検定意見書について検定意見書

平成15年度検定(小学校・国語)

[受理番号 15-9] [学校 小学校] [教科 国語] [種目 国語] [学年 1、2]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 2巻
表見返
  「ことばの森」には、「発展的な学習内容」として、一年生の指導事項にない活動などが設定されています。
3巻表見返、4巻表見返も。
学習指導要領に示していない内容であることの説明が不足している。 2-(12)
2 94~95   どうぶつ村のおんがくかい 学習指導要領の「内容」の「C読むこと」に示す内容を学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
3 96~97   なかよしのうた 学習指導要領の「内容」の「C読むこと」に示す内容を学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
4 98~100   あいうえお・ん 学習指導要領の「内容」の「C読むこと」に示す内容を学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
5 3巻
86~100
  黄色いバケツ 学習指導要領の「内容」の「C読むこと」に示す内容を学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
6 4巻
98~99
  ことばのしらべ 学習指導要領の「内容」の「A話すこと・聞くこと」「C読むこと」に示す内容を学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
7 100   ことばとことばでタタタタタ 学習指導要領の「内容」の「B書くこと」に示す内容を学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。

平成15年度検定(小学校・社会)

[受理番号 15-83] [学校 小学校] [教科 社会] [種目 社会] [学年 3、4]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 上巻
64
リサイクル もう一度りようできるものを、すてないであつめてつかうこと リサイクルの説明と図示された例とが、一致しておらず、リサイクルについて、誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
2 122~123   わたしたちのまちのもの作り〔横浜スカーフ〕 学習指導要領の内容(2)の「(生産・・・の)仕事に携わっている人々の工夫」に示す内容を、学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
3 124   わたしたちのまちって、どんなまち〔柏尾川のサクラものがたり〕 学習指導要領の内容(5)「(地域の)人々の生活の変化や人々の願い」に示す内容を、学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
4 下巻
14
地図 まちのごみステーション 通常の約束に従って縮尺が記されていない。 3-(4)
5 14 地図 まちのごみステーション
p.89の4地図、p.96の地図
凡例不備で理解し難い地図である。 3-(2)
6 91 わたしたちの県の位置 ・・・相模湾に面している。 東京湾にも面していることを記述した、p.122の記述と相互に矛盾している。 3-(1)
7 94 図 世界の海でマグロがとれる所 2つの図に示されるマグロのとれる場所がそれぞれ一致しておらず、相互に矛盾する図である。 3-(1)
8 128~129   さいがいから身を守ろう 学習指導要領の内容(4)「地域社会における災害や事故から人々の安全を守る工夫」に示す内容を、学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
9 130~131   地いきにつくした昔の人を見つけよう(全体) 学習指導要領の内容(5)ウ「地域の発展に尽くした先人の具体的事例」に示す内容を、学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
10 132   心をこめたもの作り(全体) 学習指導要領の内容の取扱い(5)アに示す内容を、学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。

平成15年度検定(小学校・算数)

[受理番号 15-4] [学校 小学校] [教科 算数] [種目 算数] [学年 1]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 27 写真 右上さいころの写真 さいころの目の位置が絵のさいころの目の位置と相互に矛盾している。 3-(1)
2 58 10~12 問題7 「1位数と1位数との加法及びその逆の減法の計算」を超える内容であるが,学習指導要領に示す内容と明確に区別されていない。 2-(12)
3 59 1 はってん じゆうにちょうせん もっとさんすう
他に,61頁,70頁
学習指導要領に示していない内容であることが明示されていない。 2-(12)
4 63 写真 右上ボールを転がそうとしている写真 学習指導要領に示していない内容である「図形の機能的な側面」が学習指導要領に示す内容と明確に区別されていない。 2-(12)
5 65   かたちに いろを ぬろう
「おなじ かたちに おなじ いろを ぬろうね。」
学習指導要領に示していない内容である「平面図形の弁別」が学習指導要領に示す内容と明確に区別されていない。 2-(12)
6 70 12 問題2 1とおなじようにして,~と10をつくりましょう。 10を作る場合に□に入る数の範囲が明確に示されておらず,学習する上に解答できないという支障を生ずるおそれがある。 2-(1)

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平成15年度検定(小学校・理科)

