の多様性を踏まえた「公正」な選抜の視点に立った大学入学者選抜の確立、高等学校教育の質の確保・向上などについて提言されている。
 そこで本号では、本答申に示された、新しい時代にふさわしい「高大接続」の実現に向けた改革の方向性を踏まえつつ、高等学校教育と大学教育の円滑な接続の在り方について考える。
<解説>新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申)
 ~すべての若者が夢や目標を芽吹かせ、未来に花開かせるために~
<論説>若者の未来に視点を置いて
<実践研究>思考力・表現力の評価に重点を置いた選抜試験
      ~九州大学21世紀プログラムを例に~
<実践研究>高等学校教育と大学教育の円滑な接続

 掲載先:中等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク)
  (文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>中等教育資料)

(お問合せ先)

初等中等教育局教育課程課  
教育課程第三係       
TEL:03-5253-4111(内線2076)

□【お知らせ】教科書の検定結果を全国7会場で公開します

〔初等中等教育局教科書課〕

 文部科学省では、教科書に対する国民の皆様の関心にお応えするため、教科書の検定結果を下記のとおり全国7会場で5月から7月にかけて公開します。
 ・東京都 5月26日から6月18日まで 公益財団法人教科書研究センター
 ・青森県 7月7日から7月15日まで  青森県総合社会教育センター
 ・栃木県 7月7日から7月16日まで  栃木県庁昭和館
 ・静岡県 6月10日から6月19日まで 静岡県立中央図書館
 ・京都府 6月3日から6月12日まで  京都府立図書館
 ・広島県 6月10日から6月19日まで 広島県立図書館
 ・熊本県 7月11日から7月22日まで 熊本県立図書館

 今回公開の対象となるのは、平成26年度に検定を行った中学校用の教科書(申請図書104点(再申請2点を含む))と昨年度不合格となり、再申請された高等学校外国語の教科書(1点)で、平成28年度から使用されるものです。

◆今回公開する中学校教科書の特徴◆
・前回検定(平成22年度)した教科書と比べ、全教科平均でページ数が6.5%増えました。学習内容の充実や生徒にとって分かりやすい記述などの工夫が見られます。
・国語では、羽生結弦選手のフィギュアスケートソチオリンピック金メダルの記事を題材に新聞を比較するといった記述がされています。
・書写では、防災訓練に参加して看板やポスターを書いたり、お礼状を書いたりなど、生活に広げる学習活動に関する記述がされています。
・社会では、領土に関する記述が大幅に充実され、北方領土、竹島、尖閣諸島に関して全ての分野で取り上げられています。
・また、東日本大震災や防災に関する記述が増加し、社会においては、自然災害における関係機関の対応に関する記述が地理の全ての図書で新たに記述されています。
・数学では、小学校の復習をより丁寧に取り上げる図書が見られました。
・理科では、防災、エネルギー、原発、放射線に関する内容について詳しく取り上げる図書が多く見られました。例えばある図書では、地震への備えや、緊急地震速報、特別警報、東日本大震災について紹介するなど、防災に関する内容が充実しています。これは、前回検定(平成22年度検定)後に発生した東日本大震災の影響によるものと考えられます。
・音楽では、CDのコピーやインターネットでの配信など、知的財産権について記述しています。
・美術では、全ての発行者において震災復興に関する内容が美術と関連付けて扱われています。また、鉄拳さんのパラパラ漫画「振り子」が登場しました。
・保健体育では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックについて全ての図書で新たに記述されています。例えばある図書では、「2020年オリンピック・パラリンピックが日本にやってくる!」というタイトルで、トップアスリートやオリンピック・パラリンピックを支える人々を写真付きで紹介しています。
・技術・家庭(技術分野)では、巻末に災害に備える方法などについて記載された「技術・家庭科の学習を生かす防災手帳」が添付されており、切り離して持ち運びができるようになっている教科書があります。
・技術・家庭(家庭分野)では、全社で和食が無形文化遺産に登録されたことが記述されています。また衣服の「ときめき収納」で有名な近藤麻理恵さんが紹介されている教科書もあります。
・外国語(英語)では、高梨沙羅選手などオリンピック・パラリンピック選手に関する題材や震災に関する題材など新しい題材を取り上げる図書が多く見られます。またノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんに関する題材も取り上げられています。
(以上は事例の紹介であり、評価を含みません。)

