平成23年8月24日(水曜日)10時30分~19時10分
中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)7階 7F1会議室
宇高委員、樺澤委員、白樫委員、前田委員、横山委員
須藤教科書調査官、清水教科書調査官、井上教科書企画官、金澤教科書検定調整専門官 他
1. 平成25年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。
【高等学校 工業科 機械製図】
22-227:
合否の判定を留保することとした。
・38頁の「マル3の投影図は,図1-44(a)のようにX,YおよびZの3本の座標軸からなり,各投影面がたがいに等しい角度になるので等角投影という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・48頁の「側面図 L4 側面図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見3番)
・59頁の「記号:1 意味:3種」について、検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・72頁の「位直でつなぐ。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
・108頁の「「公差域」の引出線矢印(3箇所)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見7番)
・120頁の「右列上 真直度公差」について、検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
・142頁の「図3-4 各種のディスク (e) USBメモリ」について、検定意見を付すこととした。(検定意見10番)
・165頁の「ねじの表し方を図面に記入するには,おねじの山の頂またはめねじの谷底を表す線から寸法補助線を出して記入する。軸に対して直角に見た場合は,ねじの谷底を表す線から引出線と参照線をひき,記入する(図4-10)。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見11番)
・177頁の「(a) ざぐり の図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見14番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
【高等学校 工業科 機械設計】
22-229:
合否の判定を留保することとした。
・17頁の「(a) 着力点と作用点」について、検定意見を付すこととした。(検定意見3番)
・46頁の「この滑り出す瞬間の抵抗力を静摩擦力という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・93頁の「座屈とは,荷重が柱の軸線に対してかたよっていたり,材質が均質でないなどが原因になって,柱に曲げモーメントが生じ,柱の横たわみが大きくなる現象をいう。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
・125頁の「ねじ斜面に垂直な力は(R-R'’)であるので,摩擦力はf2=μ(R+R'’)になる。また,図(c)の力のつり合いから,f2=P+P'’となる。この二つの式から,μ(R-R'’)=P+P'’が得られ,」について、検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
・228頁の「(c) 円筒カム」について、検定意見を付すこととした。(検定意見11番)
・230頁の「(a) 変位線図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見12番)
・245頁の「管路の抵抗マル1 側注1 図のように,管壁の近くで流速が低くなり,流体が流れにくくなること。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見15番)
・290頁の「また,…上腕上面に取りつけられた図15-27の端面タイプの近接センサがOFFになるように,ターゲットの形を設計する。 P287 図15-27」について、検定意見を付すこととした。(検定意見20番)
・裏見返4の「ギリシャ文字 「ファイ」の小文字」について、検定意見を付すこととした。(検定意見21番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
22-235:
合否の判定を留保することとした。
・上巻28頁の「右上 「円弧」の図形」について、検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
・上巻137頁の「軸の断面に生じる滑り変形」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・上巻143頁の「構造物の組子や機械部品の棒などで,軸方向に圧縮荷重が働くときは,…圧縮強さを超えると破壊する。しかし,棒の直径に比べて長さがおよそ4倍以上の長い棒では,ある程度の荷重に達すると曲がりはじめ,圧縮強さ以下の小さい応力でも折損する。 このような現象を座屈(…)という。……。座屈を起こすのは,荷重が軸線からずれていたり,材質が不均一であったりするためと考えられる。 荷重によって柱が曲げを起こしはじめると,荷重を増さなくとも曲げがひどくなって,ついには破損する。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見3番)
・調査意見4番について、意見が出され、検定意見としないこととした。
・下巻48頁の「歯厚は,標準平歯車ではピッチは1/2であって,」について、検定意見を付すこととした。(検定意見6番)
・下巻207頁の「デジタイザ」について、検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
・調査意見7番について、意見が出され、検定意見としないこととした。
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
【高等学校 工業科 電子機械】
22-221:
合否の判定を留保することとした。
・10頁の「・・・,水素イオンの濃度(pH)を・・・」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・29頁の「表2-2 右最上段 締結要素の例の中の「接着剤」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・調査意見3番について、指摘事由を変更して検定意見を付すこととした。(検定意 見5番)
・調査意見6番について、指摘事由を変更して検定意見を付すこととした。(検定意 見8番)
・53頁の「「・・・歯数Zc,Zfをそれぞれ・・・」の「Zc」,「Zf」 53ページ6行「i=zf/zc-zf(8)」の「zc」,「zf」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見10番)
・74頁の「図3-15「右上のR0の上側の端子 および 回路図下の正弦波形」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見14番)
・76頁の「図3-16「図(b) 右側の交流電源vo」」について、教科書調査官から意見を追加したいとの申し出があり、検定意見を付すこととした。(検定意見15番)
・84頁の「・・・。この電界中に物体がくると分極現象が起こり,静電容量が増加する。・・・。近接物体は,金属体のほか,プラスチック・紙・木材・液体など誘電体でも検出することができる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見19番)
・88頁の「・・・,エネルギー変換形のセンサであるため,出力は小さい。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見20番)
・90頁の「「・・・,不活性ガス(マル1)を封入した・・・」の「不活性ガス」 90ページ側注マル1「窒素と水素の混合ガス。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見22番)
・96頁の「図3-47「図(b) 図全体」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見23番)
・99-100頁の「・・・。図の回路で,ベース電流IBを1mAから1mAずつ増やしたときのコレクタ-エミッタ間電圧VCEとコレクタ電流ICの関係は,図(b)のようになる。・・・」について、検定意見を付すこととした。(検定意見24番)
・110頁の「・・・発生した磁力を効率よく・・・」について、検定意見を付すこととした。(検定意見25番)
・127頁の「図3-102「コイルの接続関係」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見27番)
・144頁の「図(a) 図全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見31番)
・調査意見19番について、教科書調査官から検定意見としないこととしたい旨の申し 出があり、承認された。
・186頁の「fs≧2×fc この関係式をサンプリング定理という。・・・」について、検定意見を付すこととした。(検定意見32番)
・188頁の「・・・。割込み処理中は,ほかの割込みは受け付けない。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見33番)
・202頁の「図5-37「図全体」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見35番)
・203頁の「・・・,モニタプログラムに内臓されている・・・ 218ページ表6-1 マイクロコンピュータの内容の欄 1行「・・・,CPUを内臓し,・・・」の「内臓」も同様である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見36番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
(以上)
初等中等教育局教科書課