[受理番号 15-74] [学校 小学校] [教科 理科] [種目 理科] [学年 3]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 表見返   「タンポポ」及び「オオイヌノフグリ」の写真 学習指導要領に示す内容と区別されておらず、また、学習指導要領に示していない内容であることも明示されていない。 2-(12)
2 2 下左 やってみよう(はってん)のマークは、はってんの学習です。みなさん全員がかならず学習しなければならないものではありません。 学習指導要領に示していない内容であることが明示されていない。 2-(12)
3 9 11~20 (3)方いじしんを使って、方角を調べる。・調べたい方角を向く。……「南(S)」を向いたとき、左がわが・・・北になる。 調べたい方角を向くことと南を向くことが、相互に矛盾している。 3-(1)
4 10 「かげと太ようのうごきしらべ 4月22日 午前9時のかげと太陽」、「かげと太ようのうごきしらべ 4月22日 正午のかげと太陽」、及びP11「かげと太ようのうごきしらべ 4月22日 午後3時のかげと太陽」 太陽(太よう)の表記が不統一である。 3-(3)
5 16 3 記ろし、 誤りである。 3-(1)
6 17 囲み やってみよう(はってん) 学習指導要領の「内容」のC(1)イの「地面は太陽によって暖められ、日なたと日陰では地面の暖かさや湿り気に違いがあること。」に示す内容である「日なたと日陰では地面の暖かさや湿り気に違いがあること」を学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)
7 24 中央 「高さ 3センチメートル」(以下p25中左「高さ」 p37下「草たけ」) 植物の高さを測定する方法について、説明不足で理解し難い表現である。 3-(2)
8 25 中左 「はっぱ」 表記の基準(学術用語集植物学編)によっていない。 3-(3)

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平成16年度検定(中学校・国語)

[受理番号 16-74] [学校 中学校] [教科 国語] [種目 国語] [学年 1]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 (12) 下4~10 「学びの窓」について
・・・[発展]は学習活動を・・・
(59、83、107、113、163、177、183、205頁も同様)
付録39頁の[発展]との違いについて理解し難い。 3-(2)
2 44 1 4 仲間の発表をしっかり受け止めよう・・・コメントを返す 41頁から自分の「スピーチ」に向けて準備作業を進めながら「スピーチ」をすることなく、突然仲間のスピーチにつき感想を述べさせるのは、理解し難い構成である。 3-(2)
3 47 下8~9 「文」は一つのものの絵、「字」は二つのものの組み合わせからできた絵だ、・・・ 46頁で「象形文字」「指事文字」を「・・・文字」、47頁で「会意文字」「形声文字」を「・・・文字」と規定しながら、ここで「文」「字」を「絵」と説明するのは相互に矛盾している。 3-(1)
4 48 上11 【発展】常用漢字表にはふくまれていませんが、次のような国字もあります。昔の文化が表れていておもしろいですね。
  • 身を美しくかざる=躾
  • 風が止まって静かな海=凪
  • 口から出る新しいこと=噺
学習指導要領に示す内容と明確に区別されておらず、また、学習指導要領に示していない内容であることも明示されていない。 2-(12)
5 48 上11~13 ・・・次のような国字もあります。昔の文化が表れていておもしろいですね。の「昔の文化」 理解し難い表現である。 3-(2)
6 48 下2~3 問題1 絵が象形文字になるように結び付けましょう。 「象形文字」とは、次の「甲骨文字」「篆書」「楷書」のどれを指すのか理解し難い表現である。 3-(2)
7 48 下7~8 問題2 絵に印を付けてできた指事文字を□に入れましょう。 ここに挙げられた3文字を「指事文字」と断定するのは不正確である。 3-(1)
8 49 上6~10 問題4 ○で囲んだ「人」は、何をしているでしょうか。線で結びましょう。及び3題 「○」で囲んだ部分が「人」を表すことについて説明が不十分であり、学習する上に漢字の成り立ちを理解出来ず、問題を解くことが出来ないという支障を生ずるおそれがある。 2-(1)
9 73 8~9 著書に・・・『家族の源流』(仮題)などがある。の「(仮題)」 理解し難い表現である。 3-(2)

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平成16年度検定(中学校・社会)

