平成14年度教科用図書検定調査審議会(第4回) 議事録

1.日時

平成14年7月31日(水曜日)11時~12時

2.場所

霞ヶ関東京會館 ロイヤルルーム

3.議題

  1. 教科書制度の改善について
  2. 教科用図書検定基準及び教科用図書検定規則改正案について
  3. 関連する諸規定の改正について

4.出席者

委員

内藤喜之 会長
第一部会(国語) 
戸川芳郎
第二部会(社会) 
長沼秀世、沼田哲、羽入佐和子、村木逸子、薬師寺泰蔵
第三部会(算数・数学) 
和田秀男
第四部会(理科) 
伊理武男、中村洋、森川靖
第五部会(音楽) 
徳丸吉彦
第六部会(図工・美術・書道) 
馬渕明子、佐野光一
第七部会(外国語) 
井出祥子
第八部会(保健体育・看護・福祉) 
袖井孝子
第九部会(家庭・情報・職業) 
安藤英義、長津美代子、内藤喜之、林英輔、森地敏樹

文部科学省

矢野初等中等教育局長、玉井大臣官房審議官、大槻教科書課長、舟橋教科書企画官、その他関係官

5.議事録

○会長から開会が告げられた。

○事務局から、配付資料の確認があった。

1.教科書制度の改善について

○会長
 それでは、本日の審議に入りたいと思います。
 本日は、前回の6月26日の本審議会総会に引き続き、教科書制度の改善について審議を進めてまいりたいと思います。
 「教科書制度の改善について(検討のまとめ)(案)」については、前回総会でのご意見を踏まえて修正したものを、7月4日付で一度お送りし、さらに、その後にいただいた意見により修正したものを、私の方から7月17日付けで、再度、各委員にお送りさせていただきました。
 本日は、この案を確定し、本審議会の検討結果を取りまとめたものとして、初等中等教育局長にお渡ししたいと考えております。
 7月17日付で再度お送りした内容に、ご意見等を踏まえて若干の修正がございますので事務局から説明をしてもらいたいと思いますが、この修正については、あらかじめ会長である私に一任をお願いしていたものであり、私としても、その修正内容について、本「検討のまとめ」の趣旨が一層明確になるものとして了承しているところでございます。
 なお、この「検討のまとめ(案)」につきましては、この修正をした形で、昨日、あらかじめ報道機関に対して文部科学省から説明をしており、本総会終了後をもって、報道解禁となる取扱いと聞いております。
 それでは、事務局から説明をお願いしたいと思います。

○事務局から、7月17日以降の修正の内容及び教科書に「発展的な学習内容」等の記述を可能とすることについて、その趣旨をより一層明確にする観点から書き加えたものであることについて説明があった。

○会長
 ただいま、事務局から説明のありました「検討のまとめ」(案)につきまして、これを本審議会として「検討のまとめ」として確定いたしたいと存じます。よろしいでしょうか。

○会長
 ありがとうございました。それでは、この「教科書制度の改善について(検討のまとめ)」を本審議会として確定し、後程、11時50頃を目途に文部科学省にお渡ししたいと思います。

2.教科用図書検定基準及び教科用図書検定規則改正案について

○会長
 つづきまして、ただいま確定いたしました「検討のまとめ」で述べられた、制度の改善に必要となる教科用図書検定基準及び教科用図書検定規則の改正案について、事務局から説明をお願いしたいと思います。

○事務局から、改正案の内容及びパブリックコメントを行うことについて、説明があった。

○会長
 これらの検定基準及び検定規則については、今後、パブリックコメントを経て文部科学省において改正が行われることとなりますが、ただいまの説明に関してご質問等あればお願いします。

○委員
 教科用図書検定基準の改正後の「改正後のイメージ」にある「学習指導要領に示す内容及び学習指導要領に示す内容の取扱いに示す事項以外の事項(以下「学習指導要領に示していない内容」という。)」という表現は、分かりにくいのではないか。

○事務局から、法令上の正確性の観点から、まわりくどい表現となっているが、法令文としては誤解のない表現となっているので、ご理解いただきたい旨の説明があった。

3.関連する諸規定の改正について

○会長
 つづきまして、検定基準及び検定規則の改正の他に、関連する諸規程の改正が必要となります。今後改正が必要な諸規程の概要と改正スケジュールについて、事務局から説明願います。

○事務局から、教科用図書検定調査審議会運営規則、申請図書の合格又は不合格の判定要領、教科用図書検定規則実施細則について、改正が必要になること、及び、今後のスケジュールについて、説明があった。

○会長
 ただいまの説明に関してご質問等あればお願いします。

○会長
 質問がないようですので、以上で、本日の議事等はすべて終了いたしました。
 ここで、本日お取りまとめいただきました「教科書制度の改善について(検討のまとめ)」を初等中等教育局長にお渡ししたいと思います。
 教科書制度の改善に関する本審議会総会は、会議を非公開として審議を進めてまいりましたが、全ての検討が終了しましたので、報道機関のご要望により入室を許可したいと思いますが、ご異議ございませんか。
 ご異議ないようですので、入室を許可いたします。では、準備のため、少し中断いたします。

(報道関係者入室)

○会長
 去る二月一八日に検討の依頼のあった事項について、本審議会で慎重に検討した結果ですので、ここにまとめた諸改善について、文部科学省において速やかに実現に取り組んでいただきますようお願いします。

(内藤会長から矢野局長に手交)

○初等中等教育局長
 ただいま内藤会長より、検討のまとめをいただきました。
 委員の先生方には、短期間にもかかわりませず、大変重要でかつ広範にわたるテーマについて熱心にご議論いただき、お取りまとめをいただきましたことに対しまして、心よりお礼申し上げます。
 今回、おまとめいただいた教科書制度の改善に関する一つ一つの事項は、よりよい教科書を子どもたちに手渡す観点から、それぞれ非常に重要な意義を持つものであり、私どもといたしましては、ご指摘に沿ってその速やかな実現に全力で取り組みたいと思っております。
 具体的には、今回おまとめいただいた改善事項を遅滞なく実施に移すため、8月中には、教科用図書検定基準及び教科用図書検定規則の改正を行い、9月以降、順次、本日ご説明いたしましたような関連の諸規程の改正等を進めてまいります。また、よりよい教科書づくりのためには、各教科書発行者の努力が不可欠なことから、説明会を開催するなど、速やかに、この「検討のまとめ」にお示しいただきました各改善内容の周知を図ることといたします。
 また、教科書採択については、指導通知等を発出するなどして各教育委員会における採択事務の改善を促したいと考えております。
 教科書は、教科の主たる教材として全ての児童生徒が使用する学校教育において大変重要な位置を占めるものであり、文部科学省としても、その改善に向け、今後とも努力してまいる所存でございますので、委員の先生方におかれましても、ご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(報道関係者退室)

○会長から閉会が告げられた。

お問合せ先

初等中等教育局教科書課

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