科学技術・学術審議会技術士分科会制度検討作業委員会における検討状況について

平成20年12月24日
技術士分科会制度検討作業委員会
主査　　　池田駿介

1　経緯

　平成12年度の技術士法改正に伴う試験制度の変更が平成15年度に完全実施され4年を経過したことから、平成19年2月の技術士分科会において、現行技術士制度の諸課題についての検討をするため「制度検討作業委員会」の設置を決定。

2　第4期科学技術・学術審議会における検討状況

（1）第8回制度検討作業委員会（平成19年11月13日開催）

　【会議の概要】

• 主査の選任及び主査代理の指名。
• 制度検討作業委員会の公開について審議し、技術士分科会運営要領の規定により、会議及び会議資料のすべてを非公開とすることを決定。
• 社団法人日本技術士会において検討した「技術部門のあり方についての検討結果」及び、社団法人日本技術士会が文部科学省からの委託調査として実施した「技術者に関する資格制度についての調査・分析」並びに、平成19年度第二次試験（筆記試験）の結果について報告を受け、それを踏まえ、技術士制度の諸課題について検討。

（2）第9回制度検討作業委員会（平成20年6月6日開催）

　【会議の概要】

• 平成12年技術士法改正及び平成19年度技術士第二次試験の試験方法改正の効果等について検証し、それを踏まえ、技術士制度の諸課題について検討。

（3）第10回制度検討作業委員会（平成20年11月12日開催）

【会議の概要】

• これまでの技術士分科会及び技術士分科会試験部会並びに当委員会でのこれまでの議論を踏まえ、技術士制度の諸課題について整理した上で検討。
• 検討内容は別紙のとおり。