[受理番号 16-35] [学校 中学校] [教科 社会] [種目 社会(歴史的分野)] [学年 1、2]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 表見返   埴輪は、死者をとむらうために、豪族の墓である古墳にいっしょに納められた。 埴輪の設置状態について、古墳の内部に収納されたかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
2 13 右下囲み 日本国有鉄道 不正確である。 3-(1)
3 14
囲み
6~7 タイムリミットの1時間15分前。2機の飛行機が空港におり立った。・・成田空港へと向かった。 不正確である。 3-(1)
4 16 側注(2) アフリカに出現した現生人類は黒い皮膚の人々だった。 断定に過ぎ、誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
5 16 上地図 氷河のあった地域 「氷河のあった地域」の表記が不正確である。 3-(1)
6 19 18~20 自然と調和して生活した約1万年間の縄文時代は、日本人のおだやかな性格を育み、多様で柔軟な日本文化の基礎をつくった。 日本人の性格の形成について、断定的で理解し難い表現である。 3-(2)
7 22 2~5 アフリカやアジアの大河の周辺では、大気が乾燥して砂漠が広がり、食糧不足にみまわれた。そこで、これらの地域では、野生の植物を栽培したり、・・・農耕・牧畜が始まった。 農耕・牧畜の起源について誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
8 22 14~19 多数の人々を動かす灌漑工事には、・・・共同の事務を管理する書記を雇った。・・・灌漑工事や、戦い、祭りなどを指揮する指導者は、広い地域を統合するにつれて、世襲の王となっていった。 古代における支配の形成について誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
9 30 右17~18 今日では、神武天皇の実在を疑う説もあり、この点についてはいまだ結論が出ていない。 神武天皇の存在が、おおよそ史実であると誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
10 30 右27 建国記念日 誤りである。 3-(1)

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平成16年度検定(中学校・数学)

[受理番号 16-61] [学校 中学校] [教科 数学] [種目 数学] [学年 1]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 9 3 小笠原海溝 不正確である。 3-(1)
2 9 7 高さが333メートルの東京タワーの最上部 東京タワーの高さとして通常用いられている数値である333メートルはどこを基準として測ったものであるのか不明確で、学習する上に解答できないという支障を生ずるおそれがある。 2-(1)
3 19 9 絶対値の大きい数から小さい数をひいた差
他に、45頁 対応するまとめ
数そのものの差であるかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
4 23 1 □=(-5)-(+2)を加法の式に直しなさい
他に、15行
移項することを求めているかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
5 28 19 3つの数の和をどれも同じにする魔方陣 下の図では4つの場合も取り上げており、相互に矛盾している。 3-(1)
6 38 例5付図にある赤い下線 矢印の指示対象に負号の部分を含めないかのように誤解するおそれがある。 3-(2)
7 43 問2図中の+-0 未習の記号を説明なく使用しており、学習する上に理解できないという支障を生ずるおそれがある。 2-(1)
8 47 21~22 全員が5回の平均点を基準より3点高い点数にするには、次のテストでそれぞれ何点とればよいですか 基準とした点数が示されていないため、学習する上に解答できないという支障を生ずるおそれがある。 2-(1)
9 56 13~20 チャレンジコーナー 「偶数と奇数」
他に、裏口絵1「偶数と奇数、倍数と約数」
0と1との取り扱いが不明確で、不正確である。 3-(1)
10 70 23 その例 何の例のことをいうのか理解し難い表現である。 3-(2)

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平成16年度検定(中学校・理科(第一分野))