 会場では、文部科学省に検定申請された図書(検定の公正を期すため表紙に書名や社名のない白表紙本)をはじめ、教科書調査官が作成した調査意見書、これに教科用図書検定調査審議会の意見を踏まえ申請者に交付した検定意見書、申請者が検定意見を踏まえ修正した内容を新旧対照で記載する修正表、完成した検定済み教科書の見本など、検定に関する一連の資料をどなたでも自由に御覧いただけます。
 ふだん使っている教科書とは異なる教科書を手に取れば、各発行者が様々な創意工夫をしていることが実感いただけると思います。
 是非、新しい教科書を手に取って御覧ください!

★全国の公開会場の場所や開催期間など詳しい情報はホームページを御覧ください。
★上記の期間終了後は、引き続き東京23区内の会場において資料を御覧いただけます。

(お問合せ先)

初等中等教育局教科書課   
教科書情報係        
TEL:03-5253-4111(内線3288)

□【お知らせ】マレーシア政府派遣留学生予備教育派遣教員の募集について

〔高等教育局学生・留学生課〕

 文部科学省では、マレーシアにおける人材養成への協力の一つとして、同国政府からの要請に基づき、昭和58年度から日本人教員を現地に派遣し、日本の大学への留学を目指すマレーシア人学生に対する予備教育に協力しており、毎年、各都道府県から派遣教員の推薦を頂いております。
 このたび、公立高校教員を対象に平成28年度マレーシア政府派遣留学生予備教育派遣教員を募集します。
<派遣期間>2年間(平成28年4月から平成30年3月まで)
<募集教科及び人数>数学(5名)、物理(3名)、化学(3名)
<対象>高等学校の教員として5年以上勤務している者
<その他>
 派遣に当たっては、各都道府県教育委員会からの推薦が必要ですので、詳細については、各都道府県教育委員会にお問い合わせください。

(お問合せ先)

高等教育局学生・留学生課  
留学生交流室外国留学係   
TEL:03-5253-4111(内線3359)

□【お知らせ】大学等における障害のある学生への支援・配慮事例の公表について

〔高等教育局学生・留学生課〕

 独立行政法人日本学生支援機構では、「障害者差別解消法」の合理的配慮規定等が平成28年4月から施行されることに伴い、大学等における障害のある学生への支援・配慮事例を同機構ウェブサイトにおいて公表しました。
 公表した事例は、大学等から提供されたもののうち、大学等において人的・物的資源が限られ、また、様々な制約がある中で行われた、特に工夫された支援・配慮事例を中心に紹介しています。(視覚障害、聴覚・言語障害、肢体不自由、病弱・虚弱、発達障害、精神障害の計188例)。
 このウェブサイトでは、各障害種別(例:視覚障害・盲)の事例全てを一つの画面で閲覧することができます。また、入試受験上の配慮や授業支援といった場面ごとの索引とキーワード(設置者、学校種、学校規模、支援内容)によって、必要な支援・配慮に関する事例を探しやすい構成としています。
 高等学校等の教職員、関係者の皆様においても、進路指導上の参考情報として御参照いただければ幸いです。
 (※日本学生支援機構のホームページにリンク

○紹介事例 188例
      視覚障害  27例  聴覚・言語障害 42例
      肢体不自由 38例  病弱・虚弱   22例
      発達障害  35例  精神障害    24例

(お問合せ先)

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)
学生生活部 障害学生支援課      
TEL:03-5520-6176

