平成27年10月9日（金曜日）10時30分～17時00分
中央合同庁舎第7号館東館（文部科学省庁舎）5階 5F4会議室
飯田委員、大池委員、小方委員、菅委員、寺島委員、新飯田委員、橋本委員
加藤主任教科書調査官、小原教科書調査官、林教科書調査官、舟見教科書調査官、今田教科書調査官、竹内課長補佐 ほか
1．平成29年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。（なお、下記の教科書番号（検定合格した図書に付される番号）及び申請者名は、参考までに記載しているものであり、実際の審議の際は、申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。
【高等学校 国語総合】
27-121：（教科書番号344/345）：（大修館書店）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 25）
・調査意見17番については、指摘事項を変更することとした。（検定意見11番）
・上巻303ページの｢（「聞くときのポイント」）質問をするときには、発表のどの部分に対する質問なのかを明確にして質問する。｣について、検定意見を付すこととした。（検定意見13番）
・下巻12ページの「マル6 助動詞・助詞などに含まれる「む」は「ン」と読む。」について、検定意見を付すこととした。（検定意見16番）
・下巻18ページの「「下に付く主な語」の「。」」について、検定意見を付すこととした。（検定意見17番）
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
27-122：（教科書番号346）：（大修館書店）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 23）
・26ページの｢アインデンティティー｣について、検定意見を付すこととした。（検定意見1番）
・250ページの「マル6 助動詞・助詞などに含まれる「む」は「ン」と読む。」について、検定意見を付すこととした。（検定意見11番）
・258ページの「「下に付く主な語」の「。」」について、検定意見を付すこととした。（検定意見12番）
・272ページの「（6「梅のにほひにぞ」）春」について、検定意見を付すこととした。（検定意見13番）
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
27-123：（教科書番号347）：（大修館書店）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 13）
・224ページの「マル6 助動詞・助詞などに含まれる「む」は「ン」と読む。」について、検定意見を付すこととした。（検定意見4番）
・304ページの｢（「マル3 之」の注）語調を整える助字。（305ページ脚注マル9 「語調を整える助字。」も同）｣について、検定意見を付すこととした。（検定意見10番）
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
27-131：（教科書番号332）：（東京書籍）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 10）
また、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
27-132：（教科書番号333）：（東京書籍）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 13）
・338ページの「手紙の敬語に、女性は「敬具」ではなく「かしこ」を使うことなどにそれが残っている。」について、検定意見を付すこととした。（検定意見2番）
・391ページの「演繹法では、この法則から出発し、この（目の前の）鳥はカラスである、したがってこの鳥は黒い、といった思考を行う。」について、検定意見を付すこととした。（検定意見10番）
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
27-133：（教科書番号334/335）：（東京書籍）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 13）
・283ページの「演繹法では、この法則から出発し、この（目の前の）鳥はカラスである、したがってこの鳥は黒い、といった思考を行う。」について、検定意見を付すこととした。
（検定意見3番）
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
27-153：（教科書番号355/356）：（筑摩書房）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 11）
また、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
27-154：（教科書番号357）：（筑摩書房）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 10）
また、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
（以上）
初等中等教育局教科書課