[受理番号 16-36] [学校 中学校] [教科 理科] [種目 理科(第一分野)] [学年 1~3]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 上巻
表見返裏
《もっと知りたい》
学習内容をさらに発展させた内容です。興味をもったらチャレンジしてみましょう。及び下巻表見返裏の同様の記述
学習指導要領に示していない内容であることが明示されていない。 2-(12)
2 4 下左 図1中の太陽と女生徒の目を結ぶ直線の向きを表す矢印 誤りである。 3-(1)
3 12 上左 図11の2つの凸レンズ 背景色が濃すぎて凸レンズが見え難く、理解し難い図である。 3-(2)
4 16 11~12 「図16のように,Aの音さをたたいて音をならすと、Bの音さもなりはじめる。」及びP16図16 どのような組み合わせの二つの音叉でも共鳴が起こるかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
5 20 図23の説明文中「縦軸は振幅の大きさを表している。」 振幅の定義を考慮すると不正確である。 3-(1)
6 28 13~15 離れていてもはたらく力を見つけます。重力は離れていてもはたらく力ですが、それ以外に、磁力の力や後で学ぶ電気の力があります。 重力、磁力、電気力の性質として空間を隔てて働く力であることを記述しており、学習指導要領に示す「内容」の(1)イ(ア)に照らして、扱いが不適切である。 2-(1)
7 36 中右 図5中の左右の折れ線 円の接線になっておらず不正確である。 3-(1)
8 42~48   1章いろいろな物質とその性質 学習指導要領に示す「内容」の(2)ア(ア)「身の回りの物質の性質を様々な方法で調べ、物質には密度や電気の通りやすさ、加熱したときの変化など固有の性質と共通の性質があることを見いだすとともに、実験器具の操作、記録の仕方などの技能を身に付けること。」に照らして記録の仕方がなく扱いが不適切である。 2-(1)
9 46 18~20 ろうを燃やすと二酸化炭素ができるので・・・水素もふくまれていることがわかります。及び集気ビンの写真 学習指導要領の「内容の取扱い」の(3)アの「有機物と無機物との違いや金属と非金属との違いにも触れること。」に示す内容である「有機物と無機物の違い」を学習指導要領に示していない内容として扱っており、不適切である。 2-(1)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。

平成16年度検定(中学校・理科(第二分野))

[受理番号 16-4] [学校 中学校] [教科 理科] [種目 理科(第二分野)] [学年 1~3]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 上巻
11
4~5 「四季を通じて何百年も生き続けている」 日本語が不正確である。 3-(1)
2 11 6~7 「生活に必要な養分や水などにどのように対応しているのだろうか」 日本語が不正確である。 3-(1)
3 12~21   「身近な生物の観察」全体及びp6~9「野草 見つけよう,調べよう」、p11全体 植物の種類について網羅的になっている。 2-(5)
4 16 中段 オオイヌノフグリの写真とナズナのスケッチ スケッチと写真の植物が同じ種類であると誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
5 16 図1 ドクダミの説明「しめっている。」及び「かわいている。」 相互に矛盾している。 3-(1)
6 17 13~14 「まとめ」とその内容及び欄外の「←考察(結果から何が明らかになったか)」 「まとめ」に書かれている内容は結果であり欄外の解説と相互に矛盾している。 3-(1)
7 20 上左 「しぼり」及びその引出線 「しぼり」について理解し難い表現である。 3-(2)
8 22 6~7 「花粉が柱頭につくと種子ができることを小学校で学んだ。」 「柱頭」は未学習であり不正確である。 3-(1)
9 23 6左 「各部分がそろっている花を選ぶ。」 各部分がそろっていることをどのようにして知るのか理解し難い表現である。 3-(2)
10 23 中右と下段 「2セロハンテープにはる。」と「3標本をつくる。」 「2」と「3」の関係について理解し難い表現である。 3-(2)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。

平成16年度検定(中学校・外国語)

[受理番号 16-37] [学校 中学校] [教科 外国語] [種目 英語] [学年 1~3]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 上巻1~下巻83   全巻で用いられている英語の新語数 全巻で用いられている新語の数は、学習指導要領に示す「内容」の(3)ウ(ア)の「900語程度までの語」に照らして不適切である。 2-(1)
2 19 脚注 主に英語圏で名前を言うときは、 理解し難い表現である。 3-(2)
3 48 太陽の動きを示す図 in the morning in the afternoon in the evening 及び p.117 太陽の動きを示す図 in the morning in the afternoon in the evening 不正確である。 3-(1)
4 48 世界地図
及び p.117の世界地図
インド北部の国境線が不正確である。 3-(1)
5 50 6 the soccer club 学校の運動部の意味でclubを用いるのは英語の現代慣用によっていない。 固有
2-(1)
6 92 カード 形式が不正確である。 3-(1)
7 104 8 He likes chocolate. チョコレートが犬にとって適切な食品であるかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
8 中巻
表見返
地図 世界地図 彩色および国境線が不正確である。 3-(1)
9 18   手紙 手紙の形式が不正確である。 3-(1)
10 40
右段
2~3 I'll have a spaghetti and salad. 冠詞の用法の誤りである。 3-(1)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。

平成17年度検定(高等学校・国語)