□【お知らせ】障害のある幼児児童生徒への「合理的配慮」実践事例について

〔初等中等教育局特別支援教育課〕

 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所は、平成26年7月より、インクルーシブ教育システム構築に関連する様々な情報を掲載した「インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)」の中に、新たに「『合理的配慮』実践事例データベース」を開設しています。
 このデータベースは、初等中等教育段階における各学校の設置者及び学校が、障害のある子供に対して、その状況に応じて提供する「合理的配慮」の実践事例をデータベース化したものです。平成27年4月末現在で115事例を掲載しており、キーワード検索や対象幼児児童生徒の障害種、在籍状況、学年などの条件指定による検索により、絞り込みを行うことができます。
 今後も掲載事例の追加等を行い、学校等の取組に資する情報を提供していきます。
 (※国立特別支援教育総合研究所のホームページにリンク

○紹介事例 115例 視覚障害     4例  聴覚障害  10例
          知的障害    49例  肢体不自由 16例
          病弱・身体虚弱  6例  言語障害   5例
          自閉症     47例  情緒障害  13例
          LD(学習障害)  9例
          ADHD(注意欠陥多動性障害) 21例
         ※障害種別件数は延べ件数
※このほか、在籍校や学級、学年などの条件指定で検索できます。

(お問合せ先)

独立行政法人国立特別支援教育総合研究所(NISE)
インクルーシブ教育システム          
構築支援データベース担当(E-mail

□【お知らせ】「諸外国の教育動向 2014年度版」を公表しました

〔生涯学習政策局参事官(連携推進・地域政策担当)付〕

 「諸外国の教育動向 2014年度版」は、 アメリカ合衆国、 イギリス、 フランス、ドイツ、中国、韓国及びその他の国々の教育事情について、教育政策・行財政、生涯学習、初等中等教育、高等教育及び教員の各ジャンル別に2014年の主な動向をまとめたものです。
発行:株式会社明石書店 本体3,600円+税
電話:03(5818)1171 FAX:03(5818)1174

(お問合せ先)

生涯学習政策局          
参事官(連携推進・地域政策担当)付
TEL:03-5253-4111(内線2267)

□【お知らせ】平成27年4月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)

〔生涯学習政策局情報教育課〕

 文部科学省では、映画、その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。
<平成27年4月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介>
※以下、文部科学省特別選定を「特別選定」、文部科学省選定を「選定」として、【作品名】/申請者/利用対象の順に記載しています。

○紙芝居(選定)
・【もちもち ともだち】/株式会社童心社/幼稚園/幼児向き
・【おてんば きょうりゅう トリプラ】/株式会社童心社/幼稚園/小学校(低学年)/幼児向き
○DVD(選定)
・【危険から身を守ろう! 大きな地震が起きたとき】/千葉エデュケーショナル株式会社 /小学校(中学年)/小学校(高学年)

(お問合せ先)

生涯学習政策局情報教育課  
メディア係         
TEL:03-5253-4111(内線2417)

□【お知らせ】諸外国における就学前教育の無償化制度に関する調査研究

〔国立教育政策研究所教育政策・評価研究部〕

 国立教育政策研究所では、このたび、プロジェクト研究「初等中等教育の学校体系に関する研究」において、「報告書1 諸外国における就学前教育の無償化制度に関する調査研究」をとりまとめました。

【概要】
 本調査研究では、就学前教育を無償化している5か国(アメリカ合衆国、イギリス、フランス、フィンランド、韓国)を対象とし、就学前教育の無償化の制度的な特徴を解明するとともに、各国での制度改革の内容及び政策形成プロセスを解明することを目的として研究成果をとりまとめました。

 詳細につきましては、当研究所ホームページを御覧ください。(※国立教育政策研究所ウェブサイトへリンク)
概要版
全体版

(お問合せ先)

