教科用図書検定調査審議会 平成22年度第4部会生物小委員会(第6回) 議事要旨

1.日時

平成22年11月26日(金曜日)11時00分~15時00分

2.場所

中央合同庁舎第7号館(文部科学省庁舎)3階 3F3特別会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

川窪委員、清水委員、寺島委員、友国委員

文部科学省

木部教科書調査官、高橋教科書調査官、佐々木課長補佐 他

5.議事要旨

   1.平成24年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

 

【高等学校 理科(生物基礎)】

  22-142:

   合否の判定を留保することが適当とした。

   ・6-8頁の「「探究活動の仕方」全体」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見9番)

   ・21頁の「中右「筋細胞」の図」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見29番)

   ・26頁の「「アオミドロの葉緑体のらせん構造観察例」の写真全体」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見37番)

   ・29頁の「ユレモやアカウキクサ類、ソテツの根に共生(→p.37)しているネンジュモなど、イシクラゲ以外のさまざまなシアノバクテリア」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見42番)

   ・37頁の「中左「葉緑体になる。」の図」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見61番)

   ・68頁の「体の内部の状態や機能を一定に保とうとする性質があり、これを恒常性(ホメオスタシス)という。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見80番)

   ・70頁の「「赤血球は、」及び「ひ臓で破壊される。」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見82番)

   ・94頁の「「移行免疫」全体及びp94側注1全体」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見97番)

   ・105頁の「樹木には、樹高が2mをこえて成長する高木や亜高木、成長しても2m程度の低木が見られる。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見99番)

   ・105頁の「「メヒルギやオヒルギのように地中から呼吸根を出す生活形をもつものがある(右図)。」及び右図「マングローブのようす」全体」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見101番)

   ・108頁の「左の「アカヤマドリ」の写真」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見104番)

   ・110頁の「「湿性遷移」の図下左の「土砂の流入(細菌・シアノバクテリア)」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見110番)

   ・113頁の「土壌が存在し、その中には窒素が含まれている。これらが分解されて、植物の成長に必要な窒素が遷移の初期から供給される。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見109番)

   ・115頁の「タイトル「東南アジアの熱帯多雨林」(以下、P116図23「日本の照葉樹林」、P117図25「ロシアの針葉樹林」、P120図28「アフリカのサバンナ」及びP123図35「北アルプスの高山帯」)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見112番)

   ・117頁の「熱帯や温帯でも年降水量が約1000mmより少ない地域では森林が形成されず、草原となる。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見115番)

   ・125頁の「中左の「コジイ」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見119番)

   ・130頁の「排出物や遺体中のタンパク質は、アンモニアなどの簡単な窒素化合物にかえられて無機的環境に放出され、再び生産者によって利用される。 土壌中の窒素化合物は、酸素のない環境では細菌類の作用で窒素分子となり、大気中に放出される。このような作用を脱膣といい、」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見126番)

   ・136頁の「「カリマンタン島でのオランウータンの1989年・2004年・2020年の推定分布域」全体」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見133番)

   ・141頁の「「この多様な生物の存在は、」及びL5-6「また、極地方から赤道地帯、海洋から内陸まで、多様な環境が存在するためでもある。」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見139番)

   ・146頁の「白金耳」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見145番)

   ・154頁の「インゲンホウス 植物の光合成の発見」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見147番)

   ・調査意見31番については、意見が出され、検定意見としないことが適当とした。

   ・調査意見40番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないことが適当とした

   ・調査意見88番については、意見が出され、検定意見としないことが適当とした。

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

  

  

(以上)

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