教科用図書検定調査審議会 平成22年度第4部会化学小委員会(第3回) 議事要旨

1.日時

平成22年11月15日(月曜日)14時00分~18時00分

2.場所

中央合同庁舎第7号館(文部科学省庁舎)7階 7F1会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

榊原委員、富岡委員、米澤委員

文部科学省

末澤主任教科書調査官、加茂川教科書調査官、早川企画官、佐々木課長補佐 他

5.議事要旨

1.平成24年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

 

【高等学校 理科(化学基礎)】

  22-116:

   合否の判定を留保することが適当とした。

   ・17頁の「「溶媒を蒸発させたりして物質を精製し、」(以下p.18まとめの「再結晶」の中の同文章)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見6番)

   ・58頁の「図50の「電気陰性度の値」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見15番)

   ・102頁の「アルコールランプの写真及びp106ガス燃焼の写真」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見27番)

   ・139頁の「二段階中和(L14-19「また、」以下の量的関係を除く)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見30番)

   ・143頁の「弱酸・弱塩基の遊離」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見32番)

   ・168頁の「マル3この現象を電池の分極といい、銅板の表面が発生した水素の膜で覆われたり、発生した水素が逆に水素イオンにもどったりすることが原因とされる。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見35番)

   ・172頁の「表A実用電池の例中のリチウム二次電池のC6Lin及びLinCoO2」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見37番)

   ・186頁の「探究活動6金属の反応の「仮説の設定」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見38番)

   ・188頁の「探究活動7pH計を使って酸・塩基の性質を調べるの「仮説の設定」塩の水溶液のpHは、もとの酸や塩基から予想されるものと一致するのではないか。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見39番)

   ・191-192頁の「マル8探究活動の進め方1テーマの設定・報告書の作成・文献の調べ方」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見41番)

   ・調査意見30番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないことが適当とした

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

  

  22-139:

   合否の判定を留保することが適当とした。

   ・7頁の「切手の説明の「アルミニウムの命名と還元法を発明したドービル」の「ドービル」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見3番)

   ・12頁の「実験2の「塩素濃度の測定方法」の(a)、(b)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見9番)

   ・30頁の「2.混合物の分離・精製の中の「再結晶」のまとめ「溶解度の変化を利用して、純粋な結晶を得る操作。」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見14番)

   ・57頁の「図44の「電気陰性度の値」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見18番)

   ・66頁の「表「縮合重合によってつくられる合成高分子化合物の例」の中の「ナイロン66(PA66)」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見28番)

   ・92頁の「フラスコの写真及びp.93ガス燃焼の写真及びp.95ガス燃焼及びアルコールランプの写真」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見32番)

   ・129頁の「弱酸・弱塩基の遊離」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見34番)

   ・168-169頁の「探究活動1実験の進め方と報告書の書き方(全体)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見39番)

   ・177頁の「9質量保存の法則の検証の「結果と検証」(全体)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見40番)

   ・182-191頁の「化学反応と熱(全体)」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見42番)

   ・調査意見31番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないことが適当とした

   ・調査意見32番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないことが適当とした

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

  

  22-140:

   合否の判定を留保することが適当とした。

   ・14頁の「溶媒を蒸発させたりして物質を精製し、」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見6番)

   ・22頁の「1混合物と純物質の表の中の「再結晶」の利用の例の「菓子作り」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見9番)

   ・44頁の「図56の「電気陰性度の値」」について、指摘事由を変更することが適当とした。(検定意見13番)

   ・123頁の「表B中のリチウムイオン電池中の「LinCoO2」「C6Lin」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見21番)

   ・133頁の「探究活動6金属の反応の「考察」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見22番)

   ・134頁の「探究活動7の「仮説」塩の水溶液のpHは、もとの酸や塩基から予想されるものと一致するのではないか。及びp.135L36-42考察(全体)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見23番)

   ・136-137頁の「探究活動マル8探究活動の進め方マル1テーマの設定・報告書の作成・文献の調べ方(全体)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見24番)

   ・調査意見16番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないことが適当とした

   ・調査意見17番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないことが適当とした

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

 

 

(以上)

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