笹木竜三文部科学副大臣の記者会見関連資料（平成23年4月13日）

※本資料は会見での発言のポイントを分かりやすく取りまとめたものであり、発言の詳細等については会見録をご覧ください。

　今日の衆議院文部科学委員会で、独立行政法人日本学術振興会法の一部を改正する法律案の質疑を行い、採決し、附帯決議をつけて全会一致で可決した。これは科学研究費補助金を、年次を越えて使うことができるようにする法案で、少しでも早くこの科研費の基金化を実現したいと思っている。

　原子力損害賠償紛争審査会を、今週の金曜日、15日の18時20分から文部科学省3階の特別会議室で行うことが決まった。1回目は、事故の被害の把握、あるいは今後の審議の進め方について議論していただく予定。この審査会で、損害の範囲の判定の指針をなるべく早く作っていただくことをお願いしていく。

　4月11日に官房長官が、計画的避難区域と緊急時避難準備区域というものを設定するということを発表した。文部科学省として、これまでも様々な放射線モニタリングの結果を発表しているが、この計画的避難区域と緊急時避難準備区域の設定も意識しつつ、積算量を測れる測定機器等の充実を図りたいと思っている。