[受理番号 17-67] [学校 高等学校] [教科 国語] [種目 国語総合] [学年]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 86 脚注 2 実務家 経済的な事業を営む人。 注の説明が不正確である。 3-(1)
2 92 上1~3 報告文とは、自分の体験や見聞した事実、研究調査結果などを特定の個人、仲間などに伝える文章をいう。 報告文の説明として不正確である。 3-(1)
3 94 上5 取捨選択 誤りである。 3-(1)
4 154 上6~7 効果的な方法に着目した発表をプレゼンテーションという。 理解し難い表現である。 3-(2)
5 184 上7 現代語を口語、古語を文語ともいう。 説明が不正確である。 3-(1)
6 185 ※ 現代語では「いたずら」 誤解するおそれのある表現と表である。 3-(2)
7 200 脚注 2 そこはかとなく 一貫性や必然性のないさまを、謙遜して言っている。 「そこはかとなく」そのものに謙遜の意味があるかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
8 201 上4~5 序段の内容をふまえて、随筆とはどのような特徴を持つものなのかまとめてみよう。 序段は随筆を定義した文章ではないので、相互に矛盾している。 3-(1)
9 208 上10~11 助動詞の上に付く語には一定の規則がある。これを「助動詞の接続」という。 理解し難い表現である。 3-(2)
10 218 上8~13 業平や小町は中世の説話・謡曲や近世の浮世草子などの文学作品にも登場してくるが………身近な地域で業平や小町にかかわる事柄があるかどうか、まとめて発表しよう。 解答の手がかりとなる記述が不足しており、学習する上に支障を生ずるおそれがある。 2-(1)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。

平成17年度検定(高等学校・地理歴史)

[受理番号 17-198] [学校 高等学校] [教科 地理歴史] [種目 日本史A] [学年]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 46 年表 表中の仏教伝来の年代 198頁の年表では6世紀としており、相互に矛盾している。 3-(1)
2 46 年表 年表中の大化の改新の年代 大化の改新の年代として誤りである。 3-(1)
3 46   地図中の伽耶 5世紀中頃の伽耶について誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
4 50 15~16 ルソン・アンナン・カンボジア・シャムと国交を開き 東南アジア諸国に対する家康の外交方針について誤解するそれのある表現である。 3-(2)
5 54 地図 地図中のオホーツク 位置が不正確である。 3-(1)
6 76 4 私儀憲法 歴史的語句として不正確である。 3-(1)
7 87 20 農民の宗教結社である義和団 義和団の性格として不正確である。 3-(1)
8 88左 6~7 皇位の継承は男系の長男に限られることとなった 皇室典範に定める皇位継承について誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
9 129 4~5 日本軍は,南京市内外で捕虜・投降兵をはじめ婦女子を含む中国人推計約20万人を殺害し 南京事件の犠牲者数について、諸説を十分に配慮していない。 2-(4)
10 136   アジア太平洋戦争(タイトル及び見出し) 「アジア太平洋戦争」という名称のみが一般的であるかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)

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平成17年度検定(高等学校・数学)

[受理番号 17-77] [学校 高等学校] [教科 数学] [種目 数学1] [学年]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 21 7 展開の公式1,2を逆にみることにより,次の公式が成り立つ 逆にみることが,次の公式が成り立つことの根拠であるかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
2 22 2~3 展開の公式3を逆にみることにより,2次式の因数分解の公式が成り立つ はじめに因数分解の公式が与えられているかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
3 31 1~3 たとえば,√2や円周率πは
√2=1.41421356……,
π=3.14159265……
であり,循環しない無限小数である
例示の小数表現が,循環しないことの根拠であるかのように誤解するおそれのある表現である。 3-(2)
4 49 11~12 2次方程式ax^2+bx+c=0の実数解の個数を考えるとき,b^2-4acの値は重要な役割を果たすので,1つの文字Dで表すことが多い 判別式の学習に当たるb^2-4acをDで表すことが,学習指導要領に示す内容と明確に区別されておらず,また,学習指導要領に示していない内容であることも明示されていない。 2-(11)
5 49 16 D
他83頁15行
例題の解答において,説明なくDの記号を用いることは,学習する上に解答の書き方について誤解を与えるという支障を生ずるおそれがある。 2-(1)
6 51 12 土地の右端と下 理解し難い表現である。 3-(2)
7 51 17~21 コラム 2次方程式ax^2+bx+c=0における判別式 二次方程式の判別式が,学習指導要領に示す内容と明確に区別されておらず,また,学習指導要領に示していない内容であることも明示されていない。 2-(11)
8 56 17~19 これらの点(x,y)を座標平面上にとると,右の上の図のようになる グラフ上の点と対応表の値の組が1対1に対応しておらず理解し難い。 3-(2)
9 86 3~4 2次関数のグラフとx軸が接する場合について,2次関数の値の符号を調べてみよう
他88頁2~3行
学習内容がどのように対応しているのか理解し難い。 3-(2)
10 114 2 三角形の3つの頂点を通る円と正弦定理との間に成り立つ関係
他11~12行
円と正弦定理との間にどのような関係が成り立つのか理解し難い。 3-(2)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。

