教科用図書検定調査審議会 平成22年度第4部会化学小委員会(第2回) 議事要旨

1.日時

平成22年11月9日(火曜日)14時00分~18時00分

2.場所

中央合同庁舎第7号館(文部科学省庁舎)6階 6F3会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

榊原委員、富岡委員、米澤委員

文部科学省

末澤主任教科書調査官、加茂川教科書調査官、佐々木課長補佐 他

5.議事要旨

1.平成24年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。

 

【高等学校 理科(化学基礎)】

  22-113:

   合否の判定を留保することが適当とした。

   ・7頁の「炭素などの不純物を酸化・除去すると、強靱な鋼になる。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見5番)

   ・8頁の「図9「アルミニウムの利用」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見6番)

   ・19頁の「「水をきれいにするプラスチック」の「プラスチック」(以下L21-22、L23、及び図24の中の同語)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見15番)

   ・38-46頁の「探究活動1、2、3(以下p.103-108探究活動1、2、3、p.184-195探究活動1~6)」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見20番)

   ・84頁の「図18の「電気陰性度の値」」について、指摘事由を変更することが適当とした。(検定意見33番)

   ・93頁の「a)「mocro molecule」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見39番)

   ・121頁の「図8中のメスフラスコ「よく混ぜる」図」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見43番)

   ・151頁の「また、塩を構成する陽イオンまたは陰イオンが複数ある塩を複塩といい、硫酸カリウムアルミニウム十二水和物(ミョウバン)AlK(SO4)2・12H2Oなどがある。」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見45番)

   ・152-153頁の「B塩の加水分解(全体)」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見46番)

   ・177頁の「ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの実用電池は、ダニエル電池に比べて仕組みが複雑だが、酸化還元反応によって電気をとり出しているという点においては、全く変わりはない(→p.178)。」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見51番)

   ・184頁の「探究活動1.化学変化の量的関係の「仮説と計画」及びL20-L26「結果」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見55番)

   ・193-195頁の「探究活動6.銅の電気精錬」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見58番)

   ・調査意見40番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないことが適当とした

   ・調査意見44番については、意見が出され、検定意見としないことが適当とした。

   ・調査意見48番については、意見が出され、検定意見としないことが適当とした。

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

  

  22-114:

   合否の判定を留保することが適当とした。

   ・6頁の「「炭素などの不純物を多く含む銑鉄を得る。」及びL27-28「炭素などの不純物を酸化・除去すると硬くしなやかな鋼になる。」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見4番)

   ・8頁の「図9「アルミニウムの利用」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見6番)

   ・8頁の「やってみよう「アルミニウムによる還元(テルミット法)」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見7番)

   ・17頁の「「水をきれいにするプラスチック」の「プラスチック」(以下 L11、12、17の同語)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見15番)

   ・31-40頁の「探究活動1、2、3(以下p.72-76探究活動1、2、3、p.131-139探究活動1、2、3、4)」について、教科書調査官から申し出があり、指摘事項を変更することが適当とした。(検定意見16番)

   ・61頁の「図a「原子の電気陰性度の値」」について、指摘事由を変更することが適当とした。(検定意見19番)

   ・138頁の「探究活動4銀めっきによる鏡の製作の「仮説」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見29番)

   ・調査意見26番については、意見が出され、検定意見としないことが適当とした。

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

  

  22-122:

   合否の判定を留保することが適当とした。

   ・24頁の「実験2「セッケンと合成洗剤」の「考察」(以下p.32L26-29実験1「ホウレン草の色素の分離」の「考察」、p.53L11-14実験3「マグネシウム・アルミニウムの反応」の「考察」、p.132L25-28実験2「温度と体積変化」の「考察」)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見7番)

   ・76頁の「錯イオン(全体)」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見16番)

   ・77頁の「図30の「電気陰性度の値」(以下p.291付録6「元素の電気陰制度」)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見17番)

   ・89頁の「表11「合成高分子の構造・用途」の中の構造(3つ)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見20番)

   ・92頁の「地殻」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見21番)

   ・211頁の「探究活動5アボガドロ定数の確認の「考察」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見40番)

   ・調査意見27番については、意見が出され、検定意見としないことが適当とした。

   ・調査意見36番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないことが適当とした

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

  

  22-123:

   合否の判定を留保することが適当とした。

   ・21頁の「実験1「サインペンの色素の分離」の「考察」(以下p.33L20-21実験2「アルカリ金属の性質」の「考察」、p.81L23-24実験2「温度と体積変化」の「考察」)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見10番)

   ・21頁の「整理「混合物の分離法」の「再結晶」の「方法」の「溶解度の違いを利用して、固体を分離。」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見11番)

   ・46頁の「図17の「電気陰性度の値」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見16番)

   ・50頁の「図23の写真の「雪の松島」(以下p.99下右の写真の「月山ワイン」)」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見17番)

   ・108頁の「図14指示薬と変色域中のムラサキキャベツの抽出液の写真」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見28番)

   ・135頁の「探究活動5中和滴定の「考察」及びp137L14-21探究活動6金属のイオン化傾向の「考察」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見30番)

   ・149頁の「「ポリエチレンの構造式」及びL8「ポリエチレンテレフタラート(PET)の構造式」」について、検定意見を付すことが適当とした。(検定意見32番)

   ・調査意見26番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないことが適当とした

   ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

 

 

(以上)

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