教科用図書検定調査審議会 平成23年度第9部会工業小委員会(第6回) 議事要旨

1.日時

平成23年8月17日(水曜日)10時30分~17時40分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)7階 7F1会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査(22-230、22-231、22-218)
  2. その他

4.出席者

委員

宇高委員、樺澤委員、久曽神委員、白樫委員、西方委員、早川委員、前田委員、横山委員

文部科学省

須藤教科書調査官、清水教科書調査官、井上教科書企画官、金澤教科書検定調整専門官 他

5.議事要旨

1.  平成25年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

 

【高等学校 工業科 電子製図】

 22-230:

 合否の判定を留保することとした。

 ・調査意見1番について、指摘事項を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見1番)

 ・調査意見2番について、指摘事項を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見2番)

 ・調査意見8番について、指摘事項を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見8番)

 ・調査意見9番について、指摘事項を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見9番)

 ・調査意見15番について、指摘事項および指摘事由を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見15番)

 ・98頁の「ここで,Rs=ra/m-1 とすれば,Is=Va/Rs=raIa/ ra/m-1=(m-1)Ia(5-3)となり,式(5-1),(5-3)から次のようになる。 Is+Ia=mIa=I,m=I/Ia  すなわち,Rs=ra/m-1の分流器を接続すれば・・・ 」について、検定意見を付すこととした。(検定意見25番)

 ・110頁の「・・・,g(-)の電極にHレベル(通常0V)が与えられる・・・」について、検定意見を付すこととした。(検定意見29番)

 ・114頁の「IC1では整数演算のみで浮動小数点数の演算を行うことができないため,浮動小数点数の演算を行うさいにはIC2の数値演算コプロセッサデータを渡して演算を行い,処理結果をふたたびIC1に戻すようにしている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見30番)

 ・128頁の「マル2 IC2の決め方 式(6-6),(6-7)から求めたIC2の式によって求める。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見32番)

 ・136頁の「・・・ステップ減衰器(0db,-20db切換)・・・  136ページ7行「・・・ステップ減衰器は-20dbT型・・・」も同様である。  136ページ9行「減衰量:X[db]・・・」も同様である。  136ページ13行「・・・アッテネータ(-20db)は・・・」も同様である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見35番)

 ・159頁の「・・・。台風などの強風時には,取付角を風向きに平行にするなどして回転速度を制御している。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見57番)

 ・調査意見52番について、指摘事項および指摘事由を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見58番)

 ・159頁の「図7-22「図(b)  右上付近の表記「変圧器」の位置」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見59番)

 ・160頁の「図7-23「図全体」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見60番)

 ・163頁の「図8-3 右上付近の表記「レーザ発信部」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見61番)

 ・調査意見58番について、指摘事項を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見67番)

 ・調査意見59番について、指摘事項を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見68番)

 ・折込み10の「製図例17  図名「4ビットのレジスタを用いた全加算器」の「全加算器」  および  図面左下の「1入力」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見72番)

 ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

 

【高等学校 工業科 製図】

 22-231:

 合否の判定を留保することとした。

 ・目次3の「1 フランジ形たわみ軸継手の計算のしかた」について、検定意見を付すこととした。(検定意見1番)

 ・86頁の「図2-17(a)  L9  図2-18(a),(b)  L11  図2-19 P87   L6 (図2-20)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見8番)

 ・98頁の「図5-4「「公差域」の引出線矢印(3箇所)」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見10番)

 ・106頁の「製作上欠くことのできない品物の形状・姿勢・位置・振れなどの公差を総称して幾何公差(…)という。 図6-1に示す定盤は,平面の精度が要求される。図6-1  全体 および 図タイトル「幾何公差」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見12番)

 ・113頁の「多条ねじはリードが小さく,」について、検定意見を付すこととした。(検定意見13番)

 ・136頁の「図4-4「(b) 自動調心玉軸受」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見15番)

 ・175頁の「図2-9「マル5AからCに向かって線を引き((a)),HLとの交点を通る垂直線を引く((b))。 図中の(a)・(b)」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見18番)

 ・190頁の「4けたの和算 図5-5  4けたの和算ができる…」について、検定意見を付すこととした。(検定意見33番)

 ・190頁の「図5-5「1→  折込みP3 製図例20 図面左下  1入力」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見34番)

 ・191頁の「4けたの加算ができる全加算器  折込みP3 製図例20 図名  4ビットのレジスタを用いた全加算器」について、検定意見を付すこととした。(検定意見38番)

 ・折込み1の「右下表  オ 直付けシーリングライト、20W6灯式」について、検定意見を付すこととした。(検定意見44番)

 ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

 

【高等学校 工業科 環境工学基礎】

 22-218:

 合否の判定を留保することとした。

 ・16頁の「右図:CO2+Ca カルシウム Ca  P17 L3  岩石中から溶け出したカルシウムと P17 図2 中図:海水中の鉄イオン→Fe」について、検定意見を付すこととした。(検定意見1番)

 ・21頁の「陸上の生態系と大気中との間で交換する炭素の量は約600億tと推定されている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)

 ・調査意見1番について、指摘事項および指摘事由を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見3番)

 ・調査意見2番について、指摘事由を変更して検定意見を付すこととした。(検定意見4番)

 ・139頁の「(c) 等価騒音レベル 音は時間とともに変動しているので,環境の指標には一定時間T内の騒音レベルの平均値である等価騒音レベル(LAeq)を用いる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見6番)

 ・165頁の「コンクリート混和剤」について、検定意見を付すこととした。(検定意見8番)

 ・184頁の「降水量は,大気から地表に落ちた水(…)の量であり,水に換算した体積を単位面積で割った値をmmで表す。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見9番)

 ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

 

(以上)

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