1.評価の経緯

 宇宙開発を効率的かつ効果的に推進するため、宇宙開発委員会においては、「宇宙開発に関する重要な研究開発の評価について」(参考1)に基づき、重要な研究開発の評価を行い、その結果を公開するとともに、宇宙開発委員会として独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA(ジャクサ)」という。)が実施するプロジェクトの実施内容や実施体制等に係る助言を与えることとしている。
 全球降水観測/二周波降水レーダ(GPM/DPR)プロジェクトについては、平成14年11月の宇宙開発委員会本委員会において「開発研究」への移行が認められ、平成15年度以降JAXA(ジャクサ)は開発研究を実施しているが、今般「開発」への移行の準備が整ったため、「宇宙開発に関するプロジェクトの評価指針」(平成19年4月23日 宇宙開発委員会推進部会)に基づき、宇宙開発委員会推進部会において事前評価を行った。推進部会の構成員は、参考1の別紙のとおりである。

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