教科用図書検定調査審議会 平成25年度第5部会(第2回) 議事要旨

1.日時

平成25年9月27日(金曜日) 13時30分~16時00分

2.場所

中央合同庁舎第7号館(文部科学省庁舎)14階 14F1会議室

3.出席者

委員

河野委員,卜田委員,照屋委員,松永委員

文部科学省

加藤教科書調査官,大西教科書企画官,坂下教科書検定調整専門官 ほか

4.議事要旨

  1.平成27年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。
  
【高等学校 音楽科 音楽Ⅲ】
  25-21:
    合否の判定を留保することとした。
    ・90ページの「「能≪俊寛≫を鑑賞しよう。」2行目「今春禅竹」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
    ・102ページの「「トルバドゥール」の説明「12世紀初頭の南フランスで活躍した詩人,作曲家。」」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
    ・108ページの「2例目の譜例の説明3行目「付点音符を用いたオブリガート」(以下3例目の譜例の説明2行目「オブリガート」)」について,意見が出され,検定意見を付すかどうか後日部会長が確認することとした。
    ・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

  第1回において,改めて検討するとしていた事項については,下記のとおりとすることとした。

【高等学校 音楽科 音楽Ⅲ】
  25-11:
    ・9ページの「「cantando ancora(カンタンド・アンコーラ)」の説明「よりいっそう歌って」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
    ・38~40ページの「「I Dreamed A Dream」の楽譜 39ページ5段2小節目のコードネーム「C13」及び40ページ1段4小節目のコードネーム「D13」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見3番)
    ・43ページの「「Under the Sea」の楽譜 5段3~4小節目下段の歌詞「fri-ca-see」(以下45ページ「Cielito Lindo」の楽譜1段1~2小節原語歌詞「Sier-ra」)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
    ・64ページの「「Face to Face」の楽譜 7段3小節目マル1のパート」について,検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
    ・71ページの「「オープニング・テーマ」の楽譜「マル4 G.B.(鍵盤楽器)」及び低音部譜表上部の「8」の表示(以下74ページ「戦争のパヴァーヌ」の楽譜)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
    ・90ページの「「楽曲について」2~3行目「曲ごとに番号がつけられたイタリア・オペラ伝統の「番号オペラ」から,「楽劇」への道を進めている。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見11番)
    ・調査意見6番について,検定意見としないこととした。
    ・104ページ裏見返の「「音楽史年表」「西洋音楽史 近代,現代」中の「クセナキス(1922~2002)」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見14番)
  25-19:
    ・34~35ページの「「Ave Maria」の楽譜35ページ1段2小節目ピアノ・パート上段第1拍中の「イ」音」について,検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
    ・38~39ページの「「Ici-bas」の楽譜 以下に示す箇所の読み方の表示38ページ1段4小節「ムーレ」2段4小節「ドゥ ムゥ レ」3段4小節「ゼ フルー レ」4段4小節「ドゥ ム レ」39ページ1段4小節「プルー レ」2段3小節~3段1小節,3段1~3小節及び3段3小節~4段1小節「ドゥ ムー レー」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
    ・40ページの「KPACHbIЙ CAPAAH」の楽譜1段5小節目のコードネーム「AmM7」(以下101ページ7段5小節目「C13」)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
    ・42ページの「楽曲の説明1行目「S.C.フォスターFoster」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見12番)
    ・50ページの「楽曲の説明1行目「新実徳英(1974~)(以下119ページ右上「アルノルト・シェーンベルク(1878~1951)」)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見13番)
    ・61ページの「「体験2」マル3の譜例」について,検定意見を付すこととした。(検定意見17番)
    ・63ページの「「体験2」「教科書から曲を選んで階名唱してみよう。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見19番)
    ・63ページの「「体験3」2曲目の楽曲名「前奏曲集第2集『亜麻色の髪のおとめ』」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見20番)
    ・65ページの「「調号と主音」譜例下の説明「#と♭両方で示される同じ高さの音を異名同音という。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見21番)
    ・調査意見13番について,指摘事項を変更することとした。(検定意見22番)
    ・65ページの「「体験3」「次の譜例の調性を判定してみよう。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見23番)
    ・65ページの「「体験3」マル2の譜例2小節2拍目の「へ」音」について,検定意見を付すこととした。(検定意見24番)
    ・72ページの「「ガムラン(インドネシア)」1~4行目「独自の音律や音階をもとにしている。また,さまざまな形式がある。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見27番)
    ・80ページの「楽曲の説明1行目「Gerardo Matos-Rodriguez」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見30番)
    ・110ページの「「平家琵琶(平曲)」の演奏者の記載「平野川幸次」」について,検定意見を付すことした。(検定意見36番)
    ・調査意見25番について,指摘事由を変更することとした。(検定意見38番)
    ・113ページの「「長唄『秋の色種』」1行目「南部侯佐竹利済作詞。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見39番)
    ・118~119ページの「「声から見る西洋音楽」各事項等の,色を用いた表示(以下120~125ページ「楽器から見る西洋音楽」)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見42番)
    ・調査意見28番について,指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見43番)
    ・118ページの「「モテット」(全体)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見44番)
    ・118ページの「「モテット」の鑑賞曲『教皇マルチェスのミサ』(以下123ページ右上「六つのソナタ『ヴェルテンベルク・ソナタ~』」)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見45番)
    ・調査意見29番について,指摘事項を変更することとした。(検定意見47番)
    ・調査意見30番について,指摘事項を変更することとした。(検定意見46番)
    ・122ページの「「コンソート」に関する説明2~3行目「リュート,オーボエ,フルートのような管楽器」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見49番)
    ・122ページの「「ナチュラル・トランペット」楽器名の部分の色による表示」について,検定意見を付すこととした。(検定意見50番)
    ・125ページの「「サクソフォン」の説明3~4行目「ソプラノ(現在ではソプラニーノもある)からバスまでの同属楽器を作り出した。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見53番)
    ・125ページの「「テルミン」,「RCAサウンド・シンセサイザー」及び「オンド・マルトノ」の楽器名の部分の色による表示」について,検定意見を付すこととした。(検定意見54番)

  なお,後日部会長に確認するとした点については,10月1日に部会長が内容を確認した結果,下記のとおりとすることとした。

【高等学校 音楽科 音楽Ⅲ】
  25-21:
    ・90ページの「「能≪俊寛≫を鑑賞しよう。」2行目「今春禅竹」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
    ・102ページの「「トルバドゥール」の説明「12世紀初頭の南フランスで活躍した詩人,作曲家。」」について,検定意見を付すこととした。(検定意見6番)
    ・108ページの「2例目の譜例の説明3行目「付点音符を用いたオブリガート」(以下3例目の譜例の説明2行目「オブリガート」)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見7番)

 

(以上)

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