平成17年度検定(高等学校・理科)

[受理番号 17-5] [学校 高等学校] [教科 理科] [種目 生物1] [学年]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 表見返   「この教科書に出てくる生物」の「アオミドロ」及び「カイゴガ」の「さなぎ」 主たる記述と適切に関連付けて扱われていない。 2-(10)
2 口絵   「資料(1) 遺伝子の本体DNA」の「21世紀を迎えた今日,さまざまな生物で,DNAの塩基配列をすべて読み,ゲノムのもつ遺伝情報を解読する計画(ゲノム計画)が進行中である。ヒトゲノムは約30億もの構成要素の配列からなっているが,2001年,その全配列が解読された。」 ゲノム計画について,不正確である。 3-(1)
3 口絵   「資料(1) 遺伝子の本体DNA」の「塩基配列」 学習指導要領に示す内容と区別されておらず,また,学習指導要領に示していない内容であることも明示されていない。 2-(11)
4 口絵   「資料(1) 遺伝子の本体DNA」の「塩基配列」 理解し難い表現である。 3-(2)
5 3 囲み 発展 (これらは,高等学校の生物1の内容として定められた範囲を超える内容である) 学習指導要領に示していない内容であることの説明が不足している。 2-(11)
6 12 18 コルク(コルクガシの幹をくり抜いたもの) 不正確である。 3-(1)
7 19 囲み 「観察2 ヒトの口腔上皮細胞の観察」全体 実験・観察が学習内容と一体のものとして扱われていない。 固有
2-(2)
8 22 脚注1 オレンジ色をした細胞にある有色体 色について不正確である。 3-(1)
9 22 14~15 植物体では小さく,電子顕微鏡でないと見えない。 不正確である。 3-(1)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。

平成17年度検定(高等学校・外国語)

[受理番号 17-131] [学校 高等学校] [教科 外国語] [種目 英語1] [学年]

番号 指摘箇所 指摘事項 指摘事由 検定基準
1 12 9 John Lennon...
他:ll.11,13,15,17/p.13 ll.21,23,25/p.25 ll.12,15,17,20/p.36 ll.8,11,14/p.37 ll.20,22,25/p.49 ll.4,6,8,19,21,23/p.63 ll.16,18,20/p.74 ll.9,11,13/p.87 ll.3,5/p.98 ll.22,24/p.99 ll.3,12,14,16,18/p.126 ll.8,10,12
パンクチュエーションが不正確である。 3-(1)
2 14 9~10 (3)推測の意味を強調する「~(する)だろう」
I will be 16 next month.
語義の説明とその例文とが相互に矛盾している。 3-(1)
3 39 Too
1B
nengajyo ローマ字の表記として不正確である。 3-(1)
4 56 地図 地図中のアフリカに該当する部分 不正確である。 3-(1)
5 67 9~10 Kaka means "night" and po means "parrot." 誤りである。 3-(1)
6 71 4 now only 50 of them are alive. 記述が不正確である。 3-(1)
7 71 7~8 they caught all the kakapos and sent them to a small island near the mainland. 記述が不正確である。 3-(1)
8 71 脚注 extinctの発音表記 誤りである。 3-(1)
9 91 11~12 the holes in the ozone layer
他:p.92 l.3 the holes in our ozone layer
オゾンホールについて誤解するおそれのある表現である。 3-(2)

 検定基準の欄には、義務教育諸学校教科用図書検定基準又は高等学校教科用図書検定基準の第2章及び第3章に掲げる項目のうち、該当するものの番号を示す。

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