教科書の体様について

  • 1 教科書の体様については、平成元年に制度改正をする以前の検定においては、教科書の記述内容と並んで、教科用図書検定基準等において、一定の基準が設けられていた。
  • 2 平成元年の検定制度の改善において、著作者・編集者の創意工夫をより一層生かし、個性豊かで多様な教科書が発行されるようにとの観点から、検定においては教科書としての適格性の判定に重点を置くこととし、検定基準を大幅に重点化・簡素化して、体様に関する細かな基準など著作者・編集者の自主性に委ねても差し支えない事項については廃止した。
  • 3 これを受けて、社団法人教科書協会では、教科書の分量を適切なものとし、教科書の内容をより充実させるため、各発行者が教科書を編集・制作する上でのひとつのめやすとなるように、小学校用・中学校用・高等学校用にそれぞれ「体様のめやす」を作成している。
  • 4 「体様のめやす」においては、判型、ページ数、用紙、文字の大きさ、配色などについて定めている。

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