国立教育政策研究所      
教育政策・評価研究部  
TEL:03-6733-6833(代表)(E-mail

□【お知らせ】夏の官邸特別見学、参加グループ募集中!応募は6月30日まで

〔内閣官房内閣総務官室〕

 今年も、首相官邸の特別見学を実施します!(※首相官邸ホームページへリンク
 首相官邸では、今年も、小学校5年生から中学校3年生の児童生徒を対象に、首相官邸・公邸の特別見学を実施します!
 社会科や公民の授業で学んでいる「政府」や「総理大臣」の仕事を身近に感じることができる絶好の機会です。
 見学は、グループごとに、学校の先生が代表者として申し込むことになりますので、興味をお持ちの方は、上記URLのページから詳細を御確認ください。
 たくさんの御応募、お待ちしています!

◆見学できる所
 総理大臣官邸:ホワイエ、大ホール、小ホール、記者会見室
 総理大臣公邸:旧閣議室、大ホール
 ※事情により、変更することがございます。あらかじめ御了承ください。
◆実施日時
 日時:8月1日(土曜日)、8月8日(土曜日)、8月10日(月曜日)
    8月11日(火曜日)、8月17日(月曜日)、8月18日(火曜日)
    8月19日(水曜日)、8月22日(土曜日)、8月29日(土曜日)の9日間
 開始時間:土曜日・・・10時~、11時~、13時~、14時~の4回実施
       (各回40名以内)
       平日・・・ 11時~、14時~の2回実施
       (各回40名以内)
 所要時間:1時間程度
◆応募できるグループ
 対象:小学校5年生~中学校3年生の児童生徒
    中等教育学校(中高一貫校)の前期課程の生徒
    特別支援学校小学部5年生~中学部の児童生徒
 人数:1グループ40人まで
 引率:学校の教員等(校長が引率者として認めた者で総理大臣官邸事務所長の
    承認を得た者を含む。)が引率することが必要です。(引率者は2人ま
    で)
    ※車いすなどの介護が必要な方については、可能な範囲で介護される方
    も付添いができます。
◆応募方法
 学校の校長又は教員が代表して、応募してください。(※個人、家族での申込みはできません。)
 応募方法は、以下の2通りです。
 1.首相官邸HPの申込み専用フォームから申し込む
 2.往復はがきで申し込む
  締切り:平成27年6月30日(火曜日)必着
  (送付先)
  〒100-0014 東京都千代田区永田町2-3-1 
   総理大臣官邸 特別見学係
◆結果の御連絡
 7月上旬頃に、首相官邸ホームページにて、当選されたグループを発表します。
また、往復はがきで申し込まれた方には、7月中旬頃に、返信はがきで御連絡いたします。
 詳細は、こちらのページから御確認ください。

□【お知らせ】「地震調査研究推進本部20周年特別シンポジウム」の開催について

〔研究開発局地震・防災研究課〕

 文部科学省が事務局を務める「地震調査研究推進本部」(地震本部)は、6月23日(火曜日)に東京大学本郷キャンパス伊藤謝恩ホールにて「地震調査研究推進本部20周年特別シンポジウム」を開催します。
 地震本部は阪神・淡路大震災後の平成7年7月に創設され、それ以来、特に地震による被害の軽減に資することを目的として、関係機関が一丸となって地震調査研究を推進してまいりました。本シンポジウムにおいては、これまでの地震調査研究推進本部の成果を振り返るとともに、災害に強い社会を構築するため、来るべき巨大地震に向けて、地震調査研究推進本部が目指すべき姿を考えることを目的としております。
 第1部では、「地震列島を生きる~未曽有の地震・津波災害と向き合うために~」と題し、作家の高嶋哲夫氏より御講演いただき、第2部では、「学校における地震・津波に関する防災教育」と題し、東京学芸大学教育学部教授の渡邉正樹氏より御講演いただきます。他に大学教授による地震研究に関する講演や地震本部委員、地方自治体職員等によるパネルディスカッションも企画しておりますので、是非参加してください。

<開催日時>
 平成27年6月23日(火曜日)13時30分から18時00分まで(12時30分開場)
<開催場所>
 東京大学本郷キャンパス伊藤謝恩ホール
 (東京都文京区本郷7-3-1)
 ※東京メトロ丸の内線「本郷三丁目駅」下車徒歩8分
<プログラム> 
 第一部 基調講演
     地震列島を生きる ~未曽有の地震・津波災害と向き合うために~
      高嶋哲夫(作家)
 第二部 講演及びパネルディスカッション
     阪神・淡路大震災以後の地震発生長期評価と揺れの予測
      平田 直(東京大学地震研究所教授)
     東日本大震災を踏まえた津波の即時予測・評価への取組
      今村文彦(東北大学災害科学国際研究所教授)
     学校における地震・津波に関する防災教育
      渡邉正樹(東京学芸大学教育学部教授)
     パネルディスカッション「巨大地震にどう向き合うか」
      佐藤浩樹(宮城県教育庁スポーツ健康課課長補佐)他計7名
<詳細>
 詳細なプログラム等は、ウェブページを御覧ください。
  地震調査研究推進本部20周年特設ページ

(お問合せ先)                  

研究開発局地震・防災研究課    
TEL:03-5253-4111(内線4437)(E-mail

□【シリーズ】「地域による学校支援活動」マナビー・メールマガジン掲載

〔生涯学習政策局社会教育課〕

地域の触れ合いを大切に、豊かな心を育む学校支援ボランティア活動

(熊本県宇城市)

 宇城市の「不知火中学校区学校支援ボランティア」は、平成20年度の事業開始から、二人のコーディネーターが協力と役割分担を行うことにより、着実に事業が地域に根付き、活動内容も年々充実してきています。また、小学校に「コーディネーター室」を設けることにより、地域ボランティアが学校に気軽に立ち寄ることができるようになりました。さらには、月に一度、小学校との打合せ会議を行うことによって、より綿密で充実した活動内容や、学校のニーズに合わせた地域ボランティアの活用につながっています。
 活動内容は、地域の伝統継承や日本の文化に触れた体験活動・学習支援・読み聞かせ等です。中でも小学校高学年のクラブ活動(年10時間)では、「クラブ大活動」という名称で、地域の協力者を講師に迎え、体験活動を行っています。年間を通じ継続した事業を実施することで、地域ボランティアと児童とのつながりだけでなく、学校と地域とのつながりも深まっています。さらに、「丸付けボランティア」では、アシスタントティーチャーとして活動する保護者も増えてきており、家庭との連携がより深まっています。
 事業を実施したことにより地域と学校との距離が縮まり、地域ボランティアから「学校に行きやすくなった」「自分の知識を生かせてうれしい」「これからも子供たちのためにボランティアを続けたい」との声をもらっています。また、事業を進めるにつれて保護者の方とのつながりも深くなり、「学校に行き、子供の様子がわかりうれしい」と言われることも増えています。
                                                                         
(お問合せ先)               
生涯学習政策局社会教育課         
地域・学校支援推進室           
TEL:03-5253-4111(内線3260)      
ホームページへリンク

□【 連載 】地方教育行政実務研修生によるリレートーク73

 文部科学省には、各都道府県や市町村の教育委員会、学校等に所属されている教職員等が、国の文部科学行政、特に初等中等教育行政に携わる研修制度があります。
 本リレートークは、この研修制度により文部科学省で活躍されている教職員等に、文部科学省での職務内容や日頃考えていることなどを率直に語っていただくリレー形式のコーナーです。
 第73回は、初等中等教育局児童生徒課企画係の今井伝憲さんです。

「研修2年目を迎えて」

初等中等教育局児童生徒課 
企画係          
今井伝憲(滋賀県長浜市)

 皆さま、お疲れさまです。
 滋賀県長浜市役所からの出向で研修させていただいている今井と申します。研修期間2年ということで、既に文部科学省初等中等教育局での研修も2年目に突入しました。
 長浜市役所で私が携わってきた業務は、環境美化や不法投棄対策などの環境行政、そして、住民健診や乳幼児健診などの保健行政で、日々、住民からの問合せ対応や窓口での対応をしておりました。その他、長浜市は降雪地帯であり、冬になると除雪作業も業務の一つであり、夜通しで除雪車を運転することもありました。
 ここ文部科学省で研修を受けることになった経緯ですが、平成26年1月下旬に、人事担当部局の課長から「とりあえず、東の方に行かないか?」と言われたことがきっかけです。ただ、前述のとおり、教育行政にはこれまで携わってこなかったため、文部科学省でまともにやっていけるのかと、出向前の2か月間は不安な日々を過ごしていたことを覚えています。
 さて、文部科学省では、産業教育振興室、幼児教育課、そして、現在、児童生徒課で研修させていただいています。それぞれの部署での経験や感じたことを挙げるときりがないのですが、やはり一番は、国家公務員の皆さまの、頭の回転の速さで、さらには知識の豊かさ、話術があるということです。例えば、数時間後に締切りの作業依頼に対しても、即座に検討・決断し対応されてしまうので、やはり格が違うなと実感させられます。一緒にお話しさせていただいているときも、私の話し方がいかに下手かと思わされるほど、自身の考えとその理由を簡潔かつ明確に話をされるので、皆さまとお話しさせていただくときは、常に緊張させられます。ただ、いつまでも緊張してばかりでは、文部科学省での研修も身にならないと思い、日頃から、皆さまとの会話の際には、話し方や会話中の“間”の取り方などを盗もうと、実は考えているのです。
 文部科学省に来る前によく思っていたことがあり、それは、「自分が管理職になって、議会対応や部下に指示を出したりできるのか?」ということです。もちろん、管理職になれるかはわかりませんが、管理職という責任が伴う重要なポストを務めていくことができるのかと不安に思うことがありました。ただ、文部科学省でお会いした皆さまは、私が理想とする管理職の姿そのものだったので、文部科学省での研修はすごく刺激的で糧になるものだと考えています。だからこそ、皆さまの話し方も含め、“技”を少しでも身につけていきたいと思っています。
 最後に、日々御迷惑をお掛けしているにも関わらず、丁寧に御指導いただき、ありがとうございます。また、私と会話する際に、話し方や会話中の“間”を盗まれるなんて思わず、気軽に話しかけていただけると助かります。
 次回のリレートークの担当は、私と同じく研修2年目の戦士、国際教育課の山上さんです。

○初等中等教育局メールマガジン

メールマガジンの配信について:文部科学省
 ※新規登録、登録解除、アドレス変更等
バックナンバー(初中局メルマガ):文部科学省

○関連リンク

幼児教育・家庭教育:文部科学省
小・中・高校教育:文部科学省
特別支援教育:文部科学省
報道発表:文部科学省
国立教育政策研究所ホームページ
・ユネスコスクール公式ウェブサイト
(平成27年4月現在の日本国内のユネスコスクール加盟校 913校)
学校と地域でつくる『学びの未来』
子どもの体力向上ホームページ
(※公益財団法人日本レクリエーション協会のホームページへリンク)
子ども読書の情報館
(※子ども読書の情報館ホームページへリンク)
放射線等に関する副読本:文部科学省
量子ビーム:文部科学省

○文部科学省等で発行している他のメールマガジンへのリンク

生徒指導メールマガジンについて:文部科学省
マナビー・メールマガジンバックナンバー:文部科学省
「大学改革GPナビ-Good Practice-」について:文部科学省
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所メールマガジン
(※独立行政法人国立特別支援教育総合研究所のホームページへリンク)
メールマガジン-国立女性教育会館-
(※独立行政法人国立女性教育会館のホームページへリンク)
メールマガジン-日本学生支援機構-
(※独立行政法人日本学生支援機構のホームページへリンク)

お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

-- 登録:平成27年11月 --